ITプランニング・セールス検定(ITPS)

ITプランニング・セールス検定(ITPS)とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

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ITプランニング・セールス検定とは?仕事内容は?

ITプランニング・セールスは、IT系企業の営業担当者として活躍するための能力を測る資格です。

顧客にITの活用による経営課題解決策を提案、顧客の成長を促す営業人材を育成します。

上位資格に、「 ITPSマスター(M)マーケティング・マネジメント」「ITPSマスター(S)スーパーセールス」があります。

IT業界の「営業」唯一の資格となっています。

ITプランニング・セールス検定試験の受験資格は?

ITプランニング・セールス検定試験に受験資格はありません。

ITPSマスターは、ITプランニング・セールス検定に合格している必要があります。

ITプランニング・セールス検定試験の概要

科目・出題範囲

ITプランニング・セールス検定試験は、知識試験とスキル試験があります。

知識試験の出題範囲は、

1 ITPSの全体概要に関する知識
2 市場把握力についての知識
3 情報収集力についての知識
4 ヒアリング力についての知識
5 課題解決力についての知識
6 提案・企画力についての知識
7 プレゼンテーション力についての知識
8 契約・フォロー活動についての知識

となっています。

スキル試験の出題範囲は、

1 ケースを通して、各プロセスにおけるITPSとしての機能を果たせるスキル
2 ITPS各ステップのアウトプット資料を作成できるスキル

となっています。

ITPSマスターの出題範囲は、

ITPSマスター(M)マーケティング・マネジメント

① ITPSに関する全般的な知識とスキル
②「マーケティング戦略の知識・スキル」および、「案件管理とリレーションシップスキル、マネジメント・スキル」

ITPSマスター(S)スーパーセールス

① ITPSに関する全般的な知識とスキル
②「顧客理解の知識・スキル」および、「高度なITソリューション・スキル」

となっています。

出題形式

ITプランニング・セールス検定試験の出題形式は、知識試験が短答式、スキル試験が論述式となっています。

ITPSマスターの出題形式は、選択問題20問と論述問題2問(出題3問から2問を選択)です。

試験時間

ITプランニング・セールス検定試験の試験時間は、210分(知識試験120分+スキル試験90分)です。

ITPSマスターのの試験時間は、90分です。

合格基準(合格ライン)

ITプランニング・セールス検定試験の合格基準は、知識試験・スキル試験ともに60%以上(知識試験は、8ジャンルで各40%以上)です。

ITPSマスターの合格基準は、60%以上の得点です。

受験料

ITプランニング・セールス検定試験の受験料は、26,400円(税込)です。

試験会場

ITプランニング・セールス検定試験は、オンライン、指定会場でおこなわれます。

ITプランニング・セールス検定試験の免除制度

ITPS養成講座(4日間コース)を全単元受講すると知識試験が免除になります。

ITプランニング・セールス検定試験の日程

試験日

ITプランニング・セールス検定試験は、例年3月、6月、7月、9月、10月、11月、2月におこなわれます。

ITプランニング・セールス検定試験の合格率・受験者数

ITプランニング・セールス検定試験の合格率・受験者数は公開されていません。

ITプランニング・セールス検定試験の難易度は?どれくらいのレベル?

ITプランニング・セールスの難易度は高くありません。

IT系企業を目指す学生も主な受験の対象者となっており、実務経験がなくても対策をすることで合格を目指すことができます。

ITプランニング・セールス検定試験の勉強法・対策方法は?

ITプランニング・セールス検定試験の勉強法・対策法は、

  1. 試験の形式と内容を理解する: 試験の公式ウェブサイトや参考書を使って、試験の形式や出題範囲、出題傾向を理解しましょう。この情報は、あなたの勉強をどのように計画すべきかを決定するための基礎となります。
  2. 適切な教材を選ぶ: 公式教材、参考書、オンラインリソースなど、あなたの学習スタイルや試験の要求に最適な教材を選びましょう。可能であれば、問題集や過去問を用いて実際の試験環境を模擬するのも有効です。
  3. 学習計画を立てる: 学習時間を適切に管理することは、効率的な学習のために重要です。毎日の学習時間や学習するトピックを計画し、それを一貫して守りましょう。また、定期的に自分自身を評価し、必要に応じて計画を調整することも重要です。
  4. 理解と記憶を深める: 単に情報を記憶するだけでなく、それがなぜ重要で、それがどのように他の情報と関連しているかを理解することが重要です。これは、情報をより深く、長期的に記憶するのに役立ちます。
  5. 実践的な経験を積む: 理論的な知識だけでなく、それを実践的な状況に適用する能力も試験で求められることが多いです。可能であれば、実際のITプランニングやセールスの状況での経験を積むのも有効です。
  6. 健康とリラクゼーションを保つ: 良い睡眠、適切な食事、運動、リラクゼーションは学習能力に大いに影響します。長時間の学習はストレスを増加させ、それがパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、適切な休息を取り、ストレスを管理することも重要です。
  7. 試験直前のレビュー: 試験の数日前には、全体の内容を再度確認しましょう。この時点で新しいトピックを学習するのではなく、既に学習した内容を復習し、理解を深め、記憶を確固たるものにすることが目標です。

などがあります。

これらの方法を取り入れながら、効果的かつ継続的に学習を進めることで、ITプランニング・セールス検定試験に備えることができます。

なお、ITプランニング・セールス検定試験には、公益社団法人全日本能率連盟が認証するITPS資格取得支援講座講座があります。

この講座の最終日にITPS検定試験が実施されますので、学習から期間をあけず検定試験を受験することができます。

スムーズに資格を取得したい場合は講座を利用するのもよいでしょう。

自分のライフスタイルや仕事の状況に合わせて、最適な学習方法を選びましょう。

ITプランニング・セールス検定試験団体

日本経営管理協会 ITPS検定試験実施団体

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