地図地理検定とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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地図地理検定とは?仕事内容は?
地図地理検定は、地図や地理の知識を豊かにし、地図を楽しく読み・使う力を養うことができる検定です。
地図地理検定は「基礎」と「専門」の2グレードあります。
地図地理検定の受験資格は?なるにはどうすればいい?
地図地理検定に受験資格はありません。
地図地理検定の概要
科目・出題範囲
地図地理検定の科目・出題範囲は以下となります。
なお、必ずしもすべての分野が毎回出題されるわけではありません。
地図 | 地形図、地理院地図、主題図、空中写真等 |
自然環境 | 地形、気候、水文、植生、防災、地球的課題等 |
社会文化環境 | 資源、産業、交通・通信、観光、人口、都市・村落、生活文化、民族・宗教、生活圏の諸課題等 |
世界や日本の地理 | – |
その他 | 地理情報システム、地域調査等 |
地図地理検定「基礎」は、社会科および地理歴史科の教科書の内容、テレビ、新聞等でよく目にする出来事、小中高等学校学習指導要領、過去の大学入学共通テスト、地図地理検定過去問集新選100などを参考に出題されます。
地図地理検定「専門」は、社会科および地理歴史科の教科書や各種白書に記載された内容、テレビ、新聞等で扱われた出来事について、地理的に考察する問題、高等学校学習指導要領、過去の大学入学共通テスト、国公立大学個別学力検査(2次試験)などを参考に出題されます。
出題形式
地図地理検定の出題形式は、基礎が択一式、専門が択一式・記述式です。
試験時間
地図地理検定の試験時間は、基礎が50分、専門が60分です。
合格基準(合格ライン)
地図地理検定の合格基準は、基礎が100点満点中60点以上、専門は得点により1級から3級が付与されます。その回の平均点により変わりますが、100点満点概ね80点以上が1級、65~79点が2級、50~64点が3級です。
受験料
地図地理検定の受験料は以下となります。
基礎 | 専門 | 基礎・専門の併願 | |
基本受検料 | 3,000円 | 4,000円 | 5,000円 |
リピーター割引 学生割引 シニア割引 地図倶楽部会員割引 |
2,000円 | 3,000円 | 4,000円 |
試験会場
地図地理検定の試験会場は、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の7会場です。
地図地理検定の免除制度
地図地理検定に免除制度はありません。
地図地理検定の日程
地図地理検定は6月と11月の年2回実施されます。
申込み期間
地図地理検定の申込み期間は、例年6月上旬まで、11月上旬までです。
試験日
地図地理検定の試験日は、例年6月中旬と11月中旬です。
合格発表日
地図地理検定の合格発表日は、例年8月上旬、1月上旬です。
地図地理検定の合格率・受験者数
年 | 月 | 基礎 | 専門 | ||
合格率 | 受験者数 | 合格率※ | 受験者数 | ||
2022年 | 11月 | 68.4% | 231人 | 47.7% | 109人 |
6月 | 72.0% | 239人 | 64.6% | 130人 | |
2021年 | 11月 | 72.1% | 341人 | 64.8% | 131人 |
6月 | 67.6% | 222人 | 74.9% | 123人 | |
2020年 | 11月 | 75.2% | 320人 | 66.4% | 98人 |
6月 | – | ||||
2019年 | 11月 | 49.4% | 259人 | 84.1% | 113人 |
6月 | 76.6% | 239人 | 79.2% | 111人 | |
2018年 | 11月 | 59.9% | 310人 | 70.8% | 102人 |
6月 | 88.0% | 208人 | 66.6% | 102人 |
地図地理検定の難易度は?どれくらいのレベル?
地図地理検定基礎の合格率は65%以上の回が多く、比較的難易度は低いです。
地図地理検定専門は、3級以上の認定をされる人数は60%以上になることが多いですが、年度によっては1級認定される人が2名前後となるなど、高得点を取得するのはかなり難しくなっています。
地図地理検定の勉強法・対策方法は?
地図地理検定の勉強法・対策方法は、
- 過去問題の活用: 過去問題集や一公開されている過去問と解答・解説を活用することが推奨されます。これにより、試験の形式や出題傾向を理解し、自身の弱点を把握することができます。
- 教科書や参考書の活用: 地図地理検定の試験範囲は小中高等学校の学習指導要領や過去のセンター試験地理A等を参考に出題されます。そのため、これらの教科書や参考書を活用することで、必要な知識を網羅的に学ぶことができます。
- オンライン学習ツールの活用: オンライン学習ツールを使うと、動画で地理を学ぶことができます。視覚的に学ぶことで理解が深まり、学習の効率を上げることができます。
- 地図の実際の利用: 地図地理検定は地図に関する知識や自然環境、世界の地理などが問われます。そのため、実際に地図を使って地理的な情報を読み取る練習をすることも有効です。
などがあります。
これらの方法を取り入れながら、効果的かつ継続的に学習を進めることで、試験に備えることができます。
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