C言語プログラミング能力認定試験とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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C言語プログラミング能力認定試験とは?
C言語プログラミング能力認定試験は、プログラミング言語の基礎知識を測定する試験です。
この試験は、プログラミングの学習を始めたばかりの初学者から、既にプログラマーやシステムエンジニアとして活躍している高度なIT技術者まで、幅広い層の受験者を対象としています。
C言語プログラミング能力認定試験は1級、2級、3級の3グレード実施されています。
C言語プログラミング能力認定試験の受験資格は?
C言語プログラミング能力認定試験に受験資格はありません。
C言語プログラミング能力認定試験の概要
科目・出題範囲
C言語プログラミング能力認定試験の科目・出題範囲は、以下となります。
1級 | 事前に公開しているテーマプログラム(1,700行程度)に対する仕様変更、仕様追加に対応したプログラム作成(コーディング・入力・コンパイル・デバッグを含む)、および変更仕様書の作成 |
2級・3級 | C言語プログラミングに必要なプログラミング知識・技能を出題範囲に従って出題 (プログラムの空欄を補完する問題を含む) |
出題形式
C言語プログラミング能力認定試験の出題形式は、1級が実技、2級・3級が多肢選択式です。
試験時間
C言語プログラミング能力認定試験の試験時間は、1級が150分、2級が90分、3級が60分です。
合格基準(合格ライン)
C言語プログラミング能力認定試験の合格基準は、得点率60%以上です。
受験料
C言語プログラミング能力認定試験の受験料は、1級が7,800円、2級が6,400円、3級が5,200円です。
試験会場
C言語プログラミング能力認定試験1級の試験会場は、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5会場です。なお、回によって開催地が異なることがあります。
C言語プログラミング能力認定試験2級・3級はオンラインでの実施です。
C言語プログラミング能力認定試験の免除制度
C言語プログラミング能力認定試験に免除制度は、ありません。
C言語プログラミング能力認定試験の日程
C言語プログラミング能力認定試験は6月、9月、1月の年3回実施されており、9月は3級のみの実施です。
申込み期間
C言語プログラミング能力認定試験1級の申込み期間は、例年1月下旬~5月下旬、9月中旬~1月上旬です。
C言語プログラミング能力認定試験2級の申込み期間は、例年1月下旬~6月中旬、9月中旬~1月下旬です。
C言語プログラミング能力認定試験3級の申込み期間は、例年1月下旬~6月中旬、6月中旬~9月上旬、9月中旬~1月下旬です。
試験日
C言語プログラミング能力認定試験1級の試験日は、例年6月中旬、1月下旬です。
C言語プログラミング能力認定試験2級の試験日は、例年6月中旬、1月下旬です。
C言語プログラミング能力認定試験3級の試験日は、例年6月中旬、9月上旬、1月下旬です。
合格発表日
C言語プログラミング能力認定試験の合格発表日は、試験後1ヶ月を目処にメールで送付されます。
C言語プログラミング能力認定試験の合格率・受験者数
C言語プログラミング能力認定試験の詳細な合格率・受験者数は公開されていませんが、実施団体によると2022年度平均合格率65.75%、2023年3月31日時点の累計受験者数は196,894名となっています。
C言語プログラミング能力認定試験の難易度は?
C言語プログラミング能力認定試験の平均合格率は65%程度となっており、全体的な難易度は低めです。
しかし、1級は実技試験ですので、2級、3級に比べ難易度は高いです。
C言語プログラミング能力認定試験の勉強法・対策方法は?
C言語プログラミング能力認定試験の勉強を始める際には、基本的な文法や構文をしっかりと理解することが重要です。C言語は、プログラミングの基礎を学ぶのに適した言語であり、変数の宣言やデータ型、制御構造(if文やforループなど)の理解が必要です。これらの基本的な要素を押さえることで、より複雑なプログラムの作成に進むことができます。
次に、実際のプログラミングを行うことで、理論的な知識を実践に移すことが大切です。例えば、簡単な計算プログラムや文字列を操作するプログラムを作成してみると良いでしょう。こうした実践を通じて、エラーの解決方法やデバッグの技術も自然と身につきます。
また、C言語の応用的な内容にも触れることが推奨されます。ポインタや構造体、ファイル操作など、C言語特有の機能を理解し、それらを使ったプログラムを作成することで、より深い知識とスキルを身につけることができます。例えば、ファイルからデータを読み込み、処理を行うプログラムを作成することで、ファイル操作の技術を習得できます。
最後に、過去の試験問題を解いてみることも有効な勉強法です。実際の試験でどのような問題が出されるのかを知ることで、試験に対する準備がより具体的になります。また、問題を解く過程で、自分の理解度を確認することができ、弱点を克服するための指針にもなります。
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