天文宇宙検定とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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天文宇宙検定とは?
天文宇宙検定は、天文学や宇宙科学に関する知識を問う検定です。
この検定は、天文や宇宙に関する知識を持つことの証明や、学びのモチベーション向上を目的としています。一般の人々が天文学や宇宙科学に関する基本的な知識を身につけ、より深く宇宙に興味を持つきっかけを提供することを目的としています。
検定は複数の級に分かれており、理工系大学で学ぶ程度の天文知識が必要な1級から、小学生が学ぶ程度の天文学知識からチャレンジできる4級まであります。
天文宇宙検定の受験資格は?
天文宇宙検定の2級から4級に受験資格はありません。
1級は2級合格者のみ受験することができます。
天文宇宙検定の概要
科目・出題範囲
天文宇宙検定の科目・出題範囲は、以下となります。
1級 | 理工系大学で学ぶ程度の天文知識を基本とし、天文関連時事問題や天文関連の教養力 |
2級 | 高校生が学ぶ程度の天文学知識を基本とし、天文学の歴史や時事問題 |
3級 | 中学生で学ぶ程度の天文学知識を基本とし、星座や暦などの教養 |
4級 | 小学生が学ぶ程度の天文学知識を基本とし、天体観測や宇宙についての基礎的知識 |
出題形式
天文宇宙検定の出題形式は、4者択一方式です。
試験時間
天文宇宙検定の試験時間は、50分です。
合格基準(合格ライン)
天文宇宙検定の合格基準は、1級・2級が100点満点中70点以上、3級・4級が100点満点中60点以上です。
なお、1級試験で60点~69点だった場合、準1級合格となります。
受験料
天文宇宙検定の受験料(税込)は、以下となります。
一般 | 団体割引 (2名以上) |
併願割引 | |||
1級 | 6,700円 | – | – | – | – |
2級 | 6,200円 | 5,760円 | 10,000円 | – | 14,000円 |
3級 | 5,000円 | 4,650円 | 8,460円 | ||
4級 | 4,400円 | 4,000円 | – |
試験会場
天文宇宙検定の試験会場は、札幌・仙台・小松・高崎・東京・名古屋・大阪・美星町(岡山)・広島・高知・福岡・名護の12会場です。
なお、美星町(岡山)は3級・4級のみの実施です。
天文宇宙検定の免除制度
天文宇宙検定に免除制度は、ありません。
天文宇宙検定の日程
天文宇宙検定は5月と11月の年2回実施されています。
申込み期間
天文宇宙検定の申込み期限は、例年4月中旬、10月中旬です。
試験日
天文宇宙検定の試験日は、例年5月下旬、11月中旬です。
合格発表日
天文宇宙検定の合格発表日は、例年7月上旬、12月下旬です。
天文宇宙検定の合格率・受験者数
合格率 | 1級 | 2級 | 3級 | 4級 | |
2023年5月 | 第15回 | 0% | 43.6% | 74.5% | 82.7% |
天文宇宙検定の難易度は?どれくらいのレベル?
天文宇宙検定の合格率は3級、4級は70%以上、2級は50%前後、1級は10%以下のことが多く、難易度としては、3級、4級は易しい、2級は少し難しい、1級はとても難しいといえます。
天文宇宙検定の勉強法・対策方法は?
天文宇宙検定の勉強法は、公式テキストを何度も読み返すことが大切です。テキストを読むだけでなく、章末の問題で間違えた箇所を特定し、それを繰り返し解く練習をすることで、理解を深めることができます。また、公式テキストや公式問題集を中心に勉強し、各章ごとに知識が頭に入ったと感じたら、問題集を解いて、答えられなかった内容を見直すという方法も効果的です。
さらに、テキストだけでなく、雑誌や他の参考書も活用することで、より幅広い知識を身につけることができます。特に、「ニュートン」や「天文ガイド」といった雑誌は、最新の情報や深い内容を学ぶのに役立ちます。
合格者からのアンケートでは、多くの受験者は繰り返し学習がポイントであると感じています。特に、物理や数学の基礎が不足している場合、関連する分野を中学レベルから再学習することが推奨されています。また、テキスト内容よりも、基礎知識の強化に多くの時間を費やすことが有効であるとの声もあります。
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