クラリスキャピタル

M&A仲介会社のクラリスキャピタルが気になっているけど、実際の評判はどうなんだろう?とお考えではありませんか。

クラリスキャピタルでは、中堅・中小企業を専門とするM&A仲介を提供しており、良心的なサービスが特徴です。

このコラムでは、クラリスキャピタルの評判や特徴や料金体系などを詳しく紹介しています。

クラリスキャピタルとは?会社概要は?

クラリスキャピタル 会社概要

クラリスキャピタルの会社概要は以下のとおりです。

会社名

株式会社クラリスキャピタル

代表

牧野 安与

所在地

【本社】

〒104-0043 東京都中央区湊二丁目15番14ー2502号

設立

2014年(平成26年)5月2日

資本金

7,800万円

所属団体

一般財団法人日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)

公式ページ

https://clarisc.co.jp/

会社概要 | 株式会社クラリスキャピタルより

クラリスキャピタルは2014年に設立された中堅・中小企業専門のM&A仲介業者です。

東京都を拠点に日本全国で業種を問わず対応しています。

また、クロスボーダーM&Aにも対応しているため、国際的な取引を検討されている人にも適している仲介業者です。

クラリスキャピタルの評判・口コミ・評価

クラリスキャピタル 評判

クラリスキャピタルに関する良い評判・悪い評判を紹介します。

良い評判・口コミ

クラリスキャピタルに関する良い評判・口コミは以下のとおりです。

非常にフランクに相談することができ、聞き難いことも気軽に相談することができました。私自身、M&Aに対する知識が全くない状態でしたので、細かくサポートして頂きとても助かりました。

事業継承LABO インタービュー

とてもフラットで、思っていることを素直に仰って頂ける方でした。多少営業的観点があるとは思いますが、一つの方向に誘導するのではなく、フラットなアドバイスをしてくれて、良くも悪くもガツガツしていない印象でした。

事業継承LABO インタービュー

依頼への対応・レスポンスも非常によく、安心してお任せすることができました。

事業継承LABO インタービュー

他社の仲介会社様は売り案件をひっきりなしに提案されていましたが、クラリスキャピタル様はそうではなく、私が興味を持った会社様に対して様々な情報を、またあらゆる観点から提供してくださり、短い期間で深く理解することができました。

的確なアドバイスをして頂き、更にスピード感も持ってご対応頂いたので、1ヶ月半~2ヶ月程度で成約することができたと考えています。

事業継承LABO インタービュー

クラリスキャピタルの口コミを見ると「相談しやすい」「さまざまな視点からサポートを行ってくれる」など、良い印象を抱えている人が多くいました。

とくに「相談しやすい雰囲気」は、利用者にとって魅力と言えそうです。

M&A取引は難しい手続きや検討事項が多いため、疑問や不安も多くなりがちですが、「相談しやすい雰囲気」があると初心者の人でも安心して取引を行えます。

また、M&Aの仲介業務を担う担当者の中には、どちらかの企業側に寄ってしまい、中立的な判断ができない人がいるのも事実です。

そんな中、クラリスキャピタルに関しては、「フラットな立場から的確なアドバイスをもらえた」という声もありました。

このように信頼のおけるアドバイザーに出会うことができれば、安心して取引を行うことができるでしょう。

悪い評判・口コミ

クラリスキャピタルに関する悪い評判・口コミを調査しましたが、現時点ではありませんでした。

良い評価・口コミを見てもわかるように、「安心して取引を行える」と感じてる人が多い仲介会社だと言えそうです。

クラリスキャピタルの特徴

クラリスキャピタル 特徴

クラリスキャピタルの特徴は以下のとおりです。

  • 女性スタッフの対応が丁寧
  • あらゆる業種に対応
  • 完全成功報酬制を採用
  • 対応が迅速
  • 海外M&Aに対応

クラリスキャピタルの特徴を詳しく紹介します。

女性スタッフの親身な対応

クラリスキャピタルでは、女性が代表を務めていることもあり、女性スタッフによる親身なサービスが自慢の会社です。

このような会社はM&A業界で珍しく、女性オーナーの方や女性ならではの感性を必要とする会社にはぴったりと言えます。

細やかで丁寧な対応を期待される方にも適しているでしょう。

あらゆる業種に対応可能

クラリスキャピタルはあらゆる業種に対応可能なM&A業者です。

特殊な業界であったり、対象に入るか不安という場合も一度相談してみることをおすすめします。

完全成功報酬の手数料で安心

クラリスキャピタルの報酬は「完全成功報酬」です。

そのため、着手金や中間手数料、毎月の固定費といった費用が一切発生しません。

とてもわかりやすい料金体系であり、M&Aが成立しなければ一切費用が発生しないため、安心して相談できる点はメリットと言えるでしょう。

対応が迅速と評判

クラリスキャピタルは迅速な対応に定評があります。

実際、口コミを見ても「レスポンスが良かった」「スムーズな取引ができた」など、対応の迅速さに関する評判を多数見受けられました。

不安の多くなりがちなM&Aですが、迅速に対応してもらえるため、必要なタイミングですぐにサポートしてもらえるため、安心できます。

海外M&Aにも対応

クラリスキャピタルは、海外M&A(クロスボーダーM&A)にも対応しています。
そのため、海外企業に興味がある場合にも適しています。

海外の会社が自社に興味を持ってくれて、マッチングできる可能性もあるでしょう。

海外進出を検討している企業にとっては大きなポイントになるのではないでしょうか。

クラリスキャピタルの仲介手数料

クラリスキャピタル 手数料

クラリスキャピタルの料金体系は、着手金・中間金が一切発生しない完全成功報酬です。

成功報酬額は、譲渡価格ベースのレーマン方式を採用しています。

【取引価格が1億円を超える場合】

譲渡価格

成功報酬率

50億円超の部分

1%

10億円〜50億円の部分

2%

5億円〜10億円の部分

3%

1億円〜5億円の部分

4%

料金体系 | 株式会社クラリスキャピタルより

【取引価格が1億円以下の場合】

譲渡価格

成功報酬額

5,000万円〜1億円

300万円

2,500万円〜5,000万円

250万円

2,500万円以下

200万円

料金体系 | 株式会社クラリスキャピタルより

大きな特徴は、成功報酬が200万円~となっている点です。
比較的小規模な取引であっても報酬額を抑えられるのがメリットです。

注意点は、非専任(他社にも依頼している場合)の場合の最低料金は500万円となることです。
専任の場合は、上記表通り最低金額は200万円~です。

クラリスキャピタルの業績(売上)・成約数

クラリスキャピタルの「M&A成約案件実績一覧」では、2015年から2021年までの6年間で30件の実績が確認できました。

クラリスキャピタルの売上情報は非公開となっています。

クラリスキャピタルの事例

クラリスキャピタル 事例

クラリスキャピタルの事例をいくつか紹介します。

デジタルマーケ戦略としてのM&A

IT分野の強化を目的に、買い手側から積極的なアプローチを行ってM&Aが成立した事例です。

M&Aの目的・背景

本事例は一般的な「売り手→買い手」のM&Aではなく、買い手側からの積極的なアプローチによる成立事例です。

買い手側Aは、主に中古マンションの買取再販事業を行っており、自社のIT分野強化に注力したいと考えていました。

これまで、IT分野は外部委託していたものの、コミュニケーショントラブル等が発生したため、IT分野に強い会社の買収を検討し始めました。

成果

一方、売り手側であるBは当初、M&Aによる売却は検討していませんでした。

しかし、話を進めていく中で「5年後〜10年後の将来を考えると不安がある」ことや「自分たちが買い手Aに必要とされていること」などをきっかけに検討を開始。

その後、クラリスキャピタルの仲介のもと、両社が交渉をはじめて契約締結となりました。

売り手Bは未来を明確にすることができて不安を解消でき、買い手Aは新たにIT分野の強みを手に入れられました。

参考:M&A成約3者インタビュー記事|株式会社クラリスキャピタル

ドローンレンタルサービス事業のM&A

ドローンレンタルサービスを個人へ譲渡した事例です。

M&Aの目的・背景

売り手Aはドローンレンタル事業を行っており、順調に事業を成長させていきました。

しかし、ドローンレンタル事業は先に資材を購入し、レンタルに出すため「資金を投入→回収」のように投資的側面のあるビジネスモデルでした。

もともと副業として始めた事業であったため、資金力に不安があった売り手AはM&Aを決意します。

成果

一方、買い手側Bは過去に会社を売却した経験があり、M&Aが成約する前までは個人として買収先企業を模索していました。

もともとドローン業界に関する知見は少なかったものの、ラジコン等の機械をいじるのが好きだったこと、今後の成長戦略をイメージできることなどを理由に買収を決意。

その後、クラリスキャピタルの仲介のもと買い手Aおよび売り手Bが交渉を行い、M&Aが成約しました。

買い手Aは株式の一部を手元に残すことができ、売主Bは成長が著しい企業を買収できました。

クラリスキャピタルの手続きの流れ

クラリスキャピタル 手続きの流れ

クラリスキャピタルが提供するサービスと手続きの流れは以下のとおりです。

1.本件希望事項に対する分析評価及び助言

売り手・買い手双方の希望等を伺った上で必要な情報の調査等を行い、今後のスケジューリング、方針を提案してもらえます。

2.取引候補者の探索及び提示並びに助言

売り手・買い手双方にマッチした案件があった場合は紹介されます。

3.取引候補者の探索及び提示並びに助言

取引交渉の支援を行います。


4.基本合意書、最終契約書他

基本合意書、最終契約書その他取引交渉等の過程において必要となる書面等の作成支援及び助言が行われます。

売り手・買い手の間で交渉をした内容を確認し、基本合意書の作成を実行します。

5.買収監査

買収監査を行います。

買収側が、取引に関連して弁護士、税理士、公認会計士等の専門家に対する相談又は委任若しくは委託等を行う必要が生じた場合における助言を行います。

6.最終契約の成立を目指す諸過程全体の管理監督

スムーズな取引を行えるように全体課程の管理を行います。


7.その他前各項目の業務に関連する業務

その他必要に応じてサポートサービスを提供してもらえます。

クラリスキャピタルの対応業種

クラリスキャピタルは非特化型のM&A仲介業者であるため、さまざまな業種に対応しています。

また、拠点は東京都にあるものの、日本全国に対応しているため、他業種・全国対応である点が魅力です。

クラリスキャピタルからの迷惑電話・営業電話はある?

クラリスキャピタル 電話

クラリスキャピタルからの営業電話や迷惑電話に関する調査を行いましたが、そういった電話がかかってきたという情報はありませんでした。

ただし、クラリスキャピタルを名乗る詐欺と思われる電話が発生した事例があります。

本事例は、自動音声で電話がかかってきたものです。

クラリスキャピタルでは、自動音声による営業電話を行っていないため電話がかかってきた際は注意してください。

クラリスキャピタルの公式ホームページでも、以下のように、注意喚起されています。

弊社の名を騙った詐欺行為と思われる情報が寄せられていますので、お知らせ申し上げます。

ある企業様から、弊社にお電話がございました。

「自動音声の営業電話が御社名で午前に1回、午後に1回かかってきた。
営業の支障になるため、弊社の電話番号が営業先の電話番号として登録されているなら、削除してほしい。」

その自動音声電話では、「クラリスキャピタル」と弊社名を騙り、「中小企業様のお手伝い」など、弊社の事業に関係のありそうな営業トークだったそうで、女性の声の自動音声とのことでした。

登録するには「1」を押してください、などの案内もあるようです。

弊社からこのような自動音声による営業電話を発信した事実はございません。

この自動音声営業電話は詐欺と思われますので、皆様におかれましてはくれぐれもご注意くださいますようお願い申し上げます。

M&A仲介会社クラリスキャピタルの名を騙った詐欺にご注意ください

その他のよくある質問

クラリスキャピタル よくある質問

クラリスキャピタルは上場している?

クラリスキャピタルは、2023年時点で上場していません。
また、今後の上場予定についても未定です。

クラリスキャピタルのIR・決算資料はどこから見られる?

クラリスキャピタルのIRや決算資料は公開されていないため、確認することはできません。

クラリスキャピタルの女性社長(牧野安与さん)の経歴や人物像は?

クラリスキャピタルの代表取締役社長は牧野安与さんです。

2020年に早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、建築設計会社やコンサルティング会社で勤務をしたのち、M&A仲介会社へ転職。約8年間のM&Aアドバイザリー業務に携わり、2014年にクラリスキャピタルの代表取締役として従事しています。

クラリスキャピタルのアクセスは?

クラリスキャピタルの所在地(本社)は以下のとおりです。

【本社】

〒104-0043 東京都中央区湊二丁目15番14ー2502号

・東京メトロ 日比谷線 / JR 京葉線 八丁堀 駅より徒歩6分
・東京メトロ 有楽町線        新富町 駅より徒歩8分
・都バス [東15]深川車庫前行き  東京駅八重洲口11番のりば※より「湊三丁目」下車(約10分)バス停より徒歩1分

まとめ

今回はM&A仲介業者であるクラリスキャピタルについて紹介しました。

クラリスキャピタルは、中堅・中小企業をメインにM&A仲介を行っている会社です。
さまざまな業種に対応しています。

また、スタッフの対応が丁寧でとても親身であるという情報が多いため、安心して依頼できるM&A仲介業者であると言えそうです。

特に中堅・中小企業のM&Aを検討されている人は、検討してみてはいかがでしょうか。

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