ブティックス(M&A支援センター)でM&Aを検討している方は、サービス内容の詳細や、口コミ・評判が気になりますよね。
ブティックスは介護・福祉・建設・医療・保育業界などの業種を得意とする、M&A仲介業者です。
当コラムでは、ブティックスの評判・口コミや、強み、仲介手数料について徹底解説します。
ブティックスのM&Aについて深く理解できる内容となっているので、ぜひ参考にしてください。
目次
ブティックス(M&A支援センター)とは?会社概要は?
ブティックス(M&A支援センター)の会社概要は以下の通りです。
会社名 | ブティックス株式会社 (英文名:Boutiques, Inc.) |
所在地 | 〒108-0073 東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル11階 |
設立 | 2006年11月 |
資本金 | 2億6,126万円 |
代表 | 新村 祐三 |
従業員数 | 連結:221名 単体:149名 |
電話番号 | 03-6303-9611 |
URL | https://btix-ma.com/ |
ブティックス株式会社は2006年に設立されました。
東京証券取引所のグロース市場に上場しており、資本金が2億6,126万円、従業員数がグループ連結で221名の大企業です。
ブティックス株式会社は「M&A支援センター」という、介護・福祉・建設・医療・保育業界を得意とするM&A仲介サービスを展開しています。
M&A支援センターにおいては、M&Aが成立した際のみに報酬が発生する「完全成功報酬制」を採用しており、利用者にとって安心できる料金体系になっています。
各業界での豊富な知識と人脈を活かして、シナジー効果の高いマッチングを目指すM&A仲介会社です。
ブティックス(M&A支援センター)の評判・口コミ・評価
ここからは、ブティックス(M&A支援センター)の評判・口コミ・評価についてご紹介します。
良い評判・口コミ
「不安に思っていることは何でもお聞きして、それに対して的確に回答をくださったので、安心して進めることができましたね。」
お客様の声 – 障害福祉M&A支援センター
「とても信頼できる会社と担当さんだと確信しましたね。やはり介護に特化していて、M&A以外でも介護の人脈を広げている事が強みなのかなと思いました。」
お客様の声 – 介護M&A支援センター
「最初にお話をしたとき、信頼に足りると思えるような話などを言葉の端々に感じられたことが(仲介をお願いした)一番の理由です。その後実際に担当者としてやってもらっていく中でも、手続きや流れに疑問点を感じませんでした。」
お客様の声 – 建設M&A支援センター
「スピード感が本当に良かったですね。レスポンス・回答がとにかく早い。相談しやすい雰囲気もあったし、譲渡契約の直前まで途中経過を丁寧に報告してくれました。
お客様の声 – 介護M&A支援センター
実は再依頼ということもあり、個人のM&Aコンサルにセカンドオピニオンを依頼していましたが、結局ほとんど使わずじまいでしたね。」
実際に、ブティックス(M&A支援センター)のサービスを利用した方の口コミを見ると、M&A仲介担当者のレスポンスが速いことや、相談しやすいことから、「とても信頼できる」と感じている方が多いようです。
悪い評判・口コミ
ブティックス(M&A支援センター)のサービスについて、悪い評判や口コミは見つかりませんでした。
ブティックス(M&A支援センター)は迷惑電話・営業電話がしつこいって本当?
ブティックス(M&A支援センター)から、営業の電話が来ることは実際にあり、「迷惑」「しつこい」という内容の口コミが見つかりました。
「迷惑な案内の電話をしてくる。
jpnumber
なんの電話かわからないような話し方をして、時間を浪費させる
まともに相手をする必要はありません。」
「ブティックスという会社さんです。
jpnumber
かなりしつこいです」
「ブティックス
jpnumber
拒否しても番号変えて電話がくる。
面倒だけどその都度拒否設定。」
営業電話は、M&A仲介会社の一般的なアプローチ方法ですが、受け手によっては「迷惑」「しつこい」と感じるケースもあるようです。
ブティックスの特徴・強み
ブティックスには、以下4つの特徴・強みがあります。
- 介護・福祉・建設事業のM&Aに強い
- 業界最安水準の手数料体系
- 成約するまで無料の完全成功報酬制
- 最短1ヵ月程のスピードマッチング
これらの強みについて、詳しく解説します。
介護・福祉・建設事業のM&Aに強い
ブティックスは、「介護・福祉・建設・医療・保育・調剤・IT」事業のM&A仲介を専門に行っています。
特に、介護・福祉・建設事業の実績が豊富な会社です。
ブティックスは、介護業界最大級の商談型展示会の開催や、eコマース事業で培ってきた介護業界での豊富な知識と人脈で、2015年に介護事業に特化したM&A仲介事業をスタートしました。
その後、2017年には医療事業、2020年には障害福祉事業、2021年には保育事業・建設事業にそれぞれ特化したM&A仲介事業を展開し、事業の幅を広げています。
ブティックスが得意とする介護・福祉・建設事業のM&Aは、承継資産のほとんどが人的資源であるため、譲渡価額のみならず、社風の相性までも考慮したマッチングを提案してもらえます。
業界最安水準の手数料体系
ブティックスのM&A仲介手数料が、業界最安水準の手数料体系であることも魅力の一つです。
介護・福祉業界では、小規模業者が大きなウェイトを占めています。そのような小規模業者にとって、「高額なM&A仲介手数料」はM&Aの実施ハードルを上げる一つの要因となります。
しかし、ブティックスのM&A支援センターでは、業界最安水準の手数料体系を採用しており、現在までで多くの介護・福祉事業者が利用している実績があります。
成約するまで無料の完全成功報酬制
ブティックスのM&A支援センターは、M&Aが成功した場合にのみ手数料を支払う、「完全成功報酬制」の報酬体系を採用しています。
一般的なM&A仲介業者への依頼時に発生する、「着手金」や「中間手数料」といったコストが発生しないため、気軽に相談することが可能です。
最短1ヵ月程のスピードマッチング
ブティックスのM&Aでは、最短1ヵ月程のスピードマッチングが可能です。
ブティックスでは、各業界に特化してM&A仲介サービスを提供することで、成約スピードの短縮を実現させています。
一般的にM&Aの成立は、半年~数年の期間を要しますが、ブティックスでは最短1ヵ月程でのマッチングが可能であるため、短期間でのM&A成立を目指す企業にはおすすめです。
ブティックス(M&A支援センター)の仲介手数料
ブティックス(M&A支援センター)では、着手金や中間手数料が一切発生しない「完全成功報酬制」を採用しています。
成功報酬は、譲渡価格ベースのレーマン方式であり、最低報酬額は100万円と、他社と比べてもかなり低水準です。
また、ブティックス(M&A支援センター)における、M&Aの手数料率は以下の通りです。
譲渡価格 | 手数料率 |
---|---|
0円超~2,000万円以下の部分 | 10% |
2,000万円超~4,000万円以下の部分 | 9% |
4,000万円超~6,000万円以下の部分 | 8% |
6,000万円超~8,000万円以下の部分 | 7% |
8,000万円超~1億円以下の部分 | 6% |
1億円超~5億円以下の部分 | 5% |
5億円超~10億円以下の部分 | 4% |
10億円超~50億円以下の部分 | 3% |
50億円超~100億円以下の部分 | 2% |
100億円超 | 1% |
もし取引金額が3,000万円の場合、手数料は以下の金額となります。
手数料:390万円(100万円(最低報酬額) + 2,000万円 × 10% + (3,000万円 – 2,000万円) × 9%)
ブティックス(M&A支援センター)の業績(売上)・M&A成約数
ブティックス(M&A支援センター)の直近の業績・決算一覧は以下の通りです。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | M&A売上高 | M&Aセグメント利益 |
---|---|---|---|---|
2023年3月 | 3,047 百万円 | 945 百万円 | 1,771 百万円 | 1,015 百万円 |
2022年3月 | 2,091 百万円 | 586 百万円 | 1,308 百万円 | 775 百万円 |
2023年3月期は前年度に比べ、売上高・営業利益が大幅に上昇しています。
M&A事業においても、非常に好調であるといえます。
また、ブティックス(M&A支援センター)のM&A成約組数は以下の通りです。
決算期 | M&A成約組数 |
---|---|
2023年3月 | 144 組 |
2022年3月 | 129 組 |
2021年3月 | 85 組 |
2020年3月 | 49 組 |
2019年3月 | 51 組 |
M&Aの成約組数についても、年々増加傾向にあり、継続して事業規模が拡大していることが分かります。
ブティックス(M&A支援センター)の案件・事例
続いて、ブティックス(M&A支援センター)事例について、3つご紹介します。
- 経営者リタイアに伴うM&A
- シナジー効果UPの異業種M&A
- 選択と集中のためのM&A
それぞれM&Aを検討するに至った背景や、成果を解説します。
経営者リタイアに伴うM&A
まずは、経営者をリタイアするために、M&Aを実施した事例をご紹介します。
企業 | 業種 | 売上 |
---|---|---|
売り手企業A | 介護 | 非公開 |
買い手企業B | 福祉・介護 | 4億7997万円(2022年9月決算) |
M&A目的・背景
売り手企業Aにおいて、経営は順調でしたが、経営者自身が月曜日から土曜日まで働き、利用者の送迎まで自身で行って、満身創痍の状態でした。
万が一経営者が倒れるようなことがあれば、「利用者や従業員はどうなるのか」と考えたことをきっかけに、M&Aを検討します。
成果
買い手企業Bは、A社と業界が近いことから、以前よりA社の事を知っていました。
面談を実施した際に、A社が自社のサービスを大切にしていることが伝わり、ぜひ譲り受けたいと考えました。
無事、経営者のリタイアに伴うM&Aが成立した事例です。
シナジー効果UPの異業種M&A
続いて、シナジー効果をアップするために、異業種間のM&Aを実施した事例をご紹介します。
企業 | 業種 | 売上 |
---|---|---|
売り手企業A | とび土木工事業 | 約2,500万円 |
買い手企業B | 電気通信工事業 | 約3億円 |
M&A目的・背景
売り手企業Aは、行政からの受注依頼が来ることがありましたが、自社のマンパワーでは対応しきれず、受注を断るケースが多かったようです。
従業員の高齢化が進むことや、後継者不在の問題を抱えていることから、M&Aを検討します。
一方買い手企業Bは、コロナ過により1業種のみに依存する経営体質からの脱却が不可欠と考え、メイン事業とは別の事業を展開すべく、M&Aを検討していました。
成果
売り手企業Aは買い手企業Bの傘下に入ることで、今までは断っていた行政の受注案件について、B社のネットワークを活用して協力企業を募り、受注できるようになります。
一方、買い手企業Bとしては、「行政」という強力な発注元からの受注ができ、売り上げ増に寄与する仕組みができました。
売り手企業A・買い手企業B共にWin-WinなM&Aが成立しました。
選択と集中のためのM&A
最後に、事業の選択と集中のため、M&Aを実施した事例をご紹介します。
企業 | 業種 | 売上 |
---|---|---|
売り手企業A | 建設業 | 1億円 |
買い手企業B | 建設業 | 10億円 |
M&A目的・背景
売り手企業Aの拠点は複数県にまたがっており、全拠点のマネジメントが困難であり、本業へ集中できないという課題を抱えていました。
本業へ集中を目的として、複数県にまたがる拠点を譲渡すべく、M&Aを検討します。
成果
譲渡した各拠点は、買い手企業Bの拠点とも近く、シナジー効果が高かったようです。
また、大手企業への移籍となるため、従業員のキャリアアップも実現でき、一人も退職することなく引継ぎを実施できました。
事業譲渡であるため、各県にまたがり行政への申請が必要でしたが、ブティックス(M&A支援センター)が手厚くサポートし、スムーズに申請を終えることができました。
ブティックス(M&A支援センター)の手続きの流れ
ここからは、ブティックス(M&A支援センター)における、M&A成約までの手続きの流れを解説します。
STEP1:個別相談
まずは個別面談を実施します。
STEP2:秘密保持契約・提携仲介契約の締結
面談を実施し、M&Aを進める場合は、秘密保持契約・提携仲介契約を締結します。
STEP3:提供資料に基づく企業評価
売り手企業が提供した資料に基づき、ブティックス(M&A支援センター)による企業評価が実施されます。
STEP4:譲受候補先リストの作成
企業譲渡に適切な、譲受候補先企業のリストが作成されます。
STEP5:企業概要書(匿名)の作成
匿名で、企業概要書が作成され、これをもとに譲受候補先企業がM&Aを検討します。
STEP6:企業概要書(詳細)の作成
買い手候補の企業が見つかると、企業名を含めた詳細な企業概要書が、買い手企業へ提供されます。
STEP7:トップ面談
買い手候補企業の検討が終わると、売り手・買い手企業のトップ面談が実施されます。
STEP8:譲渡価格等の条件交渉
面談が終わると、譲渡価格等の条件交渉が行われます。
STEP9:基本合意書の締結
各種条件に合意が得られると、基本合意書を締結します。
STEP10:買収監査
M&Aに際して、買収対象の財務内容等の正確性等を確認するための、買い手候補企業側による調査(買収監査)が実施されます。
STEP11:最終条件の交渉
最後に改めて、最終条件の交渉が実施されます。
STEP12:最終契約の締結
これまですべてに合意が得られると、最終契約の締結が実施されます。
ブティックス(M&A支援センター)における、M&A成約までの手続きの流れは以上です。
その他のよくある質問
最後に、ブティックス(M&A支援センター)のM&Aについて、よくある質問をご紹介します。
成約期間はどれくらい?
平均で3ヵ月〜6ヵ月でM&Aが成立します。最短では1ヵ月で譲渡が完了した実績もあります。
ブティックス(M&A支援センター)は上場している?IPOは?
ブティックス株式会社は、東京証券取引所グロース市場に上場しています。
ブティックス(M&A支援センター)はIRや決算情報を公開している?
IR・決算情報は、ブティックス株式会社の公式ページで公開されています。
ブティックス(M&A支援センター)の主な役員の経歴や人物像は?
新村 祐三氏(代表取締役社長)
ブティックス株式会社の代表取締役社長。
略歴は以下の通り。
- 1990年に早稲田大学を卒業し、リード エグジビション ジャパン(現 RX Japan)に入社。
- さまざまな分野で、展示会開催の総責任者を歴任し、2004年に同社取締役に就任。
- 2006年にブティックス株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。
- 2023年に株式会社リアライブの全株式を取得し、代表取締役会長に就任。
速水 健史(専務取締役)
ブティックス株式会社の専務取締役。
略歴は以下の通り。
- 2001年に京都大学を卒業し、日本興業銀行(現 みずほ銀行)・日本テクノロジーベンチャーパートナーズにて勤務。
- 2007年に、株式会社アイ・ピー・エス・フーズの代表取締役就任。
- 2011年に、ブティックス株式会社に入社。
- 2015年に、ブティックス株式会社の常務取締役に就任。
- 2022年に、ブティックス株式会社の専務取締役に就任。
ブティックス(M&A支援センター)のアクセスは?
本社
所在地 | 東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル11階 |
Tel | 03-6303-9611(代表) |
アクセス | 都営大江戸線「赤羽橋」駅赤羽橋口より徒歩3分 都営三田線「芝公園」駅A2出口より徒歩7分 JR山手線/京浜東北線「田町」駅西口より徒歩10分 |
大阪事業所(M&A事業)
所在地 | 大阪府大阪市北区芝田1-1-4 阪急ターミナルビル16階 1626号室 |
アクセス | 阪急電鉄『梅田』駅直結 徒歩1分 JR『大阪』駅より徒歩6分 |
ブティックスが行っている展示会事業とは?
ブティックス株式会社が行っている展示会事業では、介護用品・設備備品などの各種サプライヤーと、介護事業者・流通関係者の「商談・取引・マッチング」の場を提供しています。
また、リアルでの展示会に加えて「オンライン」での展示会も通年開催しています。
これにより、災害等でリアル展の開催が延期・中止された場合でも、オンラインにて継続的なマッチングを可能としています。
ブティックスの会社沿革は?
ブティックスの大まかな会社沿革は以下の通りです。
年月 | 沿革 |
---|---|
2006年11月 | 新村祐三等の出資により、ケアシティ・ホールディングス株式会社(現ブティックス株式会社、以下「当社」)を、資本金3,500万円にて東京都大田区に設立。 |
2007年2月 | 当社が介護用品のレンタル・販売事業を行うケアシティ株式会社(以下「ケアシティ」)の全株式を取得し、100%子会社化。インターネット通販事業を行うため、当社の100%出資により、ケアセレクト株式会社(2009年2月にブティックス株式会社に社名変更、以下「ケアセレクト」)を東京都品川区に設立。 |
2009年2月 | ケアセレクトの社名を、ブティックス株式会社(以下「旧ブティックス」)に変更。 |
2011年7月 | 当社と旧ブティックスが合併。当社の社名をブティックス株式会社に変更 |
2015年4月 | 介護事業に特化したM&A仲介事業を開始。「介護M&A支援センター」を開設。 |
2017年5月 | 病院・クリニックに特化した医療専門のM&A仲介サービス「医療M&A支援センター」を開設。 |
2018年4月 | 東京証券取引所 マザーズ市場(現 グロース市場)に当社株式を上場。 |
2020年12月 | 障害福祉事業者に特化したM&A仲介サービス「障害福祉M&A支援センター」を開設。 |
2021年9月 | M&A支援機関登録制度に登録。 |
2023年2月 | 人材事業への参入を目的として、株式会社リアライブの株式取得のための株式譲渡契約を締結。 |
まとめ
ブティックス(M&A支援センター)は、以下の企業におすすめです。
- 介護・福祉・建設業界のM&Aを検討している
- 早期にM&Aの実現を目指している
ブティックスが提供するM&A仲介サービス(M&A支援センター)は、介護・福祉・建設業界を得意としており、業界独自の問題・課題への理解も深いため、適切な提案・サポートを受けられます。
また、「完全成功報酬制」の報酬体系を採用していることや、業界最安水準の手数料体系であることから、気軽にM&Aの相談が可能です。
最短では1ヵ月ほどのスピードマッチングをした実績があるため、介護・福祉・建設・医療・保育・調剤・IT業界で、早期にM&Aの実現を目指している企業オーナーの方は、ぜひブティックスのM&A支援センターの利用を検討してみてください。