大学受験当日は、受験票や筆記用具など絶対に持参すべき持ち物を忘れていないか確認し、万全の体制で臨む必要があります。

併せてトラブルに備えて持参した方がいいアイテムや服装も考え、落ち着いて試験を受けられるよう工夫していきましょう。

今回は、大学受験当日の服装・持ち物について解説します。遠方受験の際の宿泊にも触れますので、参考にしてみましょう。

受験当日の持ち物を先に見る▶
宿泊の際の準備について先に見る▶

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大学受験当日の服装

大学受験当日は、リラックスして集中できる服装で臨むのがベストです。

ただし、面接試験など周りの人からの印象が重要な試験もありますので、TPOに合った服装の範囲で調整しましょう。

面接試験でないなら制服でも私服でもOK

大学受験の場合、基本的に制服でも私服でも問題ありません

普段着慣れている服であるため制服を選択する受験生が多いですが、浪人生や社会人も多い大学受験の場では私服の人も多数います。

試験における点数でのみ合否が決定するため、自分が集中しやすい服装であれば制服・私服については難しく考えなくともよいでしょう。

面接試験の場に限っては制服で臨むことをおすすめします。学生の正装は制服であること、学校推薦型選抜の場合は所属高校を代表することなどを考えると、制服の方が向いています。

大学入試にNGな服装はある?

集中できるものであれば原則どんな服装でも問題ありませんが、明らかにTPOに合わない服装やカンニングを疑われる可能性がある服装は避けましょう。

例えば、英字がプリントされた服装が挙げられます。

英字でロゴが入っている場合や著名人・偉人の格言がプリントされている場合、試験内容によってはカンニングとみなされてしまいます。

同様に、化学反応式・数式・地図・難読漢字などがプリントされているものも避けましょう

また、パジャマやスウェットのようなリラックスしすぎている服装や、仮装・コスプレも避けます。

受験にはどんな服装がベスト?

大学受験当日の服装は、温度調節しやすい服装がベストです。

厚い服を1枚着るよりは薄手の服を重ね着するなどして、室温に合わせて脱ぎ着するのがよいでしょう。

試験会場が広くて暖房が行き届かない可能性を考え、足元の冷えを避けるためスカートではなくズボンを選択する人も多いです。

防寒対策としてひざ掛けを持っていくのもいいですが、大きめのマフラーを身に付けていき、試験中はひざ掛け代わりにする人もいます(ひざ掛けの使用については、念のため試験前に試験管に確認することをおすすめします)。

防寒に使うセーターやカーディガン、ひざ掛けやマフラーなども、NGな服装で挙げた英字や数字、漢字などがプリントされているものは避けましょう。

また、雨や雪の日であれば防水機能のある靴にするのがおすすめです。

万が一雨が靴のなかに浸水してしまうと試験中ずっと足が冷たいままになってしまいますので、天気を確認しながら靴にも注意を払いましょう。

カバンについて

鞄についても明確な指定はありませんが、A4サイズのファイルが入る程度の大きさであるのが理想です。

試験問題や配布プリントを持ち帰ること、必要に応じて参考書や問題集を持参することを考え、十分な大きさのものを用意しておきましょう。

現役生であれば学校指定のスクールバッグを活用する方法もあります。

面接試験の場合の服装・髪型は?

面接試験の場合、服装・髪型には十分に気を付けて臨みましょう。

学校成績や過去の活動を中心に評価されるとはいえ、第一印象や場に即した準備ができるかどうかも見られていますので、特に下記については注意しておきましょう。

面接の場合は制服が基本

面接試験を受けるのはほぼ現役生です。そのため制服が最もオーソドックスな選択であり、場に適していると言えるでしょう。学生の正装であると言われている制服をきちんと着こなせば、自然としっかりした人物に見えるものです。

男子・女子それぞれ、好印象に見えるには清潔感がポイントです。

男子

  • 長髪は避ける(短髪がおすすめ)
  • 髪の毛はスタイリング剤をつけない、つけるとしても自然に見えるように(寝ぐせは直す)
  • ベルトはシンプルなものを着用

女子

  • 化粧・ネイル・派手なヘアアレンジは避ける
  • 顔周りがすっきり見えるよう、顔にかかる前髪などは短めに整えるかピンで留める
  • 髪の毛が長い人はシンプルなゴムでまとめる
  • スカートの丈は学校規定があれば従い、なければ膝丈程度

男女共通

  • シャツ・ズボンは清潔にしてアイロンがけをしておく(ズボンはピシッと折り目がつくように)
  • シャツのボタンは一番上まで止める
  • 染髪やパーマをしていない
  • 学校指定以外のネクタイ・リボン・タイなどは避け、着崩すことなく着用する

私服校の場合

私服校の場合はシンプルな服装を意識し、ジャケットを羽織るなど少しフォーマルめを意識するのがポイントです。
男女ともにジャケット+シャツとジーンズ以外のズボン、女子は膝丈スカートなら安心でしょう。

ジャケットを持っていない場合は、時間がなければ無理に用意する必要はありませんが、1着あると大学に入ってからも使う可能性があるので便利です。時間がなければ無理に買いにいかなくても大丈夫です。

色味は黒や紺など落ち着いたものを選びましょう。

髪型やアクセサリーについては、制服の場合とポイントは同じです。

浪人生の場合はスーツが多い

浪人生が面接試験を受ける場合は、スーツが基本です。

大学生でも学会・セミナー等に出席する場合はスーツを着ることが多く、入学後のイメージを持ってもらいやすくなるでしょう。

就職活動のスーツ姿を参考に、シンプルかつすっきりとした服装にすることがポイントです。

革靴を綺麗に磨く、スーツにあったバッグを持参する、ネクタイやストッキングを忘れないなど、小物にも配慮しておきましょう。

関連コラム:大学受験の面接はどう対策?よく聞かれる質問~よくある失敗まで徹底解説

大学受験当日の持ち物

ここからは、大学受験の試験当日に持参すべき持ち物をリストアップします。

当日だけでなく前日にも確認し、準備漏れのないよう対策しておきましょう。

必須のもの>

  • 受験票
  • 学生証、身分証
  • 筆記用具
  • 腕時計
  • マスク
  • 現金
  • スマートフォン
  • 昼食

あると便利な物>

  • 辞書など持ち込みが許可されているもの
  • 参考書など
  • 防寒具
  • リフレッシュグッズ

辞書など持ち込みが許可されているものについて

ごく一部の大学入試では、辞書・コンパス・定規・電卓などの持ち込みが許可されている場合があります。

ただし、電子辞書・関数計算できる電卓は不可などそれぞれ条件が細かく指定されていますので、受験要項には必ず目を通します。

また、持ち込みが可であるからといって必ず持ち込まなければいけないとは限りません。

辞書や電卓に頼りすぎてしまい本来の解答を見失うくらいであれば使わない方がよいケースもありますので、検討しておきましょう。

リフレッシュグッズについて

目薬・ミントタブレット・イヤホン・少量のお菓子など、リフレッシュグッズを持参する人もいます。

アロマや香水も、周りの迷惑になるような強い匂いのものでなければ持ち込んでよいでしょう。
なかにはお守りや寄せ書きを鞄に忍ばせ、自信がなくなりそうになったときに見返す人も多いです。

長い試験時間であっても集中して自分の持つ力を最大限発揮できるよう、自分をコントロールできそうなものがあれば積極的に準備しておくことをおすすめします。

関連コラム:共通テストの持ち物リスト

宿泊の場合の準備・持ち物

最後に、遠方から受験するに当たって前泊する方向けのポイントも解説します。

宿泊先、交通に関する手配・準備について触れますので、参考にしてみましょう。

宿泊施設選びのポイント

試験会場から近い

宿泊施設は試験会場から近い場所を選び、当日電車やバスに遅延が生じても問題なく到着できるよう対策しておくことがおすすめです。

2~3泊して複数校を受験する場合、乗り換えルートの多いアクセス抜群な場所を選び、遅延が起きても他のルートで会場に向かえるようにするのがベストです。

広い机がある

前日は過去問や暗記物をチェックするなど、勉強に身を入れる人も多いでしょう。

広めの机があるホテルを選び、勉強できる環境を整えておくこともポイントです。

反対にテレビは最低限のニュースチェックくらいに留めるため、設備にこだわらなくても問題ありません。

宿泊の際に必要な持ち物

宿泊の場合に必要な物も忘れずに用意しましょう。

交通チケット

新幹線・飛行機・長距離バスなどのチケットは、受験票と同じくらい入念に確認しておきます。

お金にさえ余裕があれば当日飛び乗れる可能性がありますが、空き次第では乗れないこともあるため、要注意です。

着替え

下着・肌着などを含めて着替えは必ずチェックしておきます。

制服やスーツがしわだらけにならないよう、ガーメントバッグ(スーツバッグ)などを利用するのもおすすめです。

ホテル備え付けのパジャマではなくいつも着用しているパジャマを持参し、快適な睡眠を得るのもよさそうですね。

保険証

万が一宿泊時に体調を崩したときに備え、保険証・お薬手帳・診察券などを持参します。

直接診察券のある病院にかからない場合でも、病院同士で連携して情報交換してくれる可能性もあるため、併せて持参しておくと安心でしょう。

常備薬も忘れずに荷物に入れ、当日いつもと変わらぬコンディションで試験に臨めるようにすることも大切です。

万全の体制で本番に臨もう

試験直前はどうしても緊張してしまうものですが、持ち物や服装など基本的な項目を念入りにチェックし、自信を持って臨みましょう。

前日にしっかり睡眠をとること、天気や交通情報を確認することも忘れずにおこない、当日が最大になるよう集中力を磨いていくことも肝心です。

自分がこれまで努力してきたことを思いだし、基本に忠実に試験と向き合うことで確実に合格は近づきます!

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監修者情報

この記事の著者 渡辺 瞳

渡辺 瞳

学習プランナー兼ライター。

予備校を使わず完全独学で大学受験を突破し、家庭教師アルバイトの経験を活かして教育業界へ就職。

15年以上に渡り合格メゾッドの提供や学習プランニング立案を手掛けながら、勉強に悩む学生・保護者向けの記事を執筆および監修をしている。

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