共通テストの英語で時間が間に合うのか不安に感じていませんか?

学力の問題でなく時間配分ミスの失敗をしたら悔しいですよね。

そこで本コラムでは、共通テスト英語(リーディング)の時間配分について解説します。

このコラムでわかること

  • 共通テスト英語(リーディング)の配点
  • おすすめ時間配分
  • 時間が足りなくなる人あるある
  • 時間配分ミスを防ぐポイント
  • 前日・当日の過ごし方

時間配分で失敗しないためのポイントもご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

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〈共通テスト英語〉時間配分の目安

センター試験から共通テストになり、英語の配点が「リーディング200点+リスニング50点」から「リーディング100点+リスニング100点」に変わりました。

さらにリーディングの問題も大問1・2の「発音アクセント問題」と「文法語法問題」がなくなり、大問1から全て読解問題に変更しています。

そのため語数もセンター試験の頃に比べて1200語ほど増えており、時間配分が肝になります。

共通テスト英語の設問内容と配点

時間配分について考える前に、共通テスト英語の設問内容とそれぞれの配点について知っておきましょう。

共通テスト英語の設問は全部で6つになっており、合計100点満点で評価されます。

2022年共通テストのそれぞれの配点や設問内容は下記の表をご参考ください。

大問問題数配点1問あたりの配点設問内容
15102書籍情報・ウェブサイトの読解
210202施設案内文・記事の読解
35153ブログ記事・雑記記事の読解
46162  3複数のブログ記事の読解
55153伝記文の読解
68243論理的な文章の読解

出典:独立行政法人大学入試センター

この表を見ると、後半の問題になっていくほど1問の配点が高くなっていることがわかります。
また、後半になっていくほど複数の英文を読んだり、論理的な文章になっていたりと難しくなっています。

つまりこの後半に集中力を持っていく必要がありますね。

共通テスト英語各問題の難易度

次に、各問題の難易度について解説します。

ここでは、共通テスト試行調査の正答率を参考にしていきますね。

大問1:76.18%
大問2:64.56%
大問3:69.03%
大問4:59.19%
大問5:22.50%
大問6:41.05%

出典:独立行政法人大学入試センター

この結果を見ると、第4問から後半の正答率が下がっていることがわかります。

後半の問題の正答率が下がっていることから、やはり後半の問題は難しくなっているのでしょう。

〈共通テスト英語〉おすすめ時間配分

試行調査の正答率からも分かるように、後半の問題の方が難しく時間を掛ける必要があります。

共通テスト英語のおすすめ時間配分は以下のとおりです。

大問1:8分
大問2:13分
大問3:10分
大問4:10分
大問5:14分
大問6:20分

なお、共通テストは80分ですが、上記の時間配分は75分にしています。

これは5分の見直し時間を想定して作ったものです。

ポイントは1問の配点が小さい前半の大問を早めに終わらせることです。

見直し時間をなくしてギリギリまで時間を使いたい方は後半に時間をためておくと良いでしょう。

〈共通テスト英語〉時間が足りなくなる人がやりがちなミス

このように事前に配分を考えていても、共通テスト当日に時間配分ミスをするか不安になりますよね。

そこで時間配分が足りなくなる人がやりがちなミスをご紹介します。

なんとなく長文を読む

なんとなく長文を読み始める方は時間配分が足りなくなりやすいです。

もちろんいきなり長文を見て問題を解ける方もいるでしょう。

しかし、そういった方はかなり英語に自信がある方だけです。

いきなり長文を読んでから問題に取り掛かると、「この問題の部分どこだっけな…」とまた読み直すことになる方が多いでしょう。

この時間はかなりもったいないですよね。

長文を読む際は、問題文や選択肢を先に確認することがおすすめです。

先に問われることを確認した上で長文を読むと、読み直す時間を省略できます。

先に問題文や選択肢を読んで何が問われるのかを確認してから、長文を読むようにしましょう。

分からない問題で詰まる

時間配分をミスしてしまう方の多くは、分からない問題に時間を使ってしまうことが多いです。

確かに分からない問題を放っておくことは不安に感じますよね。

特に文法などの知識問題は「もう少しで思い出せそう…」と粘ってしまう方が多いでしょう。

しかし分からない問題を考え続け、詰まってしまうことが時間配分ミスに繋がります。

また、知識問題は比較的配点が低いことが多く、それほど大きなダメージにはなりません。

すぐに思い出せない場合は、どんどん次の問題に取り掛かりましょう。

試験は一発勝負ですから、取れる問題で点数を稼ぐべきです。

時間を意識せずに問題に取り掛かる

時間を意識せず、無計画に解き進めてしまうと、時間がかかりそうな難しい問題と直面した際にしわ寄せが来てしまい対応できなくなってしまいます。

また、時間が余る場合は良いですが、問題数が多いときなどは時間切れになる可能性もありますよね。

過去問や模試を解いていれば、ある程度どんな問題で自分はどれくらい時間がかかるのか把握できるでしょう。

各問題に割く時間を意識して、問題に取り掛かってください。

見直しの時間を配分に入れない

問題を全て解き終わってからも点数を稼ぐチャンスはあります。

それは、見直しの時間です。

このチャンスを見過ごしてしまわないよう、時間配分の中に見直しの時間を含めましょう。

長文読解をしていると、必ずと言っていいほど合っているのか不安な問題がありますよね。

2択まで絞れてもそこからどっちかわからなくなる、なんてこともあるでしょう。

この状態でその問題を考え続けていると、時間配分をミスしてしまう可能性があります。

しかし、見直しの時間を設けていると、「後で見直そう!」と自信を持って後回しできますよ。

〈共通テスト英語〉時間配分で当日ミスしないためのポイント

以上のような配分ミスをしないためにも、時間配分が当日うまくいくためのポイントをご紹介します。

大問の解く順番は自分の相性に合わせる

共通テスト英語の問題は前半の方が簡単になっています。

そのため、基本的には大問1から順番に解くことがおすすめです。

前半の問題から少しずつエンジンを掛けていき、後半で勝負することが良いでしょう。

しかし、ひとそれぞれに相性や戦略があります。

試験が始まってすぐの方が集中力が高く、だんだん集中力が途切れてしまう方の場合後半の難しい大問から解く方が良いでしょう。

このように、自分の相性に合わせて大問を解く順番を決めることがおすすめです。

いずれにせよ、それぞれの大問にどれだけの時間を使い、どの大問に一番集中力を使うべきなのか自分で決めておくことが良いでしょう。

マークズレは大問ごと、見直しは全問終わってから

分からない訳ではないけど合っているのか不安な問題もありますよね。

このような問題は、全問終わってから見直しの時間に再度考え直しましょう。

この際、見直す問題に丸を付けてチェックしておくと、見直しがしやすくなります。

わからない問題や不安な問題には丸をつけて全問終わってから見直ししましょう。

また、共通テストでは緊張してしまうので、どんな方でもマークズレしてしまうことがあります。

マークズレをしてしまうとどれだけ正解していても意味がありません。

このマークズレを防ぐためには見直しが必須です。

しかし、全ての問題を解き終わってからマークズレに気づいてしまった場合、修正にかなり時間がかかってしまいます。

そのため、マークズレがないのか大問が終わるごとにチェックしましょう。

共通テスト前日・当日の過ごし方…英語は何をするべき?

最後に共通テスト前日や当日の試験前の過ごし方について解説します。

ただ、直前に何でもかんでもやってしまうと逆に不安を抱えて共通テストに望むことになってしまいます。

共通テストには自信を持って臨むことが良いでしょう。

自信を持って共通テストに臨むためには下記の3つのことを行うことがおすすめです。

  • マイノートの最終チェック
  • 自分が得意な問題を解く
  • 体調管理が優先

共通テストまでにあなたはかなりの努力をしたでしょう。

その努力の結晶となるマイノートを見て自分の苦手やよく間違える問題を最終チェックしましょう。

自分がこれまで積み上げてきたものを見直すことで自信になります。

また、自分の得意な問題を解くことも自信になります。

事前は成功体験を積んでおくことで、共通テストも成功するイメージを持ちましょう。

ただ、前日に頑張りすぎて体調を壊してしまうと元も子もありません。

体調管理を優先してしっかりと睡眠を取り、万全の体調で共通テストに臨みましょう。

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この記事の監修者 山﨑 佑太郎

アガルート学習コーチング・アガルートメディカル事業主任

高校生・大学入試準備 主任

10年以上大手進学塾で高校入試、大学入試に携わり、多くの指導実績を持つエキスパート。

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