勉強法・中学

高校受験に向けての社会の勉強法を知ろう!

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国公立の高校受験を目指されている方は、国数英の3科目に加えて「社会」と「理科」の2科目も勉強しなければいけないと思います。特に社会に関しては暗記量が多い科目なので、どのようにして暗記すればいいのか分からないと悩まれている方も多いと思います。今回のコラムでは、高校受験に対応出来る「社会」の勉強法について一挙紹介していきます。

社会について

みなさん「社会」という科目はどのような特徴があると認識していますか?

「暗記量が多い」、「歴史や地理など学ぶ範囲が幅広い」などの印象があるのではないでしょうか。

皆さんが今頭に思い浮かべた認識はほとんど間違っていないです。社会という科目は他教科と比較すると暗記量が多く分野が多岐に渡るという2つの特徴があります。

『覚えることが多くて嫌だな』と思っている方もいるかもしれませんが、この2つの特徴があるからこそ、本番の試験で逆転出来る可能性があるのです。

本棚にある本をイメージしてもらうと分かりやすいのですが、社会は多くのトピックが独立している場合が多いです。つまり暗記の量が多い社会ですが、仮に1年生の日本史の内容をきちんと暗記出来ていなくても2-3年で習う内容は理解することが可能です。一つ一つの単元が比較的独立している場合が多いので、テスト勉強を行う際も範囲を絞りやすいです。積み上げ型の数学や英語に比べて、事前に詰め込むことも可能なので比較的点数をあげやすい科目と思ってください。

国公立の試験では、「歴史」「地理」「公民」の3分野が出題されます。それぞれの勉強法は少し違ってきますが、共通して言えることは「機械的に」覚えるのではなく、「背景や年代なども把握」して一緒に覚えることがポイントです。第2章では歴史の勉強法を、第3章では地理の勉強法を、そして第4章では公民の勉強法についてご紹介します!

勉強法その1: 歴史

歴史の知識を頭に入れる上で一番重要なことは、流れを掴むことです。地理と公民とは違い、その事柄の背景や時系列なども頭に入れて理解することでより暗記しやすくなるからです。

先述したように歴史を暗記する上で重要なのは、流れを掴むことです。流れを掴むための一番手っ取り早い方法は年表表を作成し、事象を時間の流れに沿って覚えることです。時間軸に沿って事象を整理する際に、以下の5つのポイントに着目しながら抑えてみてください。

  1. 何が起こったのか(事象そのもの内容)
  2. 誰が起こしたのか、(人物)
  3. どこで起こったのか(場所、位置関係など)
  4. なぜ起こったのか(過去の事件との関係性なども絡めて)
  5. どのようにして起こったのか(方法など)

この5つのポイントを抑えるだけでも大分当時の背景や流れを掴むことが出来ると思います。年表表に沿ってこれらのことを抑えてみてください。まとめ用のノートを作成してもいいですし、年表表に書き込む形で合体させても構いません。あなたが見やすい、覚えやすいと思う方法を取ってみてください。

勉強法その2: 地理

次に、地理の勉強法について解説していきます。実際の受験では、地誌について問われる問題が多く出題される傾向にあります。この地誌については苦手意識をもたれる方が多いですが、その土地の特徴やイメージを掴むを覚えやすくなります。地理の分野は、覚えようとするとキリがないですし、いくらでも問題を作ることが出来るのです。多様な問題形式に上手く答えられるようにするためにも、地域の特色やイメージを掴むことに注力しましょう。また、地理では図表問題を出題することもあります。図表問題は暗記力よりも読み込む力を試されるので、解き方や点数を取るコツを掴む必要があります。

地誌の勉強法

1.地名と地図上の位置を覚える

まずは、地名と地図上の位置を覚えましょう。漢字名と呼び方を覚えたら、地図を

見てどの方角、地方、県などに位置するのか確認してください。

2.派生させた情報も一緒に覚える

地名と位置を覚えたら、その地域の事柄についての情報も一緒に覚えてしまいましょう。一見、暗記量が増えて大変そうに思えますが他の情報と紐付けすることで様々な問題に幅広く対応することが出来るので、結果的に楽に点数を稼ぐことが出来ます。気候、農業・工業など他の情報も覚えることで、その地域をイメージしやすくなるので脳にも定着しやすくなり、一石二鳥です。

例えば、「瀬戸内工業地帯」について暗記を行うとします。瀬戸内工業地帯は「古くから造船業や繊維工業が盛んで、現在では化学工業が盛ん」と覚えてもいいですが、これだと記憶に残りにくいと思います。そこで、瀬戸内工業地帯について以下の情報を追加して覚えてみてください。

  • 瀬戸内海に面していて、工業地帯に適している
    • 内海で波が穏やかだから船が停泊しやすい
    • 港から船で原料を運搬(輸入)できる
  • 造船業、製鉄業などが盛んだった、石油コンビナートができて化学工業が発展した
    • 船で原油・鉄鉱石・石炭などを輸入できる
  • 繊維工業が盛んだった
    • 綿花栽培に向いた気候で明治までは栽培していた
    • 船で良質な綿を輸入できる

どうでしょうか?最初よりも大分イメージがつきやすくなったと思います。一問一答形式で暗記を行うだけでなく、それに派生した情報も一緒に覚えることで”紐付け”が出来るので、結果的に覚えやすくなります。是非試してみてください。

図表問題の勉強法

図表の問題を解く際に意識して欲しいことは、この図表は「何を表していて何を伝えたいのか」ということです。図や表を元に読み取る問題が多い様に、図表問題はその意図が理解出来ているかの確認をする問題が多いです。ですので、まずは問題を解いてみて自分がその図表をどれだけ理解出来ているのかチェックしてください。間違えた問題に関しては、どのように考えたら正解に辿り着けたのか、どの情報をチェック出来ていなかったのかに着目して解説を読みながら確認する作業を繰り返すことが重要です。

勉強法その3: 公民

最後に公民の勉強法について紹介していきます。公民は社会の科目の中でも最も日常生活の中で馴染みがあり、最も役に立つ分野だと思います。選挙制度だったり、少子化の問題、バリアフリーなどニュース等でも見かける事象を扱うので、親近感を抱きやすいですよね。

ただ、学校だと中学3年生になってから習う分野ですので、駆け足で進んでしまうことがあります。公民も入試でしっかりと出題されるので、勉強法を確立して高得点を狙いましょう。また、面接を実施している高校では時事問題について聞く所もあるので常に新しい情報をキャッチ出来るようにテレビや新聞などから日常的に情報を取り入れてください。

公民の分野は多岐に渡ります。まずは、システムや流れをイメージ出来るようにしましょう。公民では、難しい語彙(例えば、弾劾裁判、違憲立法審査権など)も出てくるので言葉そのもを暗記するのではなく、それがどのような働きをするのかについて知って覚える必要があります。

次に、細かい数字を覚えることに着目してください。例えば、参議院についてシステムや関係性を理解したらそれに加えて定員数は何人なのか?といった具合です。公民は様々な情報が頭の中で錯綜してしまう場合があるので、それを防ぐためにも図や絵を書いて自分の中で噛み砕くこともオススメします。

今回のコラムでは高校受験に向けた社会の勉強法について、「歴史」「地理」「公民」の3分野に適応した勉強法をご紹介しました。アガルート では高校受験を控えている中学生の皆様のサポートをするサービスを提供しています。学習計画を一緒に立てたり、進捗を確認したりするので、安心して受験まで頑張れる環境を提供しています。是非チェックしてみてください。

また、別のコラムでも高校受験に関する有益な情報を紹介しているのでそちらの方もみてみてください。このコラムが皆様に役立てば光栄です。

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