高校受験の試験当日には、これまで勉強してきた成果を最大限発揮し、合格を手にする必要があります。

ただでさえ緊張することが予想されるなか、忘れ物をしてしまうと慌ててしまい、いつも通りの冷静さを保てなくなるでしょう。
まずは試験だけに集中できる環境を作るためにも、入念な準備が必要です。

今回は、高校受験の試験当日に持参すべき持ち物を解説します。
当日の服装や、前日・当日の過ごし方にも触れますので、試験前にぜひチェックしてみましょう!

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【高校受験】当日の持ち物リスト

まずは、高校受験の試験当日忘れてはならない持ち物をチェックしましょう。

<必須の物>
・受験票
・学生証
・筆記用具
・腕時計
・現金
・スマートフォン・携帯電話
・マスク
・ハンカチ、ティッシュ

<あると便利な物>
・薬
・目薬
・折り畳み傘
・クリアファイル
・防寒着・防寒グッズ
・眼鏡・ヘアゴムなど

<迷いがちな物・注意が必要な物>
・参考書
・お菓子など

「必須の物」「あると便利な物」「迷いがちな物・注意が必要な物」に分けて解説しますので、余裕を持って準備することをおすすめします。

必須の物

受験票

受験票は、受験者が本人であることを証明するための重要な書類です。
試験当日における身分証と当然なので、必ず持参しましょう。

場合によっては受験票に顔写真の貼付が必要なケースもあります。
最も無難なのは出願書類に添付した顔写真と同じものを使う方法ですが、万が一枚数が足りなければ駅やショッピングモールにあるボックス写真でも問題ありませんので、必ず貼付しておきましょう。

学生証

万が一受験票を忘れたときに備え、学生証も持参します。

在籍している学校名と氏名が一致していれば、そのまま試験を受けさせてくれるかもしれません。

しかし、受験票も学生証も忘れてしまうと、替え玉受験を疑われて試験会場に入れないケースもあるようです。

当日受験票を忘れなくても、落とした・汚した等のトラブルがある可能性もあります。念のため、忘れずに学生証も持参しておきましょう。

筆記用具

筆記用具も必ず事前に確認し、欠けがあれば補充しておきましょう。

シャーペン・シャーペンの芯・しっかり削った鉛筆・消しゴムの用意が基本です。
必ず複数個用意し、試験途中で落としたり芯が折れたりしても対応できるようにしておきましょう。

試験校によっては、シャーペンやシャーペンの芯が持ち込み不可なケースもあります。
鉛筆を7~8本程度用意し、試験中に削らなくても済むよう準備しておくとよいでしょう。

腕時計

どの試験会場にも基本的に時計が用意されていますが、席の配置次第では見づらい可能性があります。

万が一のときに備えて腕時計を携帯し、試験の残り時間を管理できるようにしましょう。

ただし、スマートウォッチなどインターネット通信ができる腕時計や、アラームなど音の鳴る機能が搭載されている腕時計は、持ち込みできません。

文字盤のみがあるシンプルな腕時計を選ぶことがポイントです。

現金

行き帰りの交通費と、軽食・飲み物・文房具が購入できる程度の現金を持参しましょう。

5科目など長丁場の試験になる場合は間に昼食休憩を挟むことが多いため、万が一お弁当を忘れたときに備えてコンビニや駅売店などで食事を変える程度の現金を持っておくのがおすすめです。

また、鉛筆や消しゴムを忘れたときに備え、文房具代も入れて少し多めの現金を用意しましょう。

ICカードやQRコード決済にチャージしておくと素早く買い物ができますが、上手く決済できなかったりスマートフォンの充電が切れたりしたときに備え、現金の携帯も必須です。

スマートフォン

スマートフォンを試験中机の上に出しておくことはできませんが、会場に到着するまでの間に活用できます。

いつもの音楽を流して少しずつ集中を高めたり、移動中に受験のポイントを確認したりするシーンに便利でしょう。

また、試験会場までの地図をスマートフォンにインプットさせておけば、迷わず到着できます。

万が一電車が遅れたときに別ルートを検索することもできるため、頼もしい存在となりますね。

マスク

新型コロナウイルス感染予防対策として、受験生全員にマスクの着用を義務付けている会場が大半です。

一部、感覚過敏や呼吸器の持病がある学生のみ特例を適用しているケースがありますが、事前の申請が必要なことが多いため注意しましょう。

普段自分がつけ慣れているサイズ・形状のマスクを用意し、呼吸を整えて試験を受けるのが集中力アップのコツです。

ハンカチ、ティッシュ

トイレで手を拭いたりくしゃみを押さえたり、さまざまなシーンで便利です。

なくてもどうにかなると思いがちですが、所作にまで気を配って丁寧な振る舞いをすることで、身が引き締まることもあるでしょう。

いざというときになくて困るくらいなら、事前に用意しておくべきとも言えます。

試験当日のピリッとした空間を味方に変えるためにも、エチケットを守ることが大切です。

あると便利な物

常備薬がある場合は、必ず持参しましょう。

また、急な頭痛・下痢・乗り物酔いに備え、薬を持参しておくことも効果的です。

なるべく飲み慣れているものを選び、当日慌てて買いに走るようなことを避けましょう。

目薬

会場が乾燥していて目が痛くなったり、長丁場な試験で眼精疲労が起きたりすることがあるでしょう。

目薬は乾燥や疲れをカバーする効果があるだけでなく、リフレッシュにも最適です。

折り畳み傘

事前に天候のチェックは必要ですが、もしもの時のために小さめの折り畳み傘を持っていると安心です。

クリアファイル

受験票が折り曲がらないように入れたり、問題を持ち帰るときにあると便利です。

メガネ・ヘアゴムなど

普段から眼鏡をしている人はもちろん、コンタクト派の人も眼鏡を持参しておいた方が安心です。
もしも出先でコンタクトを落としてしまった場合発見は難しく、ボヤけた視界のまま試験を受けることになりかねません。快適な視界は集中力の下支えになります。

髪が長い人は、髪が邪魔になった時にすぐまとめられるよう、ヘアゴムを持参すると安心です。

迷いがちな物・注意が必要な物

参考書

参考書は、持参してもしなくても問題ありません。

当日のスキマ時間や休憩中に少しでもポイントを確認しておきたいという人や、確認しておかないと却って不安になってしまう人は、持参してよいでしょう。

しかし、必死で確認しているうちに自力で解けない問題が多いことに気づき、パニックになってしまうケースもあるため注意が必要です。

持参する場合は薄くて軽いもの、かつ9割以上解ける簡単な項目のみ掲載されている参考書をピックアップし、当日の復習を自信に変えていくことがポイントです。

お菓子

お菓子は持っていってOKです。一口で食べられる小さなお菓子を用意するのがよいでしょう。

チョコレートで気分を安定させたり、ゼリーで血糖値を上げたりすることも効果的です。

食べ過ぎと音の鳴るスナック菓子などは禁物ですが、休憩時間に少し食べる程度であれば問題ありません。

【高校受験】試験当日の服装は?

基本的に、高校受験は制服での受験をおすすめします。

ほとんどの受験生が制服で出向くため、悪目立ちすることなく受験できます。

また、着慣れているため集中しやすいこともメリットです。

推薦入試や面接試験がある場合は、学生の正装とも言われている制服で向かいましょう。

関連コラム:高校受験の面接で落ちるのはどんな人?マナーと質問の解答例・対策を解説

NGな服装はある?

特に服装の指定がされていない場合は、私服でも問題ありません。

ただし、スウェット・ジャージなど極端にカジュアルなものを避け、温度調節しやすい服装にするのが理想です。

服に英字・地図・格言・漢字・数式・化学反応式などがプリントされているものはカンニングを疑われる可能性があるため、絶対に避けましょう。

【高校受験】前日の過ごし方&注意点

前日の過ごし方として特に重要なのは、下記5点です。

徹夜をしない

受験前日に、徹夜は絶対に避けましょう。

勉強が追いついていないような不安に駆られることもありますが、徹夜で得られる学習効果と、試験当日の睡眠不足とを天秤にかけると、圧倒的に徹夜する方がマイナスです。

1.5時間の倍数で睡眠を取る

人は1.5時間サイクルでレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返すため、すっきり目覚めるためにも1.5時間サイクルでの睡眠をおすすめします。

色々な解法を使って単純問題を解く

前日に勉強する場合は、なるべく色々な解法を使って単純問題を解きましょう。

過去問や難問・奇問などハイレベルなものを避け、いつものルーティンをこなすのがベストです。

解き方を確認するために多くの解法に触れれば十分であり、無理に難しい問題にチャレンジする必要はありません。

寝る直前に暗記物を見直す

寝ている間に記憶を定着させる効果を狙い、夜に暗記物を見直すことも効果的です。

持ち物、服装、天気を確認する

持ち物・服装・天気は事前に確認しておきましょう。当日の朝慌てて準備すると忘れ物が多くなりがちなため、要注意です。

消化のよい食べ物がおすすめ

ゲン担ぎしたい気持ちをグッとこらえて油分を多く含む食べ物(トンカツなど)を避け、ご飯・パン・麺類など糖分になりつつ消化のよいものを食べるのもおすすめです。

【高校受験】当日の注意点

当日は、下記5つを意識して試験に臨みましょう。

試験開始の3~4時間前に起きる

人の脳は、起床してから3~4時間後に最も活性化します。

そのため試験開始から逆算して3~4時間前に起きるようアラームをセットし、集中力を鋭く研ぎ澄ましていきましょう。

交通機関の遅れや渋滞情報をチェックする

交通機関の遅れ・渋滞情報をチェックし、余裕を持って家を出発するためにもギリギリでの起床は割けるべきです。

多すぎず少なすぎない朝食を摂る

朝食は、多すぎず少なすぎない量に抑え、腹8分目を意識します。

糖分の多い主食や果物など甘いものを優先する

脳がフル回転すると糖を消費するため、ご飯・パン・麺などブドウ糖の多い主食類や、果物・ヨーグルトなど糖分が含まれているものを優先するのがよいでしょう。

食べ過ぎてしまうと試験中眠くなってしまうため、要注意です。

休憩時間に答え合わせは絶対にしない

また、試験の合間にある休憩時間に答え合わせすることは絶対にNGです。

緊張している当日に答え合わせしても、正確ではありません。

「あんなに大きな配点の問題を間違えた!」と思うことで自信がなくなり、不合格が確定したような暗い気持ちのまま次の科目に突入してしまうケースもあるでしょう。

合否は正式に通知が出るまで誰にも分かりません。

答え合わせは全ての試験が終わってからおこない、休憩時間中は次の科目のことだけを考えましょう。

準備は余裕を持って万全に!

高校受験の試験当日は、緊張せず落ち着いて臨むのが理想です。

とはいえ、これまで頑張ってきたからこそ緊張してしまうことも多く、誰にでも起こり得ることだと認識しておきましょう。

緊張を集中力に変換し、最もコンディションがよい状態で当日を迎えられるよう、些細な準備でも怠らずに確認することが大切です。

まずは持ち物・服装など見落としやすい基本事項をチェックし、トラブルなく試験を迎えましょう!

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受講生の9割以上が「勉強量が増えた」「勉強方法が分かった」など、コーチングによるプラスの変化があったとアンケートに答えています。「90日間」で成果を出せるのには理由があります。

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監修者情報

この記事の著者 渡辺 瞳

渡辺 瞳

学習プランナー兼ライター。

予備校を使わず完全独学で大学受験を突破し、家庭教師アルバイトの経験を活かして教育業界へ就職。

15年以上に渡り合格メゾッドの提供や学習プランニング立案を手掛けながら、勉強に悩む学生・保護者向けの記事を執筆および監修をしている。

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