勉強法・中学

高校受験に向けた勉強法を各科目ごとに解説!

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私立高校や公立高校、コースも学校によっては様々な種類が提供されていて、選択肢の幅が増えるのが高校受験です。しかし、希望を抱いている一方、どのように勉強を進めればいいのか不安な方も多いと思います。今回のコラムでは勉強を始める前に行うこと、教科別の勉強方法、そして過去問の使い方について解説していきます。是非最後までチェックしてみてください!

始める前にやるべきこと

>>現状を知る

勉強を始めるに当たって大切なのは、「現在の自分の状況はどのようなものなのか?」現状分析を行うことです。現状分析とは具体的に、科目の得意不得意を知ること、どの単元が出来てどの単元が出来ないのか把握することを指します。これについては、定期テストや模擬試験などを受けてみると分かるので、過去に受けたテストや模試の結果などを参照して下さい。

例えば数学の現状分析を行うとします。

「基本的な計算問題は出来ていたつもりだったけど、毎回点数を落としているような場合」は、よくよく見ると計算ミスが原因で間違った答えを回答している可能性が高いです。

試験中に書いた計算式を見直して、どこで間違えたのか細くチェックしてください。

例えば…

足し算を間違えた→試験中にもう一度解き直すように次から注意してみてください。

字が汚くて読み間違いをした→次からはっきりと書くことを意識しましょう。

このように細かく原因を分析することで、次回から改善することが出来るので結果的にスコアアップに繋がります。小さいことですが、これが将来的に合否を左右するので、きちんと行ってみてください。

>>目標設定を行う & 勉強計画を立てる

高校受験のゴールは志望校に合格することです。まずは、具体的な最終目標をしょう。

自分はどの高校に通いたいのか、受験が終わったらどうなっていたいのか、どういう気持ちになっていたいのか想像してみてください。大きな目標を立てる上で大切なのは、ゴールを決めるだけではなく、達成した後の自分を想像することです。そうすることで、より目標を身近に感じられるからです。

達成した後の自分を考えたら、次は以下の5つの項目をベースに計画を立ててみましょう。

  • 「いつ行いたいですか?」
  • 「どれくらいの時間がかかりそうですか?」
  • 「どのようなことが出来るようになりたいですか?」
  • 「何が必要になりますか?」
  • 「どこで行いますか?」
  • 「誰と行いたいと考えていますか?」

どうでようか、たった5つの質問ですがかなり具体的に考えられるようになったと思います。

ここである程度の道筋を立てられたら、次に行うことは行動設定です。ここではまず、目標達成に向けて皆さんが現実的に行えそうなすべての行動を洗い出します。

  • 目標を達成するために取るべき行動は何だと考えていますか?
    • 例: 二次方程式の問題を40問解く。
  • その目標に少しでも近づくために、あなたはどのような行動が取れそうですか?
    • 例: 朝15分早起きして、1日当たりの解く問題量を増やす。
  • 他に取れそうな行動はありますか?

ここで重要なのは、最終目標にのみ向けた行動でなく、中間目標や1日単位の小さな目標にも適用出来るような行動を設定することです。そして、全ての行動選択を提示できたら、それらを絞る最終作業に移ります。おすすめは、月単位と週単位で考えてみることです。これは、勉強計画と並行して考えることが重要になります。

  • どのような順番で取り組みたいですか?
  • 何から取り組んで行きたいでしょうか?
  • 提示してくださった選択の中でも、直近でできることはどれですか?

更に絞るために、再び5W1Hの質問を投げかけます。

  • どのくらいの期間で行いますか?
  • 頻度はどのくらいですか?

ここまで目標達成率を上げるために行うことを様々な質問を紹介しながらじっくり解説してきました。どうでしょうか?

>>環境を整える

勉強そのものから少しずれてしまうかもしれませんが、勉強をする周りの環境を事前に整えておくこともとても重要です。

家で勉強をする場合、学校は違って周りの目がないことと勉強する目的で作られていないことの2つを知っておくことがあります。周りの目がないと、どうしてもサボりやすくなったり、周りの誘惑に勝てない状況が生まれます。勉強する場所の近くにそのような誘惑(ケータイ、漫画、ゲーム)がある場合は自分の視界に入れないように棚の中などにしまっておくか、部屋から出してください。周りの目が欲しいという方は、リビングで勉強するなど場所そのものを変えるか、タイマーで時間を測るなどして客観的に自分がどの程度集中できているのか把握するのもオススメです。

教科別の勉強方法

この章では、教科別の勉強方法について解説していきます。いくつか方法をご紹介しますが、個人によっては合う合わないあると思うので、参考程度で読み進めることをお勧めします。

>>英語

英語で一番効率的に点数を取りたいのであれば、単語と文法を徹底的に暗記して下さい。なぜならば、英語では単語と文法が先程お伝えした「土台」になるからです。学年が上がるにつれて、長文読解など英文を読む際に、「単語が分からない」「文法が整理できない」状態ですと、内容を理解するどころか内容の流れを掴むことすらも困難になってしまいます。

単語と文法の暗記は五感を使うことで覚えやすくなります。

1.目で見る

2.それを声に出す

3.声に出した単語/文を耳で聞く

4.書く

どうでしょうか?五感を使って英語を学習することはみなさん耳にしたことがあると思います。手順もそこまで難しくないと思うので、是非取り入れてみてください。

詳しい勉強法はこちら▶高校受験に向けての英語の勉強法を知ろう!

>>国語

   国語は、主に漢字の書き取り・文法・古文(漢文)・読解の4つで構成されていると思います。

   まず最初に漢字の書き取りですが、とにかく書いて覚えるのみです。一定の時間はかかりますし、めんどくさいと思う人は多いと思います。しかし、一番時間がかかるように見えて一番の近道であることは事実です。もし漢字の書き取りで点数が取れないようでしたら、一度「これでもか!」と思うほど取り組むことをお勧めします。

文法は、品詞分類表を暗記し、各品詞の特徴を抑えることで点数がかなり取りやすくなります。次に古文については、まずは代表的な古語を暗記しましょう。暗記することで、文章を読むのがよりスムーズになってくると思います。また係り結びの法則を理解することも古文の読解をする上で役立つので、是非暗記を行ってください

最後の読解ですが、小説文と随筆文のような文学的文章は登場人物、心情(随筆の場合筆者の見解や心情)、心情に影響を与える出来事(随筆の場合は筆者に影響を与えた出来事)、この3つに注意して読むのがコツです。

詳しい勉強法はこちら▶高校受験に向けての国語の勉強法を知ろう!

>>数学

数学で一番重要なことは、解けない問題や分からない公式をそのままにしないことです。暗記型とは異なり、「解き方を理解する」ことが大切です。ですので間違えた問題は何度も繰り返し解くようにしましょう。どうしてもわからない時は、前の単元に戻って復習をしたり、基礎の単元まで遡りましょう。そしてきちんと理解が深まってから次の問題に取り掛かります。新たな公式を覚えたら、問題演習を何回もこなしましょう。数学は1単元ずつ着実に定着することがポイントです。また、数学では計算ミスが命取りになります。問題を解き終わったら必ず見直しを行いましょう。

詳しい勉強法はこちら▶高校受験に向けての数学の勉強法を知ろう!

>>理科

理科は暗記が必要な部分が大きいです。効果的な学習方法は反復学習です。長期的に記憶を定着するためには、2日後,2週間後,20日後,2ヶ月後に繰り返し復習を行うとほぼ100%定着するのでお勧めです。また、数学同様公式を応用することや原理を理解することも必要です。これらの理解を深めてから問題の演習を数学同様沢山行ってください。また、理科は「積み上げ」の部分もありますので、テスト前にまとめて勉強を行うのではなく、日常的に勉強を進めてみてください。

詳しい勉強法はこちら▶高校受験に向けての理科の勉強法を知ろう!

>>社会

社会は暗記教科ですので、効率を重視して暗記を行うことが大切です。語呂合わせを使って時代の流れに沿った暗記は、より脳に定着しやすくなるのでおすすめです。もちろん一度のみで全てを暗記をすることは不可能ですので、社会も反復することがポイントです。暗記科目の良いところは移動時間などでも反復することが可能ですので、部活などで勉強の時間が確保できない場合はこのような暗記科目からでも大丈夫ですので勉強をしてみましょう。

詳しい勉強法はこちら▶高校受験に向けての社会の勉強法を知ろう!

模擬試験の勉強方法について

第3章では、全国の模擬試験や塾で定期的に行われている模擬試験の勉強方法について解説していきたいと思います。

模擬試験は様々なタイプがあります。分かりやすい例を2つあげます。

1つ目の例は、早慶オープンなど自分が志望している学校の問題に似せた模試です。目的としては、志望校に似たレベルのテストを行うことで本番に慣れる、その学校を志望している他の受験生と自分の比較ができることです。2つ目の例は、全国統一中学生テストやVもぎなど受験人数が絞られていない模試です。目的としては、現在習った範囲までの勉強をどこまで出来ているか知ること、どの科目を伸ばしていくべきかを知ることです。

このように受験人数が多い模試もあれば、ある程度人数が絞られた試験もあります。1つ目の例で挙げたような模試は、その学校の受験を志望している受験生との立ち位置を明確に知るこという意味で有効です。2つ目の例で挙げた模試は、規模が大きい場合が多いので全国の中での自分のレベルを把握することに役立ちます。また、色々な高校を志望している受験生がいるので、自分が志望している高校のレベルを知ることにも役立ちます。

==大規模な模試の対策==

大規模な模試

大規模な模試というのは、基本的に学校の進度に合わせて作られている場合がほとんどです。ですので、現状で習った範囲までが試験で出題されます。模試によっては、試験に出る範囲を事前に知らせているので、その範囲に沿った勉強を行うことが良いでしょう。後半の問題については、時期によって出題されたり、されなかったりがあるかもしれませんが、試験のはじめの方に聞かれるような基本問題(国語: 漢字、数学: 計算問題)は毎回出題されます。そのような問題は、全問題の中でも点数を稼ぎやすい箇所ですので、日頃から勉強を少しずつ進めましょう。

志望校レベルに合わせた模試の対策

この種類の模試はほとんどの方が受験生になってから受けると思います。本番に似せた問題形式で出題されるので、過去問を沢山解いて問題形式に慣れることをまずは意識しましょう。その時期までに習ったことしか出さない模試もありますが、それも本番の形式に沿った形やレベルで出題されるので、沢山数をこなして備えてください。また、学校によっては高校生で習うような範囲の問題まで出すことがあるので、先取り学習を進めることも重要です。模試を受験する前に、前回の模試で解けなかった問題をしっかり解けるようにし、もっと高い点数を取れるような志を持って挑んでください。

過去問の使い方について

受験が近くにあたり、過去問を解き進めると思います。最後に、過去問の使った勉強法について紹介します。

①問題形式の特徴を掴む

出題傾向や問題形式の特徴を掴むことは、特に私立高校受験を考えている方は必ず行ってください。基本問題と応用問題の配分、図形やグラフ、文章題は毎回どこのタイミングで出題されるのかといった所に注目してみて下さい。これを行うことで、それぞれの問題にかける時間を細かく設定出来たり、問題の解く順番について考えられたり出来ます。

②実際の試験時間より5-10分早めて解いてみる

時間ギリギリまで解いていると、全ての問題を見返すことが出来なかったり慌ててミスを連発する可能性が出てきます。練習で5分-10分早く解き終わるように訓練すると、本番も気持ちに余裕を持って受験出来るので、オススメです。ただし、この方法は一番最初からやるのではなく、復習の際にもう一度解き直す時や慣れを感じてきたときに導入して下さい。

③採点する前に、解けそうだった問題や自信があった問題にそれぞれ印をつけておく

これを行った方がいい理由は、自分自身がどこまで問題を把握出来ていたのかを明確に知ることが出来るからです。「ここまでは理解出来ていた」ということを客観的に知ることで、原因分析もより効率的に出来るのでオススメです。また、解けそうだった問題に印をつけることで、「惜しかったな〜」という気持ちが出てくるので、勉強のモチベーションにも繋がりますし、次回から気をつけようと思う気持ちも強くなります。

④間違えた問題の原因分析を行う

最後に、自分が間違えた問題に注目してみて下さい。これは第1章でも説明しましたが、どのようなことが原因で間違えてしまったのかをきちんと把握することで次回以降の結果に繋ぐことが出来ます。問題を読み間違えたからなのか、公式を忘れてしまったからなのか、途中式の計算が間違っていたのか、間違えた原因は様々あります。これらを把握することで、自分の苦手なことを洗い出すことが出来るので、是非行ってみて下さい。

少しでも参考になれば幸いです。受験が近づいている方は、特に1人で勉強することに対して不安が出てくると思います。是非アガルートでは、そうしたみなさんをサポートする コーチングサービスを提供しているので、よかったら利用してみてください。また他の記事でも、勉強をサポートする有益情報を共有しているので、みて見てください。