中学受験の勉強法とは?学年別&科目別に基本の勉強方法を紹介
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「中学受験に向けた学年別の勉強法が知りたい」
「子供の成績がなかなか上がらない」
このように、中学受験の勉強法について、悩んでいる、気になっているという親御さんは少なくありません。
そこでこちらでは、中学受験の勉強法を学年別に解説します。また、中学受験の勉強をする子に対してすべきでない、親のNG行動についてもまとめていますので、中学受験を成功させたい方は必見の情報となっています。
お子さんの中学受験を成功させたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
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目次
中学受験は何を勉強すればいいの?親が知っておくべきこと3つ
初めて中学受験をする方にとっては、何を勉強したら良いか右も左も分からないという方も多いのではないでしょうか?
中学受験は特殊なので、まずは受験の仕組みを理解することが大切になります。
そこでこちらでは、勉強を始める前に知っておきたい次の3つについてご紹介します。
- 中学受験の受験科目
- 合格判定の方法について
- 合格ラインを超えるための勉強について
1.中学受験の受験科目を知っておこう
中学受験の受験科目は「国語・算数・社会・理科」の4科目が基本です。
ただし、学校によっては受験科目が「国語・算数・理科」など3科目の可能性もありますので、志望校の受験科目は事前にしっかり確認しておいてくださいね。
2.合格判定の方法を知っておこう
中学受験の合格の判定基準は、全ての受験科目の合計点数で決まります。
各科目の点数配分は「国語100点・算数100点・理科70点・社会70点」の場合が多いですが、受験科目同様学校によって異なる可能性があるため、しっかりチェックしておきましょう。
また、多くの学校の試験問題には、国語では漢字の読み書き、算数では計算問題というように、簡単で基本的な問題も出題されます。
基本的な問題で失点してしまうと非常に勿体無いので、合格を勝ち取るためにも基礎問題の理解は早いうちにマスターしておくのがおすすめですよ。
3.合格ラインを越えるための勉強法を知っておこう
多くの学校の中学入試では、一定の合格ラインに達すれば合格となる場合が多いです。
そのため、必ずしも全科目で満点を目指す必要はありません。
前項でも触れたように、国語と算数は理科と社会よりも点数配分が高いため、重点的にすべきだと言えます。
特に算数は難しい問題が多い傾向にあるため、得意なお子さんと不得意なお子さんで他の科目よりも点差が開きやすいでしょう。
しかし、中学受験は4科目の合計点数が基準点を越えることが合格の必須条件になるので、得意な科目はもっと伸ばして高得点を目指し、苦手な科目は基本的な問題を落とさないようにして、出来るだけ失点を少なくすることを目標にすると良いですよ。
【中学受験】学年・科目別勉強法
ここからは中学受験の勉強法について、学年ごと科目別に解説していきます。
塾に通うのは4年生や5年生からだとしても、低学年のうちから出来ることはたくさんあります。
いつどのような勉強をしたら良いのかや、科目ごとに重要な勉強法が分からないという方はぜひ確認してみてくださいね。
【中学受験】低学年の勉強法
1、2年生の頃は、将来の受験勉強に向けた土台作りをしましょう。
ただし、難しい内容の勉強をたくさんこなすのではなく、まずは学校の宿題をしっかりとこなし、子供が自発的に勉強する習慣をつけて、学ぶことの楽しさを感じられるようにすることが大切です。
学校の授業内容を理解して座学に力を入れることも重要ですが、五感を使う学びの機会も忘れてはいけません。
例えば、家事のお手伝いをしたり旅行に行ったりして、子供に多くの経験をさせることで学べることがたくさんあるだけでなく、柔軟な思考力や発想力を養うことができます。
本をたくさん読んで読解力や語彙力を養ったり、パズルやゲームをやることで論理的思考を育てられるので、多くの経験をさせてあげましょう。
何よりもお子さんが勉強そのものを嫌いになってしまっては、中学受験に限らず将来的にも心配ですので、勉強の無理強いは厳禁ですよ。
関連コラム:【中学受験】低学年のうちにからやっておくべきこと6つ!
【中学受験】3年生の科目別勉強法
続いては3年生の科目別の勉強法を解説します。
3年生は生活科が社会と理科に分かれることなどや、国語や算数の内容も少し難しくなることから、「9歳の壁」や「小3の壁」と言われています。
また現在では英語の授業も追加されるため、一気に学校の勉強に追いつけなくなるなんてこともあり得ますので、科目別の勉強法をしっかり確認しておきましょう。
【小学3年生】国語の勉強法
小学3年生の国語は、文章問題では読解力が求められるような内容にレベルアップします。
そして、3年生の国語で最も大変なのが漢字です。
1、2年生よりも難しい漢字になるだけでなく、一年間で習う数も約200漢字と増えます。
しかし、学校のテストの難易度はそこまで高くないため、つまずいてもなかなか気づきにくい可能性があります。
そこで、テストの点数を見るだけではなく、習った内容が理解できているかや、漢字がしっかり覚えられているかなど、家庭でもこまめに気にかけてあげるようにしましょう。
【小学3年生】算数の勉強法
小学3年生の算数では「少数・分数の計算」や「時刻と時間・長さと速さ」など、算数が苦手な子供がつまずきやすいテーマの学習が始まります。
しかし、これらは入試試験の基本問題としても出題される内容ですので、万が一苦手に感じている場合はしっかり不明点を解消しておきましょう。
3年生の算数は学習内容が大幅に広くなりますが、どれも受験にも頻出のテーマです。
一度は理解できても、時間が経つと忘れてしまう可能性もありますので、可能であれば繰り返し復習をして内容を定着させると、受験勉強が始まっても良いスタートダッシュが切れると思いますよ。
【小学3年生】社会の勉強法
社会では、自分たちの住んでいる地域についての理解を深めたり、白地図を用いて都道府県の名称やその地域の特色を学ぶ授業が始まります。
課外学習で実際に地域を歩いてみたり、工場見学などの機会も増えるため、五感で学ぶことができます。
ただ教科書に書いてあることを学ぶだけでは、学習内容が定着しにくいですが、実際に目で見て学ぶことで興味や関心を高められ、記憶に定着しやすいでしょう。
学校の授業以外に、家族で旅行に行くなどして色々なものに触れることも大切です。
日本地図の学習はパズルなどを利用して、ゲーム感覚で学習すると遊びながら勉強することができるのでおすすめですよ。
【小学3年生】理科の勉強法
小学3年生の理科では、植物や昆虫といった生物分野から、力の働きや電気・磁石といった物理分野まで広く学習します。
虫眼鏡を使って植物や昆虫を観察したり、電気回路を作って豆電球がつくか実験するなど、様々な器具を実際に使いながら身近なテーマの仕組みを理解します。
理科の授業では実験をしながら学習できるため、子供も興味や関心を示すことが多いですが、ただ実験を楽しんで終わり、というのは中学受験の勉強法としては少し物足りないです。
家庭でも、磁石につくものとそうでないものを調べたり、昆虫の観察をして羽や足が何本あるか子供に質問するなどして、親子で一緒に体験しながらアウトプットする機会を設けると良いでしょう。
【中学受験】4年生の科目別勉強法
続いては4年生の科目別の勉強法を解説します。
4年生に上がると、本格的に中学受験を見据えて塾へ通うお子さんも増えてくるのではないでしょうか?
塾以外にも習い事をしているお子さんにとっては確実に負担が増えることになりますので、ご家庭でもしっかりサポートしてあげましょう。
【小学4年生】国語の勉強法
小学4年生の国語では、文字の読み書きだけでなく、助詞・主語と述語・修飾語といった文法の基礎や、同音異義語と同訓異字語など、今後の土台となるものを学習します。
また、一年間で学習する漢字は約200漢字にのぼり、これまでよりも難しい漢字が増えます。
そこでおすすめなのが「本を読むこと」と「漢字ドリルを繰り返し復習すること」です。
ただし、難しい本をたくさん読めば良いのではなく、お子さん本人が興味のあるジャンルなど読みやすいものから始めて、あくまで読書の習慣をつけることを目的としてください。
多くの本を読んで文章に触れる機会をつくることで、漢字の読み方や語彙力が自然と身につけられるので、後々の受験勉強にも活かせますよ。
また、漢字ドリルを繰り返し解いて、基礎力を固めておきましょう。
とはいえ一度にたくさんやる必要はないので、継続的に漢字に触れる機会をつくることを意識して取り組んでみてください。
【小学4年生】算数の勉強法
4年生の算数では割り算や小数の計算といった計算問題の基本から、平均・数列・四捨五入などの数字の概念に関する内容を学習します。
これらは、5年生だけでなくその後の算数・数学でも必要になる大切な内容です。
分からないままにしてしまうと、次第に算数に対して苦手意識が強くなってしまう可能性もありますので、ご家庭でもしっかりサポートしてあげましょう。
国語同様に計算ドリルを繰り返し解いて、基礎計算力を固めておくことが重要です。
また、四捨五入やがい数、およその数といった数字の概念の理解ができているか、繰り返し復習をしておきましょう。
塾に通っている場合は、毎回の授業の最初にミニテストのような形で復習の機会を設けることも有効ですよ。
【小学4年生】社会の勉強法
小学3年生では住んでいる地域の特色などをおおまかに理解することが目標でしたが、4年生では地域が発展するために何が必要なのか考えることが目標となります。
授業では、資源やゴミなどの環境問題について考えたり、地域の公共施設を見学して実際に物事に触れる機会が増えます。
学校の授業では課外学習の機会があるため、お子さんも興味を持ってくれやすいでしょう。
しかし、国語や算数と比べて授業数も少なく、4年生の間は塾でも授業がない場合もあるので、家庭でも環境問題に触れることをおすすめします。
例えば、ゴミの分別をするなど普段の生活の中から学べる機会が多いので、積極的に家事のお手伝いをすることが有効的です。
【小学4年生】理科の勉強法
4年生の理科では、人体や動物の体のつくりなどの生物分野、星や月の動きなどの天体分野、水の状態変化などの化学分野、直列つなぎと並列つなぎなどの物理分野を学習します。
3年生で生活科が社会と理科に分かれたことで、理科の学習分野もより専門的になりますが、4年生の学習内容はさらに広くなります。
理科の授業は、引き続き実験を通じて学習する機会が多いため、お子さんも楽しんで授業を受けてくれるでしょう。
しかし3年生同様に楽しむだけでなく、実験の結果がどうだったのか理解することが大切です。
家庭の会話の中でも、学校でどのような授業をしたのか話題にあげて、お子さんが理解できているか一緒に確認してあげるのがおすすめですよ。
【中学受験】5年生の科目別勉強法
続いては5年生の科目別の勉強法を解説します。
5年生になると授業も一気に難しくなるだけでなく、塾の授業も増えて受験に向けて本格的になるでしょう。
お子さんも多感な時期ですので、あくまで自主的に中学受験に向き合えるようフォローすることが大切です。
志望校のオープンキャンパスに足を運ぶなどして、お子さんが通いたいと思える学校を見つけることもモチベーション向上に繋がりますよ。
【小学5年生】国語の勉強法
小学5年生では約190漢字を学習し、問題の文章量も増えるのでより内容が難しくなります。
また、中学受験の入試問題では、漢字の読み書き以外にことわざや慣用句の問題も基本問題として出題されるので、出来るだけ失点を抑えるためにも知識を増やしておきましょう。
漢字ドリルに加えて、ことわざや慣用句も繰り返し復習することが効果的です。
中学受験に向けた取り組みとして効果的なのが、入試問題に頻出の作家の著書を読むことです。
入試の際に初見の文章問題を解くのと、知っている文章問題を解くのとでは、心の余裕が段違いと言えます。
入試に頻出の作家の例としては、重松清やあさのあつこ、伊集院 静などが挙げられます。
私自身も入試当日は緊張していましたが、文章問題が知っているお話だと少し安心して取り組めた記憶があるので、非常に効果的な対策ですよ。
【小学5年生】算数の勉強法
5年生の算数は、小数のかけ算・わり算などの基本的な計算の知識と、立体の体積や合同な図形などより応用的な内容を学習します。
4年生に引き続き、計算ドリルなどで基礎計算力を高めながら、受験に向けて本格的な知識をつけましょう。
さらに、中学受験において最も重要なのが算数であると言われています。
算数の入試問題は他の科目よりも難しい問題が出やすいので、5年生のうちに面積や体積の求め方の公式など、基本的な内容はマスターしておくべきです。
また、塾では模擬試験の頻度も増えてくると思いますので、模試の振り返りが重要となります。
ここからお子さんの学力が伸びる可能性は十分あるので、5年生のうちは志望校の合格判定はそこまで重要ではありません。
それよりも、時間配分は適切にできているか、苦手な単元はどこかなどを明確にして、間違えた問題を振り返りましょう。
【小学5年生】社会の勉強法
小学5年生の社会では、地理分野から日本の食糧生産や工業生産といった産業に関する内容を学習します。
そのため、教科書の内容を暗記する機会も増えるため、暗記が苦手なお子さんにとってはモチベーションが下がりやすい時期でしょう。
一気に暗記しようとすると大変に感じてしまうので、小テストのような形で継続的に記憶に定着させることが有効的です。
また、中学受験の入試問題では主に直近2〜3年分の時事問題が出題されます。
5年生のうちから時事問題への対策に注力する必要はありませんが、日常的にニュースに触れる機会を設けると良いでしょう。
【小学5年生】理科の勉強法
5年生の理科では、地学分野からは天気の変化や地形のでき方、化学分野からは食塩の問題、物理分野からは電磁石の実験やふりこについて学習します。
化学分野や物理分野の内容は、暗記ではなく計算問題が増えてきます。
例えば食塩の問題では、食塩水の濃度や食塩の量などを公式を用いて導き出します。
算数ほど難しい計算はありませんが、割合や四捨五入などの基本的な知識は必要になりますので、合わせて復習しておくと良いですよ。
ふりこや食塩の問題はご家庭でも気軽に実験できるので、親子で一緒に実験をしながら勉強すると楽しみながら学べておすすめです。
【中学受験】6年生の科目別勉強法
最後に6年生の科目別の勉強法を解説します。
本格的に受験生として勉強に本腰をいれるお子さんも多くなると思いますが、正しくポイントを抑えておけば学力もまだまだ上がる余地がありますので、しっかりチェックしておきましょう。
【小学6年生】国語の勉強法
小学6年生では約190文字の漢字を習い、文章問題では要約が求められたり、より高い読解力が必要になります。
6年間で学習する漢字は合計1,000文字以上にのぼるため、毎日少しづつでも良いので繰り返し復習して、確実に記憶に定着させるようにしましょう。
また読書をする際には、ただ読むだけでなく要約して人に説明する習慣をつけると、文章問題をまとめる力が身につけられます。
この際に、難しい本の要約ではなく好きな本やドラマなど、お子さんが興味のあるジャンルから始めることをおすすめします。
【小学6年生】算数の勉強法
6年生の算数は次第に数学的な内容が増えるため、難易度が高くなります。
中学受験の算数は、中学校で習う数学の内容を小学生で習う四則演算の知識を使って解く問題が多いので、小学生にとってはかなり難しく感じる可能性があります。
文章問題では、速さの問題や食塩水の問題など条件が複雑になるため、算数に対して苦手意識があると全く手が動かなくなってしまうお子さんもいるかもしれません。
しかし、ひとつひとつの計算は難しくないため、何を求めるのかをまず確認して、ゴールから逆算していくと簡単に答えに辿り着けますよ。
実際、算数が大の苦手だった私も、「答えを求めるために計算式Aをする→計算式Aに必要な要素を求めるために計算式Bをする→・・・」と答えから逆の順番で考えると解きやすかったので、算数が苦手な方はぜひ試してみてくださいね。
【小学6年生】社会の勉強法
小学6年生の社会では、縄文時代からの日本の歴史や憲法・政治がメインになります。
いわゆる日本史の内容になりますので、年号や歴史上の登場人物などの暗記が増えてきます。
年号は語呂合わせで覚えたり、人物名は漢字を正しく覚えておかないといけないので漢字間違いなどのケアレスミスがないよう注意が必要です。
政治分野では三権分立や憲法の内容を学習するため、単語や制度の意味を正しく理解することが大切になります。
これまでの社会の内容と比較して興味を持ちにくい単元なので、モチベーションを保てるようにご家庭でもサポートしてあげましょう。
【小学6年生】理科の勉強法
小学6年生の理科では、生物分野から動物の消化・循環器官のはたらきや食物連鎖、地学分野から太陽系や地層についてを学習します。
そのほかにも、物理分野ではてこの原理について、化学分野ではものの燃え方や水溶液などが含まれますので、幅広い分野の知識が必要になります。
理科ではさまざまな現象について学習しますが、なぜそうなるのか?という姿勢で勉強すると、理解がしやすいのでおすすめですよ。
夏休みの自由研究などで理科の実験を行うと、自分で仮説を立てて実験してまとめるという一連の流れを行えるので、楽しみながら記憶に定着させることができます。
関連コラム:中学受験はいつから準備するべき?塾に通わせるベストタイミングとは
中学受験の勉強をする子に親がすべきでないNG行動3つ
最後に、中学受験をする子供に対して、親がすべきでないNG事項について解説します。
親御さんにとってはなんとしても成功させたい中学受験ですが、実際に勉強して受験するのはお子様自身なので、お互いストレスなく受験に望めるようにしたいですよね。
実際に自身も中学受験を経験した私が、特にNGと感じることをご紹介します。
1.勉強以外のことで制限をかける
中学受験を経験した私が最もストレスを感じたのは、友達と遊ぶ時間や自由時間が減ってしまうことでした。
塾に通い始めると、他のことに使える時間がどうしても少なくなってしまいますが、小学生にとってはまだまだ遊びたい盛りだと思います。
そのため、友達と遊ぶことなど、勉強以外のことで制限をかけすぎることはよくありません。
中学受験のために机に向かってコツコツ勉強することはもちろん大切ですが、受験対策としてはさまざまな経験をすることも重要です。
特に、中学受験をすると友達と別の学校に通うことになるため、今しか過ごせない時間を大切にしてあげましょう。
勉強の時間と自由時間のメリハリをつけてあげると、お子さんもストレスなく中学受験に向き合えますよ。
2.「勉強しなさい」と強要する
ついつい言ってしまいがちな「勉強しなさい」ですが、要注意なセリフでもあります。
とある心理学の統計データによると、「勉強しなさい」と強要や命令をされるとやる気が減退すると回答した人が多いことが分かっています。
そのため、声の掛け方を「何時から勉強する?」や「そろそろ勉強しようか?」などと変えてあげるだけで、お互いに気持ちよく取り組むことができますよ。
急に勉強時間を増やすとお子さんもストレスを感じてしまいますので、少しづつ勉強する習慣をつけたり勉強時間を増やすなどして、お子さんが自然と勉強する環境を整えることが大切です。
3.できないことを責める
中学受験を経験した親御さんにとっては、「勉強して当たり前」や「できて当たり前」と感じることもあるかもしれません。
しかし、このようなことをお子さんに言ってしまうと、モチベーションが下がってしまったり、反抗的になってしまう可能性もあります。
大人でも当てはまると思いますが、自分ができることや経験したことが他の人にも当てはまると考えるのは危険です。
このような言葉をかけてしまうと自分自身を否定されたと感じるお子さんもいるので、できることや得意なことを認めてあげて、得意を伸ばしてあげることを大切にしましょう。
勉強法がわからない時はプロに相談を
こちらの記事では、中学受験の勉強法について学年・科目別に解説しました。
勉強法が分からない時や、志望校などの目標がある時にはプロに任せることをおすすめします。
塾を選ぶ際には、中学受験のコースがあるところをおすすめします。
アガルート学習コーチングは、勉強習慣が身に付くコーチングの指導を行っています。
早くから勉強習慣が身に付くことで、自然と成績が上がるので非常におすすめです。
プロのサポートがあれば、志望校の合格にもグッと近づくことができるので、勉強法に悩んでいる方はぜひ相談してみてくださいね。
関連コラム:中学受験のメリット・デメリットとは?中学受験をするかしないか決め方のも解説
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この記事の著者 知崎 ユイ
学生時代には塾講師として小学生から高校生まで幅広く指導を行い、
勉強だけでなく進路相談のアドバイスも担当。
現在は教育分野を中心に執筆活動を行っている。