あなたは今、M&A仲介会社をお探しで、「山田コンサルティンググループが気になっているけれど、実際の評判はどうなんだろう?」と気になっていませんか?
山田コンサルティンググループは東京証券取引所プライム市場に上場している会社です。
M&Aにおいて重要な役割を果たす、公認会計士や税理士などの専門士業も多数在籍しています。
この記事では、M&Aコンサルティングの候補として山田コンサルティンググループを検討している方に向けて、山田コンサルティンググループがどんな会社なのか特徴や評判を紹介します。
山田コンサルティンググループの仲介手数料、成約件数などの細かい情報までお伝えしますので、山田コンサルティンググループにM&Aのコンサルティングを依頼するかの検討材料としてご活用ください。
目次
山田コンサルティンググループとは?会社概要は?
山田コンサルティンググループの会社概要は、次のとおりです。
会社名 | 山田コンサルティンググループ株式会社 |
設立 | 1989年7月10日 |
代表 | 代表取締役社長 増田 慶作 |
本社 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目8番1号 丸の内トラストタワーN館10階 |
資本金 | 15億9,953万円 |
URL | |
上場取引所 | 東京証券取引所 プライム市場 |
グループ総人数 | 1,004名 |
公認会計士や税理士などの士業も多数在籍しており、専門的知識を活かした幅広いコンサルティング事業を展開しています。
山田コンサルティンググループは、1989年にファイナンシャルプランニングのコンサルティング事業を目的として設立された会社です。
その後、事業の範囲を拡大し、2000年には大阪証券取引所ナスダック市場(現 東京証券取引所JASDAQ市場)に上場、現在では事業承継やM&Aのコンサルティング事業も行っています。
ここでは、インターネット上で確認できる山田コンサルティンググループの口コミ、評判を紹介します。
山田コンサルティンググループの評判・口コミ・評価
良い口コミ
素晴らしい組織
Googleレビュー
悪い口コミ
プロジェクト期間中メールの返信もしない担当者について苦情を伝えると逆ギレしてくるとんでもない会社様でした
Googleレビュー
山田コンサルティンググループについては、口コミ自体がほとんど見当たりませんでした。
山田コンサルティンググループでは、会社の設立から30年以上一貫してコンサルタント業務を提供しており、M&A仲介もコンサルタント業務の一部として行われています。
上場からも20年以上が経過しており、業務に関する悪い口コミがほとんどないことを考えると、信頼のおける会社と言えそうです。
山田コンサルティンググループは迷惑電話がしつこい?やばい会社なの?
山田コンサルティンググループには、迷惑電話がしつこいとの噂があります。
実際の口コミを見ていきましょう。
最初に、用件と本日初めて電話をする趣旨を伝えてきたので悪質な会社ではないと思いますが、弊社は予定がないのでお断りしました。
電話帳ナビ
マニュアルを読み上げている最中に、お断りをして電話を切ったら、1日に3回もかけてきて、マニュアルを読み終わるまで続きました。
東京の丸の内から電話をかけています。とのことでした。
とっても恐怖でした。
電話帳ナビ
必要があれば連絡しますと伝えても毎日連絡がきます。
態度も高圧的でした。
電話帳ナビ
営業電話ではありませんと言われましたが、ただの営業電話でした。
電話があった旨伝えろと言われたが、伝えるわけない。
電話帳ナビ
M&A仲介会社やコンサルティング会社では、いかに多くの企業にアプローチするかが、成約数を決める重要な要素となります。
そのため、山田コンサルティンググループでも営業活動を積極的に行っているようです。
営業自体は悪いことではありません。
しかし、サービスの必要はないと感じた受け手によっては、「こわかった」「高圧的だった」「しつこい」と感じたケースもあるようです。
山田コンサルティンググループはやばい会社?怪しい?
山田コンサルティンググループには、「やばい」「怪しい」などの噂もあります。
この噂の原因は、営業電話を積極的に行っているためだと考えられます。
たしかに、営業電話がいきなりかかってくると「やばい会社なのでは?」「怪しい」などと思ってしまいがちです。
しかし、電話や営業活動は、他のM&A仲介会社やコンサルティング会社でも行われていることで、それ自体が責められるべき行為とは言えません。
また、山田コンサルティンググループの提供するサービス自体に悪い口コミや噂はなく、サービス内容に怪しい点は見当たりません。
山田コンサルティンググループは、厳しい審査を経て上場してから20年以上が経過している会社で、一定の信頼性がある会社と言えるでしょう。
山田コンサルティンググループの特徴
ここでは、山田コンサルティンググループの特徴を解説します。
山田コンサルティンググループの強み(メリット)
国内トップクラスのM&A実績がある
山田コンサルティンググループでは、毎年数十件のM&A案件を成立させており、国内でもトップクラスのM&A実績を誇ります。
数々のM&A実績から得た経験を活かしたアドバイスをしてもらえるという点は利用者にとってのメリットと言えるでしょう。
顧客数が多くマッチングしやすい
山田コンサルティンググループでは、創業から累計で1万5,000件以上のコンサルティングサービスを提供してきた実績があり、グループ全体では圧倒的な顧客数を誇ります。
M&Aで適切なマッチングを実現するには、多くの候補先企業が必要です。
圧倒的な顧客数を持つ山田コンサルティンググループでは、候補先企業を多く提案できるためマッチングが成功する可能性も高くなっています。
専任コンサルタント制
山田コンサルティンググループは専任コンサルタント制を採用しており、クライアントのさまざまな悩みに寄り添い、M&Aの実現までサポートしてくれます。
自社の悩みを正確に把握している専任コンサルタントと共にM&Aの実現に向けて行動することで、迅速かつ的確なM&Aを実現できます。
金融機関・弁護士事務所と連携し提案
山田コンサルティンググループには30年を超える歴史があり、その中で都市銀行、地方銀行、証券会社などの金融機関や弁護士事務所、会計事務所などの士業事務所との広大なネットワークを形成しています。
そうした金融機関や士業事務所と連携することで、最適な企業とのマッチングを実現しています。
オーダーメイドでサービスを提案してもらえる
山田コンサルティンググループは、総合コンサルティングファームであることから、M&Aだけでなく他のさまざまな選択肢も提示してくれます。
M&Aを進めるうえでも、クライアントの要望に合わせたオーダーメイドでのサービスを提案しています。
山田コンサルティンググループの弱み(デメリット)
手数料が非公開
山田コンサルティンググループのM&A仲介について、手数料の額は公開されていません。
そのため、手数料の面で他社と事前に比較検討するのが難しいです。
ただし、オーダーメイドでのサービス提供をしているため、状況に合わせて手数料を見積もってもらえたり、交渉すれば柔軟に対応してもらえたりする可能性もある点はメリットとも言えるでしょう。
山田コンサルティンググループの仲介手数料
上記の通り、山田コンサルティンググループの仲介手数料山田コンサルティンググループの仲介手数料は、非公開となっています。
相談は無料で受け付けているので、気になる方は、こちらのフォームから相談の申込みをして、見積もりをしてもらうことをおすすめします。
山田コンサルティンググループの業績・事例
ここでは、山田コンサルティンググループの業績や成約事例を紹介します。
山田コンサルティンググループの業績
売上高推移
2020年3月期 |
135億7,600万円 |
2021年3月期 |
153億1,500万円 |
2022年3月期 |
146億4,500万円 |
2023年3月期 |
164億5,000万円 |
営業利益/経常利益推移
2020年3月期 |
22億800万円/21億9,300万円 |
2021年3月期 |
22億5,200万円/23億2,200万円 |
2022年3月期 |
25億100万円/25億7,000万円 |
2023年3月期 |
28億7,100万円/29億2,000万円 |
山田コンサルティンググループの成約事例
拡大戦略実現のためのM&A
譲受企業 |
譲渡企業 | |
事業内容 |
セールスプロモーションなど |
WEB広告の企画・制作・運用 |
エリア |
関西地方 |
関東地方 |
売上規模 |
約50億円 |
数十億円 |
M&Aの目的・背景
セールスプロモーション事業により成長を続ける譲受企業が、WEB、デジタル領域での事業拡大を図るためにM&Aを模索していました。
譲渡企業は、自社での成長に限界を感じており、山田コンサルティンググループからの提案内容に共感し、M&Aの成約に至りました。
成果
譲受企業としては、拡大を希望していた領域の事業を買収でき、当初の戦略通りの事業拡大に成功しました。
譲受企業、譲受企業ともに自社にない機能を補完し合う関係にあり、グループ全体としての成長が期待できる状況となっています。
参考:M&Aによる拡大戦略実現のため、能動的アプローチで成約に至った事例
地方の人手不問題の解決のためのM&A
譲受企業 |
譲渡企業 | |
事業内容 |
建設業 |
建設業 |
エリア |
東海地方 |
東海地方 |
売上規模 |
約90億円 |
約10億円 |
M&Aの目的・背景
譲渡企業は、創業から40年の歴史を持つ会社でしたが、社長の営業力によって発展してきたため、社長引退後の事業継続に不安を抱えていました。
また、建設業における人手不足の問題も重なり、山田コンサルティンググループに後継者不在の問題解決を依頼しました。
成果
地域の企業連合を作り、地域No.1グループを目指していた譲受企業とのマッチングに成功し、M&Aが成約に至りました。
譲渡企業と譲受企業がグループ企業となることで、当該エリアにおける競争力が強化され、採用力の向上や既存の従業員同士の交流による、人手不足問題の解決に繋げることができた。
参考:地方の人手不足問題の解決を目指した地場優良企業の事業承継M&A事例 | 山田コンサルティンググループ
物的承継の課題を解決したM&A
譲受企業 |
譲渡企業 | |
事業内容 |
建設業 |
建設業 |
エリア |
東北展開 |
東北地方 |
売上規模 |
20億円以上 |
4億円 |
M&Aの目的・背景
譲渡企業は、後継者候補の役員への事業承継を検討していましたが、株式の価値が高額であったため、株式をどのように承継させるのか(物的承継)という面で問題を抱えていました。
そこで、後継者候補の役員の金銭的な負担を避けるために、M&Aによる事業承継を検討し、山田コンサルティンググループへ依頼しました。
成果
譲渡企業の工種領域についてのノウハウ獲得や、譲渡企業のエリアでの仕事獲得を希望する譲受企業とのマッチングに成功し、M&Aの成立に至りました。
譲渡企業としては、当初の希望どおりに後継者候補の役員を代表にすることができ、譲受企業としては、新たな工種、エリアに進出することで自社の成長のきっかけを作ることに成功しました。
参考:地方建設業における物的承継の課題を解決したM&A事例 |山田コンサルティンググループ
山田コンサルティンググループの手続きの流れ
山田コンサルティンググループでは、オーダーメイドでのサービス提案を行っていますが、基本的な流れは次のとおりです。
- 実行前
自社の課題発見、M&Aの方向性検討など、M&A戦略コンサルティングを行います。
- 契約
具体的なサポートを開始するために、山田コンサルティンググループとのアドバイザリー契約を締結します。
- 計画
買収計画の立案、買収対象事業の選定を開始します。
経営戦略に基づき、ネットワークを活用して、買収対象となり得る企業のリストアップを行います。
- 打診
買収対象への打診を行います。
- 検討
対象企業とのマッチングに成功したら、秘密保持契約の締結、M&Aの手法などM&Aの実現に向けての具体的な検討を行います。
- 買収監査
基本合意契約を締結し、デューデリジェンスを実施します。
- 評価
バリュエーション(企業価値評価)を行い、想定されるキャッシュフローやM&Aによるシナジー効果に見合う価格となっているかを検討します。
- 契約・クロージング
最終契約を締結し、M&Aを実行します。
- M&A後
M&Aの成立後も、PMIコンサルティングによってサポートを継続します。
山田コンサルティンググループの対応業種
山田コンサルティンググループの対応業種に制限はありません。
山田コンサルティンググループには、さまざまな業界出身のプロフェッショナルが在籍しているため、幅広い業種への対応が可能です。
業種別にプロフェッショナルと呼べるコンサルタントを揃えているため、どの業種でも最適な提案が可能です。
特殊な業種でM&Aの実行に不安を抱えている方も、一度、対応可能か問い合わせてみてはいかがでしょうか。
山田コンサルティンググループのよくある質問
ここでは山田コンサルティンググループに関するよくある質問に回答します。
公認会計士等の有資格者は社内にいる?
山田コンサルティンググループには、公認会計士、税理士、弁護士、司法書士、社会保険労務士、中小企業診断士などの有資格者を社内に抱えています。
さまざまな専門職から必要なサポートを受けられることは、利用者にとって心強いポイントです。
山田コンサルティンググループは上場している?IPOはいつ?
山田コンサルティンググループは、2000年10月に大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場へ上場しています。
その後、2019年2月に東京証券取引所市場第一部に市場変更し、2022年4月にプライム市場へ移行しています。
山田コンサルティンググループのIR・決算資料はどこから見られる?
山田コンサルティンググループのサイトのIR資料ページで確認できます。
山田コンサルティンググループの社長の経歴や人物像は?
社長の増田氏は、司法書士事務所、公認会計士・税理士事務所を経て、2000年7月に山田コンサルティンググループのグループ会社の社長に就任しました。
その後、2016年10月には山田コンサルティンググループの社長に就任し、現在に至ります。
山田コンサルティンググループの主なメンバーの経歴や人物像は?
奥村 忠史氏
奥村氏は、立教大学法学部卒業後、会計事務所を経て山田コンサルティンググループに入社しました。
税理士の有資格者です。
現在は、常務執行役員資本戦略事業本部本部長を務めており、大学講師や金融機関向けのセミナー講師などで幅広く活躍しています。
船山 竜典氏
船山氏は、早稲田大学法学部卒業後、2006年に山田コンサルティンググループに入社しました。
アジア、米国の現地法人役員やシンガポール子会社のCEOなどを歴任し、現在は執行役員海外事業本部長を務めています。
山田コンサルティンググループの支社はどこにある?
山田コンサルティンググループは全国各地に支店や出張所を持ち、海外にも複数の拠点があります。
主な国内支社は次のとおりです。
・名古屋支店
〒450-6641
愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1番3号
JRゲートタワー41階
アクセス:名古屋駅直結
・大阪支店
〒541-0044
大阪府大阪市中央区伏見町4丁目1番1号
明治安田生命大阪御堂筋ビル(L.A.タワー)12階
アクセス:地下鉄御堂筋線 淀屋橋駅13番出口より徒歩0分
・九州(福岡)支店
〒812-0011
福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目13番1号
九勧承天寺通りビル5階
アクセス:JR博多駅博多口より徒歩5分
その他の支店、営業所、海外支店については、公式サイトをご確認ください。
山田コンサルティンググループの競合はどこ?比較されやすい会社は?
山田コンサルティンググループの競合会社としては、船井総研やタナベコンサルティングが有名です。
山田コンサルティンググループでセミナーは行っている?内容は?
山田コンサルティンググループのセミナーは、公式サイトで確認できます。
最近では、以下のようなセミナーの開催が確認できました。
・中国における外食産業の最新情報とM&A活用のポイント
・不動産投資を徹底解説! 心得ておきたい重点ポイント
・不動産市況の変化に対応する!今すべき資産防衛策とは?
経営者にとって、ためになる内容のセミナーで、現在はWebセミナーを中心に開催されています。
山田コンサルティングと山田&パートナーズの違いは?
山田&パートナーズは、山田コンサルティンググループ本社と同じビルにある税理士法人です。
山田&パートナーズの業務は、税務、会計、財務などの税理士業務で山田コンサルティンググループとは事業内容が異なります。
まとめ
このページでは、山田コンサルティングのM&A仲介について解説しました。
山田コンサルティングは、上場もしており、実績のある仲介会社です。
幅広く経営コンサルティングを行っている会社ならではのネットワークや専門性も魅力となっています。
気になっている方は相談してみてください。