M&A仲介業者のM&Aサクシードが気になっているけれど、実際どうなんだろう?と評判が気になっていませんか?

M&Aサクシード(旧ビズリーチ・サクシード)は、法人・審査制M&Aマッチングサイトを運営している会社で、完全成功報酬制のM&A仲介サービスを提供しています。

今回は、M&Aサクシードの評判について解説します。

仲介業者の評判を調べている方は、参考にしてみてください。

M&Aサクシードの会社概要

M&Aサクシード 会社概要

M&Aサクシードは、「M&A成約の最短日数を37日」を掲げる法人限定のM&Aマッチングサイトです。

運営している会社もマッチングサイト名と同じ「株式会社M&Aサクシード」となっています。

オンライン取引を活用しているという点で、対面して進めるM&Aよりも圧倒的なスピード感が期待できます。
M&Aサクシードの会社概要は、次のとおりです。

名称株式会社M&Aサクシード
所在地東京都渋谷区2-15-1
代表者金蓮美
資本金1,000万円
事業内容法人・審査制M&Aマッチングサイト運営
拠点東京都渋谷区渋谷2-22-3渋谷東口ビル3F
アクセス各沿線の渋谷駅から徒歩およそ4分

M&Aサクシード「Company Profile」より

M&Aサクシードの評判・口コミ・評価

M&Aサクシード 評判

では、M&Aサクシードの評判について良い口コミや悪い口コミなどを紹介します。

良い評判・口コミ

どんなに急な場合でも連絡を密にしてくれたりするなかで、だんだんと不安が解消されていきました。私たちにとっては最初で最後のM&Aですが、M&Aサクシードという伴走者がいなければ最後まで走り続けられなかったと思います。

M&A成功事例|M&Aサクシード

M&Aサクシードさんは得られる金額の多寡によって、立ち振る舞いを変えたりはしませんでした。「大丈夫です。そんなことは気にしなくていいですから。それは私たちの仕事なので」と言ってくれる会社なんてなかなかありません。さらに言えば、M&Aサクシードさんは着手金や中間金なしの「完全成功報酬制」です。無料で始められるので、心理的ハードルが低いのも大きな魅力です。

M&A成功事例|M&Aサクシード

M&Aサクシードの担当は譲渡側の立場に寄り添ってくれるだけでなく、譲り受け企業にグループインした後のことまで親身に考えてくれました。M&Aではいくつもの具体的な手続きや決めなければいけない事項が発生しますが、一つひとつフォローしてくれて助かりました。

M&A成功事例|M&Aサクシード

様々なM&Aプラットフォームをチェックしていますが、M&Aサクシードは気になる案件がタイミングよく出てきます。

M&A成功事例|M&Aサクシード

案件情報が豊富であることから、以前から活用させていただいていました。仲介会社からの紹介案件は担当者のフィルターを通すため、ある種のバイアスがかかりますが、M&Aサクシードさんはすべての掲載案件を見ることができるので、関心を寄せていた会社に思いがけず巡り合えることが多いのです。

M&A成功事例|M&Aサクシード

口コミでは、無料で利用を始められる点やマッチングプラットフォームの使いやすさ、担当者の手厚いサポートを評価している人が多いことがわかりました。

悪い評判・口コミ

営業電話でガチャ切りされました

Googleレビュー

悪い口コミを調査したところ、営業電話に関するものはありましたが、実際に利用した方の評判は見つかりませんでした。

M&Aサクシードの特徴

M&Aサクシード 特徴

仲介業者を選ぶには、サービスの特徴が気になるところです。ここでは、M&Aサクシードの特徴について紹介します。

法人・審査制M&Aマッチングサイトを運営

M&Aサクシードは、法人限定の仲介業者です。

全ての企業は審査のうえで登録されているので、信頼性の高い企業とマッチングしやすくなっています。

また、70%以上の利用者が会社の買収を目的にしている経営層ですので、スピーディなマッチングが期待できます。

無料で掲載可能!着手金や中間金なしの「完全成功報酬制」

マッチングサイトには、M&Aを希望する企業として無料で掲載できるので、気軽に始められます。

着手金や中間金も不要の完全成功報酬制である点も利用者にとって魅力的なポイントと言えるでしょう。

2週間で平均12通のオファーが届く

M&Aサクシードは、サイト登録後から相手企業からのオファーが届きます。

その数は、2週間で平均12通。

その中から、自社とのシナジーが大きそうな企業を選ぶことができるので、より良い選択をするためのチャンスが多く得られるでしょう。

譲受希望9,116社・譲渡希望2969社登録でマッチングしやすい

M&Aサクシードで示している登録企業は、次のバランスとなっています。

  • 譲受希望9,116社
  • 譲渡希望2,969社

買い手が売り手の3倍以上という圧倒的な社数なので、特に譲渡を希望している企業にとっては、マッチングしやすいプラットフォームだと言えるでしょう。

専任の担当が交渉をサポートしてくれる

M&Aサクシードでは、専任の担当者が伴走して仲介を進めてくれます。

交渉に自信がなくても、担当者の成約に向けたサポートを期待できます。

口コミでも、サポートの手厚さには定評があるため、細やかなサービスを期待する人にもおすすめできます。

M&Aサクシードの仲介手数料

M&Aサクシード 手数料

M&Aを進めるにあたって、仲介手数料は重要な判断基準です。
ここでは、M&Aサクシードの仲介手数料を紹介します。

譲渡側の手数料

M&Aサクシードの譲渡側で発生する手数料は、次のとおりです。

手数料の種類詳細
着手金・中間報酬無料
成功報酬譲渡対価の5%
最低報酬額1,000万円

M&Aサクシード 譲渡より

譲受側の手数料

M&Aサクシードの譲受側では、次の手数料が発生します。

手数料の種類詳細
着手金・中間報酬無料
成功報酬譲渡対価の2%
最低報酬額非公開

M&Aサクシード 買収より

M&Aサクシードの実績数・成約数・売上

M&Aサクシード 実績

M&Aサクシードの決算に関する公開情報は以下の通りです。

純利益推移
2022年7月期:▲4億8,700万円
2021年7月期:▲4億1,900万円
2020年7月期:▲2億2,300万円
利益剰余金推移
2022年7月期:▲11億3,200万円
2021年7月期:▲6億4,200万円
2020年7月期:▲2億2,300万円
総資産
2022年7月期:3億3,600万円
2021年7月期:4億9,300万円
2020年7月期:3億4,000万円


官報決算データベースより

決算データから判断できるのは、マイナス純利益が年々増えていること。利益剰余金もマイナス傾向になっています。

また、M&Aサクシードでは、成約件数は公開されていません。

M&Aサクシードの案件規模

M&A仲介業者の実績は、案件の成約規模などが参考になるでしょう。

ここでは、M&Aサクシードの案件規模について紹介します。

年商1億円以上の譲渡案件の割合推移
2022年:70%
2021年:55%
2020年:45%

2022年M&A成約企業データ公開より

M&Aサクシードの案件規模は、年商1億円以上の譲渡取引が70%という結果となっています。

M&Aサクシードの手続きの流れ

M&Aサクシード 手続きの流れ

M&AサクシードによるM&Aの手続きは、次の流れとなっています。

【買収側】手続きの流れ

買収側の手続きの流れは、次のとおりです。

  1. 審査を経て企業登録する
  2. 詳細な条件を指定および公開して匿名で募集
  3. 同時に条件にマッチングする譲渡案件を検索
  4. 条件の合う案件があれば直接アプローチを実行
  5. 船員の担当者を介して経営者同士で面談
  6. 双方の条件が一致すれば成約

M&Aサクシード 買収より

【譲渡側】手続きの流れ

譲渡側の手続きは、次の流れで進められます。

  1. M&Aサクシードに無料で相談する
  2. 匿名で譲受側企業のオファーを募集する
  3. オファーの中から興味のある企業に連絡をとる
  4. 専任の担当者を介して経営者同士で面談
  5. 双方の条件が一致すれば成約

M&Aサクシード 譲渡より

M&Aサクシードの対応業種

M&Aサクシードは、全業種に対応しているマッチングサイトです。

中でも、製造や卸売、情報通信、物流の業界の案件が多くなっています。

その他のよくある質問

M&Aサクシード よくある質問

M&Aサクシードに関して、その他のよくある質問をQ&A形式で紹介しましょう。

M&Aサクシード社長(金蓮実氏)の経歴や人物像は?

M&Aサクシードの代表取締役社長金蓮実氏(以下金氏)は、次のような経歴を持っています。

  • 2003年:大学卒業後に株式会社リクルートホールディングス(旧・株式会社リクルート)入社
  • 2013年:株式会社リクルート株式会社(旧・リクルートライフスタイル)取締役就任
  • 2018年:株式会社プラザクリエイト本社の取締役として参画
  • 2021年8月:ビジョナル・インキュベーション株式会社の取締役として入社
  • 2021年11月:組織再編にともない株式会社M&Aサクシードの代表取締役として就任

金氏の人物像は、「強い意志を持っていれば、目の前の課題を変えられる」と実体験から確信している、意思の強さが伺える経営者です。

ビズリーチ・サクシードからなぜ名称変更したの?

M&Aサクシードは、元々「ビズリーチ・サクシード」というサービス名でしたが、2022年に名称を変更しています。
新代表取締役社長が就任、事業拡大に向けて体制を強化したことや「さらにお客様によりよいサービスを提供したい」という想いの元、名称が変更されたようです。

  • 2017年11月:株式会社ビズリーチの新規事業として「ビズリーチ・サクシード」を開始
  • 2020年2月:株式会社ビズリーチのグループ経営体制の移行にともない「ビジョナル・インキュベーション株式会社」で運営開始
  • 2021年11月:「ビジョナル・インキュベーション株式会社」のグループ会社として「株式会社M&Aサクシード」を運営開始
  • 2022年6月:「ビズリーチ・サクシード」から「M&Aサクシード」に変更

まとめ

今回は、M&Aサクシードの評判や手数料、実績などについて解説してきました。

M&Aサクシードは、審査制の無料で始められるマッチングプラットフォームを運営している点が特徴です。

完全成果報酬制の料金体系からは、「成約するまでしっかりと対応する」という、M&A成約への自信が伺えます。

M&Aのマッチングプラットフォームを使ってみたい方には、おすすめのサービスですので、ぜひ検討してみてください。

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