書店やインターネットで世界史の参考書を探していると、種類の多さに戸惑うこともあるでしょう。

ここでは、世界史の参考書を選ぶ方法と、おすすめ10冊をご紹介します。

自分に合った勉強法の確率や効率のよい学びができるよう、下記を抑え、必要な参考書を見つけてみてくださいておきましょう。

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世界史の参考書の選び方

まずは、世界史の参考書を選ぶ際のポイントを5つご紹介します。

1.自分のレベルに合っているか

世界史を基礎から学びたい場合は、基礎・基本に寄った平易な参考書を選びます。

用語の説明だけでなく関連するエピソードや登場人物のバックグラウンドまで教えてくれるような参考書であれば、セットで暗記しやすくなるでしょう。

既に基礎・基本が身についていてテストや入試で点が取れるような勉強をしたい場合は、演習中心の参考書がおすすめです。

問題集でなく参考書として使うのであれば解説多めのものを選定し、完答できなかった場合も次に活かすことが大切です。

2.テーマ史対策ができるか

難関大学以上になると、テーマ史中心の出題をする学校が多くなります。

そのため、「テーマ史対策ができるか」を中心に参考書を選ぶこともひとつの方法だと言えるでしょう。

テーマ史とは、近代・近現代など時代ごとに縦割りで出題するだけでなく、文化史・外交史・宗教史・金融史など特定のテーマごとに時代の区切りなく出題する形式です。

教科書だけで勉強しているとつい時代ごとに順を追うだけの対策になりがちなので、特に気をつけておきましょう。

3.史料の掲載量が多いか

世界史は、資料集などを活用しながら史料に目を通していくことも大切です。

しかし教科書と資料集を行ったり来たりしながら学びつづけることは難しく、なるべくどちらも1冊にまとまっている参考書を活用するとよいでしょう。

受験本番では、参考書に掲載されていない初見の史料や大学がオリジナルでまとめた史料が提示されることも多いです。

「どんな情報が読み取れる史料か」「どの時代のどんな事件と関連しているか」予測を立てるためにも、日常的に史料に触れておきましょう。

4.多様な出題形式に対応できるか

世界史の出題形式は幅広く、正誤判定・時代整序・空欄補充・記述・論述などさまざまです。

単に世界史用語を暗記するだけでは入試を突破できないよう作られており、基本的な知識をベースに思考力が試されることが多いでしょう。

なかには文献・地図・統計資料などを用いるケースもあり、提示された史料から必要な情報を読み取り、既に習得している知識と照らし合わせながら回答していく必要があります。

そのため、世界史の参考書を選ぶ際は「多様な出題形式に対応できるか」をひとつの基準として据えておくとよいでしょう。

5.いつでも勉強できるコンパクトさがあるか

参考書には、ページ数が多く厚みのあるものから、コンパクトにまとまっている手軽なものまで多くの種類があります。

自宅・学校・予備校などで勉強する場合は分厚いもので問題ありませんが、出先や移動中などの時間も効率よく使って勉強していきたいのであれば、コンパクトな参考書を1冊持っておくとよいでしょう。

特に一問一答集のように単語帳代わりに使えるものや、CDによる音声講義・マンガによる通史の解説などがついている参考書であれば場所を選ばず使えます。

ボリュームのある科目だからこそ、効率重視で勉強していく術を探っていきましょう。

世界史のの参考書おすすめ10選

ここからは、おすすめの世界史参考書を10選、ご紹介します。

さまざまなレベル・形式からピックアップしますので、自分が受験まで使える1冊を探したい方はぜひ参考にしてみてください。

1.『新マンガゼミナール 大学受験らくらくブック 世界史 パワーアップ版』学研プラス

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世界史 古代~近代へ パワーアップ版 (別冊つき) (新マンガゼミナール) 

マンガで世界史の流れを知るための1冊です。

古代から近代までの1冊と近現代の1冊、合計2冊に分かれており、情報量の多い世界史の全体像が見やすくなるでしょう。

こんな人・こんな時におすすめ

時代ごとのターニングポイントとなった事件・出来事や各国の関係性を学びたいときに最適です。

小中学生向けの世界史マンガと異なり、高校の教科書にしか出てこない世界史用語も多いため、初学者用の参考書として役立ちます

2.『青木裕司 世界史B講義の実況中継(1)~ (4) 』語学春秋社

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青木裕司 世界史B講義の実況中継(1) (実況中継シリーズ)

全4冊から構成されるシリーズであり、予備校の授業を受けているような感覚で世界史の流れを学べます。

講義CDもついており、電車での移動中などに耳で勉強したいシーンや複雑な世界史を簡単に理解したいシーンでも使えます。

こんな人・こんな時におすすめ

別冊でノートもついているため、内容に目を通しながら情報を整理したい人に向いているでしょう。

難関私立大学向けに難易度の高い解説をおこなってくれるため、最初からハイレベルな学習がしやすい参考書です。

3.『山川一問一答 世界史』山川出版

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山川一問一答世界史

多くの高校で教科書として採択されている山川出版による一問一答集です。

ひとつの問いに対してひとつの回答を提示する形式であるため、英単語や漢字の暗記と同じ感覚で世界史用語を覚えられるでしょう。

こんな人・こんな時におすすめ

スキマ時間を活用して効率よく世界史用語を暗記したい人や、教科書に掲載されている内容は注釈まで含めてしっかり覚えたい人に向いています。

また、用語だけ見てその内容を説明できるレベルにまで引き上げておけば、記述・論述問題対策としても有効です。

4.『世界史用語集』山川出版

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世界史用語集 改訂版

前述した『山川一問一答』同様、世界史の用語をまとめた参考書です。

問題形式になっておらず解説ベースの参考書であるため、辞書のような使い方ができます。

こんな人・こんな時におすすめ

山川出版の教科書に限定せず、大学受験で使う世界史用語が基礎から応用まで5,600語以上収録されているため、高校3年間を通して利用できるでしょう。

関連する用語も掲載されているため、関連づけて暗記に役立てたいときにも便利です。

5.『時代と流れで覚える!世界史B用語』文英堂

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時代と流れで覚える! 世界史B用語

世界史受験に必須の重要語句を解説しながら、時代ごとの流れや通史に紐づけていく参考書です。

まとめの表で時代をつかみ、穴埋めもしくは一問一答で重要語句を覚え、章末問題で流れを抑えた問題が出るというフローで進むため、分かりやすいことも特徴です。

こんな人・こんな時におすすめ

単語を単語として覚えるだけでなく、実際の出来事や前後の関わりとセットで暗記したいときに便利でしょう。

見開き85用語・全体で3,000用語を網羅していながら薄めかつコンパクトな参考書であるため、持ち歩きながら使いたいときにもおすすめです。

6.『最新 世界史図説タペストリー』帝国書院

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最新世界史図説タペストリー

時代の流れと地域のつながりが分かる世界史資料集です。

教科書には掲載されていない詳細な史料を扱うため、目で世界史を学びたい人や史料問題対策を入念にしておきたい人に向いているでしょう。

過去には掲載された史料がMACRHレベルの大学で実際に使われたこともあり、的中の可能性もあります。

こんな人・こんな時におすすめ

問題を解きながら関連する史料に目を通しセットで記憶していくことも、スキマ時間や疲れたときにゆっくり目を通し予備知識として習得していくこともできるため、多様な使い方が可能です。

時代ごとの世界地図もついているため、国ごとの関係性やパワーバランスを知りたいときにも役立つでしょう。

7.『ヨコから見る世界史 パワーアップ版』学研プラス

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ヨコから見る世界史 パワーアップ版 (大学受験プライムゼミブックス)

世界史をタテの時代区切りではなくヨコの関連性で見ていく参考書です。

出来事の関連性やひとつの事件がその後の世界情勢・国際関係に与えた影響なども読み解きやすく、どんどん紐づけながら内容を覚えられることも魅力です。

こんな人・こんな時におすすめ

時代もしくはテーマごとに区切って別の角度から通史をチェックできるため、テーマ史対策したいときに便利でしょう。

同じシリーズで『タテから見る世界史 パワーアップ版 』も出版されているため、時代ごとの流れを通しで見たい人はこちらもおすすめです。

8.『実力をつける世界史100題』Z会

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実力をつける世界史100題

関大学以上を目指す人向けの、実践問題集です。

問題集でありながら解説の量が多く、「解説編」として独立していることから、参考書として活用する人も少なくありません。

こんな人・こんな時におすすめ

「問題を解けるか」ではなく「問題の内容を理解して自分で噛み砕けるか」を重視したい人に向いており記述・論述に向けた対策がしやすくなるでしょう。

解説編には図解・表・イラストなども多様されており、史料を見ながら自分の知識をチェックできることもポイントです。

9.『段階式 世界史論述のトレーニング』Z会

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段階式 世界史論述のトレーニング

世界史の論述問題に特化しており、習得した知識を文章として落し込むためのエッセンスが盛り込まれている参考書です。

段階式で少しずつレベルアップできるよう、100字・100~180字・200~250字と少しずつ文章量が増えるよう作られています。

こんな人・こんな時におすすめ

論述対策初心者でも無理なく勉強できるでしょう。

また、自己採点する際のポイントも解説に盛り込まれており、採点者の目線で論述内容を見れるようになることもメリットです。

実際に自分が書いた文章が何点なのか知りたいときにも役立つため、受験半年前には入手しておきたい1冊です。

10.『世界史 標準問題精講』旺文社

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世界史 標準問題精講

難関大学の入試問題を前提とした参考書であり、難問・奇問を省いた良問だけをピックアップしていることが特徴です。

類題にも対応できるよう解説と関連語句の紹介に重点を置いた「精講」が人気の秘訣となっており、ひとつの問題でいくつもの知識をチェックできることが魅力です。

こんな人・こんな時におすすめ

基礎・基本偏重型の問題でありながら、合否の分かれ目となるような難しい判断が必要な問いが多く、世界史を基礎を学んでからチャレンジしてみることをおすすめします。

本冊は問題集として独立しているため頭から解きつつ自分の知識レベルを確認し、その後別冊の解答・解説編で補完していくのが最もベーシックな使い方でしょう。

受験学年になってから着手する人も多く、よりハイレベルな問題に対応したい人に向いています。

まとめ

参考書は、定期テストや受験を乗り切るための力強いパートナーです。

自分のレベル・志望校の難易度・対策したい苦手単元や出題形式に合わせた参考書選びができれば、限られた時間でも効率よく勉強できるでしょう。

余裕が生まれれば、より難易度の高い問題に挑戦したり他科目に勉強時間を割り当てたりすることも可能です。

世界史を得意科目にするための一歩を踏み出し、自信をつけていきましょう!

関連コラム:【大学受験】受験生の年間&1日のスケジュールは?合格のための過ごし方を解説

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監修者情報

この記事の著者 渡辺 瞳

渡辺 瞳

学習プランナー兼ライター。

予備校を使わず完全独学で大学受験を突破し、家庭教師アルバイトの経験を活かして教育業界へ就職。

15年以上に渡り合格メゾッドの提供や学習プランニング立案を手掛けながら、勉強に悩む学生・保護者向けの記事を執筆および監修をしている。

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