浪人はつらい…!浪人生が具体的に辛いこと&対処法4つ
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「浪人はつらい」という話をよく耳にしませんか?また、浪人をしている方は実際につらい経験をされてきたかもしれません。
漠然とした浪人生のつらさに怯えながら勉強していると、100%勉強に集中できないでしょう。
そこでこのコラムでは、浪人生のつらさやその対処法を解説していきます。浪人をした際のメリットについてもご紹介していますので、「浪人」に対して不安やつらさを感じている方はぜひご参考にしてください。
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目次
浪人はつらい…具体的につらいこと4つ
「浪人はつらい」とよく聞きますが、具体的に何がつらいのでしょうか。浪人生のつらさはさまざまですが、ここでは主な4つをご紹介します。
- プレッシャーを感じる
- 孤独を感じる
- 成績が伸びにくい
- お金がかかる
1つずつ確認していきましょう。
プレッシャーを感じる
浪人生のプレッシャーは大きなものです。
浪人するということは1年間志望校合格のために全ての時間を使うことになります。また、後述しますが、予備校に通った場合、多額の費用がかかります。
そのため、「落ちたら1年間の時間と多額の費用が無駄になってしまう…」というプレッシャーを感じる人が多いです。
また、周りが浪人に対しての理解が乏しかった場合、「1年間受験勉強だけしているなら受かって当然」という雰囲気を出してしまうことがあります。そんな中、「受験に受からなかったら…」と考えるだけで、ストレスを感じてしまうでしょう。
これらのプレッシャーや不安は常に感じることになります。もちろん中には、プレッシャーを感じないという人もいますが、自分に自信がある人でもこれらのプレッシャーや不安を拭い去ることは容易ではありません。
孤独を感じる
浪人生は孤独を感じやすいです。
高校生までの同級生は、ほとんど大学に進学、もしくは就職をしていることでしょう。新しい生活を始めた同級生と自分を比較すると、疎外感を覚えます。
また、集団予備校に通っていない場合、人と接する機会はほとんどありません。そんな中、1人黙々と勉強をしていると、「なんで自分だけこんなことをしているんだ…」とネガティブな気持ちに陥りやすいです。
また、宅浪をしている場合、全て自分ひとりで管理しなければいけません。1年間ずっと意識を高く維持することは困難です。中には、目標を見失い、やる気を無くしてしまった人もいます。
成績が伸びにくい
浪人の時期は成績が伸びにくいと言われています。
これは上記で述べたストレスも関わり、なかなか勉強に集中できないことも関わっているでしょう。プレッシャーを感じる上、成績が伸びず、さらにストレスを抱えて勉強にもっと集中できなくなる負のスパイラルに陥りやすいです。
また、現役の際にある程度勉強している場合、それ以上大きく成績が伸びることはめったにありません。
成績が伸びないと受験勉強に対するモチベーションはなくなってしまうでしょう。この機会が受験生には多く訪れます。
お金がかかる
塾・予備校に通いながら浪人をする場合、多額の費用がかかります。
1年間の授業料や夏期・冬期講習、その他教材費などを含めると、年間100万円を超えることも少なくありません。年間でこれだけの費用がかかると知ると、「今年で終わらせなければ…」と強いプレッシャーを感じます。
また、家族に迷惑をかけまいとアルバイトをする浪人生もいます。しかし、アルバイトをするということは、勉強時間が減るということです。そのため、受験勉強に集中することが難しくなります。
浪人がつらい場合の対処法4つ
では、つらい浪人とどう向き合えば良いのでしょうか?ここでは、「浪人がつらい」と感じたときの対処法として、下記の4つをご紹介します。
- プレッシャーをプラスに捉える
- 予備校に通う
- 学習計画をたてる
- 休むときはしっかり休む
この対処法を参考にして、浪人のつらさを乗り越えましょう。
プレッシャーをプラスに捉える
先述したように、浪人生はさまざまな面からプレッシャーを感じるでしょう。このプレッシャーをプラスに捉えることで、受験勉強に力を加えられます。
例えば、金銭面から「今年受からなければいけない」とプレッシャーを感じたとします。中には、このプレッシャーに負けてしまい、勉強に手がつかなくなる方もいるでしょう。
しかし、受験生のほとんどが今回の試験で合格したいと願っています。つまり、条件は同じなのです。
それでも、多くの方はどこかでやる気が無くなり中だるみしてしまいます。そんな中で浪人のプレッシャーを常に心に持っていることでモチベーションを維持できることはプラスになります。
「もう後がない」という状況を武器にして、受験勉強の力にしましょう。
予備校に通う
浪人をするなら、予備校に通うことがおすすめです。
中には、金銭面で予備校に通うか悩んでいる方もいるでしょう。しかし、予備校に通うことはその金銭を払うに値する価値があります。
予備校に通うメリットは多くありますが、主に下記の4つが挙げられます。
- 高いレベルの授業を受けられる
- 大学受験の情報を得やすい
- 生活リズムを整えられる
- 浪人仲間を作れる
特に浪人生は孤独を感じやすいので、浪人仲間を作れることは受験勉強を進める上でかなりの強みです。一緒に受験勉強をする仲間・ライバルがいることで、モチベーションを高められます。
学習計画をたてる
浪人生として受験勉強を始める前に、必ず学習計画をたてましょう。
浪人生は学校がないため、勉強内容の自由度が高いです。そのため、志望校合格という目標のために何が必要なのか、何をいつまでにすべきなのかを明確にしておく必要があります。
学習計画をたてることで今自分が何をすべきなのかが明確になり、目の前の学習に集中できます。
学習計画をたてる際は、目標から逆算して考えることがおすすめです。志望校合格という最終目標のために、「冬までに達成したい目標」「夏までに達成したい目標」「この1ヶ月で達成したい目標」「この1週間で達成したい目標」というように逆算して考えましょう。
短期間の目標を設定し、達成することで成績が伸びていなくても達成感を感じられます。そのため、無理しないと届かない目標ではなく、8〜9割の力で届くようなゆとりのある目標を設定することがおすすめです。
休むときはしっかり休む
浪人生はついつい無理をして勉強しすぎる傾向にあります。無理をすることで、体調を悪くしてしまえば、勉強効率も悪くなります。
勉強するときは勉強に集中し、休むときはしっかり休む、といったようにメリハリを付けることが大切です。
しかし、プレッシャーを感じている浪人生の多くは、1日休むことに不安を感じることでしょう。休みの日と決めていたにもかかわらず、不安から結局勉強することになり休めなかったケースもよく耳にします。
そんな真面目な方は、毎日努力を続けていることでしょう。1日休んだだけで大きく成績を下げることはありません。
逆に休むことで、次の日からの勉強に集中できるでしょう。体も心も休ませながら、受験勉強に集中しましょう。
関連コラム:仮面浪人とは?メリット・デメリット/成功する人の特徴を徹底解説
浪人してメリットはある?
浪人することはつらいことが多いです。しかしその一方で、将来の糧になることも多くあります。
ここでは浪人することのメリットとして下記の3つをご紹介します。
- 志望校に進学できる可能性が増える
- 精神的に強くなる
- 進路の選択をじっくりできる
浪人を選択した人や浪人に不安を持っている人はぜひご確認ください。
志望校に進学できる可能性が増える
浪人期間は受験のことだけを集中して考えられます。
勉強時間が足りずに浪人になってしまった場合、1年間の勉強時間が増えることで学力は大幅にアップするでしょう。
また、大学受験は戦略を立てることも重要です。志望校合格のためにはどんな知識が必要なのか、どんな問題に慣れておくべきなのかを知ることで、より志望校に進学できる可能性は増えます。
浪人期間は、この戦略を立てて学習を進められます。勉強の質も量も向上するため、自信を持って受験に臨めるでしょう。
精神的に強くなる
つらい浪人時代を乗り越えることで、精神的に強くなります。
先述したように、浪人時代には多くのプレッシャーを感じることになるでしょう。人はプレッシャーを乗り越えることで成長できます。
また、大学生、社会人になると経験のないプレッシャーやつらさを感じることになります。しかし、浪人時代にプレッシャーやつらさを乗り越えた経験があることで、対応できるようになるでしょう。
進路の選択をじっくりできる
現役生の頃は、部活動や学校行事、日々の学校生活が忙しいため、ゆっくり進路を考える時間も多くはありません。一方、浪人期間は受験のことだけを1年間考えられるため、進路についてゆっくり考えられます。
中には現役生の頃、なんとなく志望校を決めた人もいるのではないでしょうか。自分を見つめ直し、将来の夢や学びたいことをじっくり考えられるのも浪人期間のメリットです。
「コーチング」は浪人生にもおすすめ
浪人は宅浪、予備校の他に学習コーチングという選択肢もあります。
予備校に通わない浪人生の弱点は、1人で学習を管理しなければならないことです。1人で学習を管理し受験勉強をするということは、簡単なことではありません。
アガルートの学習コーチングでは、学習コーチが毎日進捗を管理してくれるため、自学が強化され学力が上がりやすくなります。
また、アガルートの学習コーチングでは、コーチングだけでなく個別指導のティーチングを追加することが可能です。塾や予備校に通うことなく、学習に関する悩みを全て解決できます。
学習コーチがいつもサポートしてくれるため、孤独感を感じることもないでしょう。
オンラインで対応していますので、いつでもどこからでも受講可能です。無料で受講相談、無料体験を行っていますので、いつでもご利用ください。
関連コラム:浪人生はいつから予備校に通い始めるべき?受験結果が出てから予備校に行くまでの流れ
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この記事の著者 土井 龍弥
2年間の教員経験を経て学習塾を開業。
小学生から高校生までの指導・学習相談を担当する。
現在は、これまでの経験を活かして教育・子育てに関する記事の監修・執筆を行う。