受験生の親がやってはいけないNG行為&親ができること9つ
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お子さんの受験勉強の本格的な始まりを前に、親としても不安な気持ちを抱えている、という方もおられるのではないでしょうか。
どのように接したらよいのだろうか、親ができることとはなんだろうかなど、お子さんを大切に思うからこそ、あれこれと悩んでしまうものですよね。
このコラムでは、主に大学受験生のお子さんとの接し方について「やってはいけないこと」と「できること」に分けて解説します。
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目次
受験生の親がやってはいけないこと
まずは、受験生の親としてNGな行動から見ていきましょう。
過干渉、口出ししすぎる
親からはいつまでもかわいい子どもに見えても、受験生となったお子さんは意志や考えを持って、自分をコントロールしているものです。
「勉強しなさい」と口出しをするのは、お子さんのペースを乱したり、やる気を削いだりする効果しかありません。
親が勉強法についてあれこれと口出しするのも避けましょう。
お子さんは学校や塾などで、今の時代に合った、そしてお子さんの状態に合った勉強のやり方を見出しているはずです。
親が実践して成功した勉強法がお子さんにも合っているとは限りませんし、新しい勉強法が登場しているのかもしれません。
心配だからといって干渉しすぎるのは、お子さんのストレスにはなっても、勉強の助けにはならないでしょう。
子どもの意見を聞かずに進路を親が決める
親が一方的に将来就く仕事を決めていたり、特定の大学や特定の学部しか受験させないなどと言ったりしてはいませんか。
お子さんの意見を聞かずに、親が勝手に進路を決めるのは避けましょう。
お子さんは自分の意志を持った個人です。
お子さん自身の気持ちをきちんと聞き、お子さんの意志を尊重してあげてください。
自分の進みたい道を目指すとき、人は力を発揮できます。
やりたくないことをやるときに、やる気は決して起きません。
無関心すぎる
反対に、親が全くお子さんの受験に無関心でいるのもよくありません。
最低限、試験がいつあるのか、どれだけの費用がかかるのか、今の入試制度はどうなっているのかぐらいは、知っておきたいものです。
お子さんの成績は今、どのくらいなのか、お子さんは、何を目指し、どんな勉強をしようとしているのか。
ぜひ、お子さんの話を聞いて、応援してあげてください。
「愛」の対義語は「無関心」だそうです。
どうせ受からない、絶対に無理だ、必要ない、などといった言葉ではなく、お子さんを奮い立たせる優しい言葉をかけてあげてくださいね。
お金に関する愚痴を聞かせる
受験や進学には多くの費用がかかります。
この費用を捻出するのは、簡単なことではありません。
しかし、お子さん自身にお金に関する愚痴を聞かせるのは良くありません。
「塾や予備校に高い費用を払っているんだから頑張りなさい」「こんなに払っているのに成績が上がらないなんて」などの愚痴はNGです。
きょうだいや友だちなどと比べる
きょうだいや友だち、親戚などと比べられるのも、受験生にとっては嫌なことのひとつです。
親は、お子さんのためによかれと思って他の誰かを引き合いに出しているのかもしれませんが、お子さんはお子さんでしかありません。
他人との比較は、ストレスになるだけです。
きょうだいや親戚、あるいは親とでさえ、お子さんとは条件も環境も違います。比較に意味はありません。
プレッシャーをかけすぎる
必要以上にプレッシャーをかけることも、おすすめできません。
お子さんが自分でも悩んでいるのにさらに親から「成績が上がらないね」と追い打ちをかけられたら、自信を失い親のことを信頼できなくなるかもしれません。
「浪人は絶対にダメ」「こんな調子で大丈夫?」「そろそろ結果を出さないと間に合わないよ」など、不安な気持ちをさらにあおることは避けましょう。
話のタイミングを考えない
受験生は自分なりのスケジュールを組んで、勉強に取り組んでいます。
勉強する時間だけではなく、リラックスする時間も大切にしたいもの。
休憩している姿だけが目についてしまうかもしれませんが、せっかくの休憩時間ですから「何やってるの」「そんな暇あったら単語の一つも覚えたら」など、気持ちの切り替えを邪魔するような声掛けは避けてください。
他にも、時間を計って過去問を解いているときに話しかけて中断させる、成績が落ちたときに志望校のランクを下げたらと言う、受験直前に浪人した場合の話をする、など、親が「タイミングを考えずに話をしてくる」ことが嫌だった、という声もよく聞きます。
お子さんの様子をよく観察し、タイミングをはかって話しかけてみてくださいね。
受験生の親ができること
では逆に、お子さんが親にしてほしいこと、親にできることはなにかを考えてみましょう。
子どもと一緒に大学入学までのスケジュールと費用を考える
親がするべきことは、お子さんの受験を精神面と費用面で支えることです。
そのためにはまず、受験スケジュールの把握が不可欠です。
お子さんと一緒に、推薦入試や共通テスト、国公立大学の前期後期試験などのスケジュールを早めに確認しておきましょう。
また、受験料や入学金など、必要になる費用についても十分に理解しておいてください。
先ほど「お金に関する愚痴を聞かせるのはNG」とお伝えしましたが、お子さんにとっても自分の家の経済状況を理解しておくことは必要です。
愚痴ではなく、親がどれだけの負担をしているか、どこまでの費用をかけることが可能なのか、大人の入り口に立っているお子さんにきちんと伝えておきましょう。
受験の仕組みを知っておく
スケジュールや費用を把握することとも重なりますが、親も現在の受験の仕組みの基本を知っておく必要があります。
たとえば、以前に「推薦入試」と呼ばれていた入試は、「学校推薦型選抜」と名前を変えており、私立大学では半数以上の学生が推薦制度を使って入学しています。
このように、以前と変わってきている仕組みを理解しておくことが、お子さんの受験を支えるために重要です。
自分で情報収集することももちろんですが、学校や塾で行われる説明会に参加して知識をつけたり、家庭教師やコーチングの先生などのプロに聞くのもよい方法です。
お子さんも、親が受験の仕組みをきちんと理解しようとしている様子を見ると、親も応援してくれているのだと実感できるでしょう。
学習環境を整える
お子さんが勉強する部屋の家具の配置を工夫したり、テレビの大きな音を流さないように少しだけ気をつけたりして、お子さんの学習環境を整えましょう。
夏は涼しく過ごせるよう、冬は寒くなりすぎないよう、家電やグッズを用意することも必要かもしれません。
塾や予備校を利用する場合は、送迎をしたりお弁当を作ったりすることも、お子さんの勉強を応援することにつながります。
また、入学願書を取り寄せたり、受験料の払込みをしたりといった、手続き関係でのサポートも、受験直前の追い込み時期に当たるお子さんにとっては、ありがたいものです。
関連コラム:家で勉強に集中する方法6選!集中できない時の対処法も解説
食事や生活リズムなど健康面のサポートをする
受験に向かうには、まずお子さん自身が健康でいることが大切です。
栄養バランスの整った温かくておいしい食事を用意することが、親にできる一番のサポートかもしれません。
塾から帰って食べる温かい食事が勉強の励みになった、という声は多いのです。
入学試験が行われる季節は、感染症も流行しやすいもの。
家族が感染症にかからないよう、いつも以上に健康に気をつける必要があります。
マスクや加湿器を用意する、なま物を避ける、調理器具の消毒を徹底するなど、体調を崩さないようサポートしましょう。
運動不足になりがちな受験生には、手軽に行える体操やストレッチを教えたり、一緒にやってみたりしてはいかがでしょうか。
親も健康・元気でいる
お子さんの健康だけではなく、親の健康も無視できません。
親が体調を崩すと、受験生のサポートができなくなります。
それだけではありません。
お子さんが親の心配をしたり、家事の負担が増えたりすると、勉強に割く時間とエネルギーが減ってしまいます。
家族みんなの健康が受験生を支えるのです。
会話を大切にする
お子さんが勉強に疲れたときや落ち込んだときには、話を聞いてあげてください。
受験に関すること以外の、全く別の話をして気分転換をするのもいいですね。
学校や塾、自室での勉強で、家族となかなか顔を合わせる機会がないというお子さんもいるかもしれません。
そんなときには、メモやメールという方法もあります。
食事やお弁当に「おはよう」「いってらっしゃい」などの挨拶を添えるだけでも、お子さんに気持ちが届くのではないでしょうか。
親がポジティブでいる
親が明るくポジティブでいることがお子さんを支えます。
お子さんが受験でピリピリしていたとしても、親は普段どおりの笑顔でいてください。
模試の成績があがったら一緒に喜び、絶対受かるよ、大丈夫だよ、といったポジティブな声掛けをしましょう。
ポジティブな気持ちは、ポジティブな結果を引き寄せるものです。
受験後の旅行や遊びの計画をする、一緒に合格祈願に行く、受験のお守りを渡すなど、お子さんの合格を信じて、ポジティブに過ごしましょう。
子どもに選択させる
この受験は、お子さん自身の人生を切り拓くためのものです。
進路選択、塾や予備校の選択など、お子さん自身に自分の未来を選択させましょう。
「勉強しなさい」「この予備校に行きなさい」などとは強要せず、お子さんを信じて自由に行動させてください。
自由の中で、お子さんは自分にしっかりと向き合い、自分の道を見出すことでしょう。
勉強はプロに任せる
受験制度が変わり、勉強のやり方も昔とは違ってきています。
親が自分の経験をお子さんに押し付けても、よい結果にはつながりません。
今の受験制度に合った勉強方法については、塾や学校、コーチングの先生などのほうが親よりも熟知しているはずです。
勉強の具体的なアドバイスは、プロに任せましょう。
関連コラム:教育コーチングとは?どのような効果があるの?
子どもがスマホや漫画ばかり見ている…親はどうするべき?
「過干渉はよくない」とは理解していても、お子さんがスマホや漫画などばかり見ていたとしたら、親が心配になるのも無理はありません。
そんなときにはまず、お子さんは「なぜ、それをしているのだろうか」と考えてみませんか。
勉強に疲れて気分転換をしているだけかもしれませんし、実はスマホを使って英語の勉強をしているのかもしれません。
一緒にゲームや漫画などを楽しんでみるのもいいでしょう。
お子さんがどんな気持ちでいるのか、同じ目線からなら気がつくこともあるかもしれません。
お子さんの受験を応援するということは、お子さんの気持ちに寄り添うことなのではないでしょうか。
重要なのは子どもを信じること
このコラムでは、受験生の親がしてはいけないこと、親ができること、についてお伝えしました。
親にできるのは、お子さんを応援すること、お子さんを信じて見守ることだけです。
親はお子さんに代わって勉強することも受験することもできません。
本人がやるしかない、親は見守るしかないのです。
お子さんにあれこれと口うるさく言わないためには、「コーチング」といったプロに任せることも大切かもしれません。
関連コラム:進学校に通う子どもが落ちこぼれに…親がすべきこととしてはいけないこと
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この記事の著者 山口 ちゆき
生物学修士。
学生時代から家庭教師や塾講師のアルバイトを始める。企業の研究職ののち、学習塾に勤務し小中学部理系科目や高校部数学を担当。
これまでの豊富な経験を活かして現在は、教育系WEBライターとして活動中。