中学受験で母親がノイローゼになってしまう原因と対処法5つ
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「中学受験は親子の二人三脚」とよくいわれるように、受験するお子さん本人の頑張りだけでなく、家族によるサポートが欠かせません。しかし親があまりに真剣になりすぎて、冷静でいられなくなってしまうことも。
経済面のサボートは父親、日常生活面のサボートは母親という役割分担をしているご家庭も多いことでしょう。その場合、子どもと関わる時間が長い分、父親よりも母親のほうが思い詰めてしまいやすいようです。
親がノイローゼに陥ってしまっては、お子さんも受験で実力を発揮できなくなってしまいます。この記事で、親がノイローゼになる原因や対処法を知ることで、親子万全の状態で受験に臨めるようになりましょう。
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目次
【中学受験】母親がノイローゼになり得る原因
そもそもノイローゼとはドイツ語で「神経症」のこと。一般的には「適応障害」の症状に対して使われることが多く、強いストレスがかかることで心のバランスが保てなくなり、不安感やイライラ感を抱いてしまうのです。
解決のためにはまず、ストレスの原因を知ることが大切です。母親が受験ノイローゼになる原因として、よくあるケースを見てみましょう。
子どもの成績が上がらない
中学受験では「志望校合格」という明確なゴールがあります。ゴールを突破できるだけの成績が得られなければ、当然、強いストレスがかかることでしょう。
成績が上がらない原因として「もしかして日常のサポートが足りないのでは?」と考えてしまうと、プレッシャーにもつながります。
そういった自責の念を抱えていると、マイナス思考に陥りがちです。「このままどこにも合格できなかったら……」といった悲観的な想像から抜け出せなくなり、ノイローゼとなってしまうことがあります。
子どもが勉強をしない
親子で話し合って中学受験を決めたはずなのに、子どもが真剣に勉強をしようとしない……。親の悩みとしては、よく見られるパターンです。
子どもはまだ小学生ですから、勉強よりも楽しいことに心を惹かれがちです。中学受験が自分の人生にどんな影響を及ぼすかということも、しっかりと理解しているわけではありません。
その結果、親子の間に中学受験に対する温度差が生まれてしまいます。すると「私がこれだけ頑張ってサポートしているのに」といった失望感や、「中学受験をさせることが本当に子どものためになるのか」といった逡巡を感じ始めます。
方向性の違ったさまざまな感情に襲われると、多くの人は自分に自信が持てなくなってしまうものです。それが大きなストレスとなって、ノイローゼ状態に陥ることも少なくありません。
家族の理解や協力が得られない
中学受験では、勉強面以外に生活管理や栄養管理などのサポートが欠かせません。そういった日常生活でのサポートが、母親一人に偏ってしまうことがあります。
すると母親は、「子どもの将来に関わる人生の一大事なのに、家族が協力してくれない」といった孤独感を抱いてしまうことも。結果として、追い詰められてノイローゼ状態に陥ってしまうことがあります。
理想が高すぎる
中学受験という目標を立てて計画的に物事を進めるのは、大変すばらしいことです。しかし現実は、なかなか計画通りにいくものではありません。
計画が理想的に進まないと、ストレスを感じてしまうもの。毎日の生活の中で、「子どもの勉強を見てやる時間が十分にとれなかった」「子どもの夕食が手抜きになってしまった」といった小さいストレスが積み重なっていくと、やがては大きなストレスになってしまいます。
理想的な行動をとれなかったことに対して自責の念を感じると、さらにストレスが強まります。その結果、ノイローゼになってしまうことも少なくありません。
はっきりとした原因が分からない
中学受験は、実際に本番を迎えるまで結果が分かりません。どんなに万全に準備したとしても、絶対に合格するという保証はないのです。
結果が分からない、先行き不透明な状態は、人に緊張感をもたらします。緊張感が長期間続くことで、次第にかかるストレスも大きくなっていきます。
すると、何かはっきりとした原因があるわけではないのに、イライラする、不安になるといったことが増えることでしょう。そんな自分に、さらにイライラしてしまうという負のループに陥り、ノイローゼになってしまうこともあります。
【中学受験】母親がノイローゼ 対処法5つ
受験ノイローゼになった親は、自分でも「このままではいけない」「子どものためにならない」と分かっているのに、どうしても感情をコントロールできない状態に陥ってしまいます。ノイローゼ状態から抜けだすには、本人の努力だけでなく、周囲の協力が不可欠だと考えておきましょう。
ここでは親が受験ノイローゼになってしまった際の対処法をご紹介します。ぜひ試してみてください。
- 睡眠時間をしっかりとる
- 家族で話し合う
- 思っていることを紙に書き出す
- 責任を追及しない
- プロの手を借りる
1.睡眠時間をしっかりとる
子どもの中学受験をサポートしていると、どうしても睡眠時間を削らないといけないこともあるでしょう。しかし睡眠時間が少ないと、脳の活動は激しく低下して、感情のコントロールも効きにくくなります。
厚生労働省が平成元年に行った「国民健康・栄養調査」では、日本人の成人の平均睡眠時間は6時間以上7時間未満の割合がもっとも多く、次いで5時間以上6時間未満という結果でした。
しかし、6時間睡眠を10日間続けると、24時間徹夜をしたのと同じくらい脳のパフォーマンスが落ちるといわれています。さらに6時間睡眠を14日間続けると、48時間徹夜をしたのと同じくらいになるという研究も。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針」では、成人は7時間以上の睡眠時間が望ましいとされています。まずは睡眠時間をしっかりとって、脳の活動を万全の状態にすることから始めましょう。
出典:令和元年国民健康・栄養調査報告|厚生労働省、Oxford Academic、睡眠対策 |厚生労働省
2.家族で話し合う
「子どもが勉強をしない」「家族の理解や協力が得られない」といった原因のノイローゼでは、家族での話し合いが不可欠です。その際に気をつけたいのは、お互いにじっくりと話を聞くことです。
ノイローゼになっている本人は、さまざまな感情が入り交じって感情が高ぶり、要領を得ないことも少なくありません。しかし、まずは思っていることを全部聞いて、いったん受け止める必要があります。
口に出すことで感情が整理できる場合もありますし、問題点の洗い出しもできます。問題点が分かれば、解決策も立てやすくなることでしょう。
3.思っていることを紙に書き出す
家族での話し合いに十分な時間がとれない、忙しくて顔を合わせる時間が少ないといった場合には、それぞれが思っていることを紙に書き出してみるのも有効な方法です。
顔を合わせての会話では、つい相手の発言に口をはさみたくなってしまいますが、紙に書いている間は反論されることはありません。紙に書くことで、考えが整理できることもあるでしょう。
親子で交換日記をしてみるのもおすすめです。お互いに「なぜ相手がそう感じているのか」まで考えられるようになれば、ヒートアップした感情も少しは落ち着くのではないでしょうか。
4.責任を追及しない
中学受験をするのはお子さんであって、親ができるのはサポートまでです。親が子どもの代わりに受験できるわけではありません。どんなにサポートを頑張ったとしても、報われるかどうかは子どもの行動にかかっています。
親と子は、血がつながっているとはいえ別の人間です。子どもが中学受験に失敗したとしても、その結果は子ども自身が引き受けること。親が責任をとれる問題ではないのです。
「受験失敗は子どもの責任なんて、冷たい」と思うかもしれません。しかしどんな経験であっても、子どもの成長や自立につながります。親が必要以上に責任を感じてしまうと、子どもの自立を妨げてしまうことも。
また同時に、子どもに対しても過剰に責任を追及してはいけません。「あなたが勉強をしないせいで、私のサポートが報われなかった」と責めるのは、子どもに対する理想の押しつけになってしまいます。親と子がお互いに自己責任と考えて行動することで、必要以上にストレスやプレッシャーを感じなくて済むはず。
ただし子どもが相談してきた時は、親として真摯に向かい合いましょう。それは子どもだけの問題ではなく、親子で解決すべき問題だからです。
5.プロの手を借りる
悩みごとをまったく関係ない第三者に話すことで、感情が整理できたり、気持ちが楽になったりといった経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
家族が相手だと「言わなくても分かってくれる」「きちんと説明しなくても伝わるはず」といった甘えが出てしまうことがあります。しかし第三者なら「伝わるように話そう」という意識が働くので、家族が相手の時よりも冷静になれるという効果があるのです。
とはいえ、子どもの受験というデリケートな問題だけに、誰にでも相談できるとは限りません。相談相手が見つからなければ、プロに頼るのもひとつの方法です。
中学受験のプロである進学塾の講師や家庭教師なら、数多くの経験を活かして有効なアドバイスがもらえることでしょう。相談先として、学習コーチングのコーチも有効でしょう。
受験ノイローゼによる睡眠障害や食欲不振など体の不調があるなら、心療内科やメンタルケアのカウンセリングを受診するのもおすすめです。
中学受験で親のメンタルの安定は重要
親自身が思っている以上に、親の言動は子どもに大きな影響を与えるものです。特に、長時間接することの多い母親がネガティブな状態だと、子どもは安心して受験に臨むことができません。
まず、親が明るく前向きな状態でいること。親の笑顔が、子供にとっては一番の幸せといってもいいでしょう。そして悩みがあるなら一人で抱え込まず、子どもを含めた家族全員に相談してみてください。
親から相談されるのは、子どもにとって「一人前と認められた」と思える誇らしいものです。その経験は、子どもの成長にもつながります。
親として子どもの手本になるよう心がけるのも大切ですが、悩みを分かち合うのも大事なこと。お互いに支え合うことで、家族の絆も深まるでしょう。
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この記事の著者 浜田 望
自身が中学受験をした経験から、学生時代には塾講師のアルバイトで小学生を指導。
卒業後は学習雑誌・受験雑誌の企画・編集に携わる。
現在は、これまでの経験を活かして教育系ライターとして活動中。