「総合型選抜の面接で、どんな質問をされるのか不安」

「当日の服装はどうすれば良いの?」と、悩んでいませんか?

総合型選抜(AO入試)は、単なる学力試験だけでなく、面接も重要な選考ポイントとなります。

特に面接は、自己PRや志望動機をアピールする絶好の機会ですが、どう準備すれば良いのか不安に感じる人も多いのではないでしょうか。

本記事では、総合型選抜の面接でよく聞かれる質問や注意点、当日の服装まで詳しく解説します。

事前にしっかり準備をし、万全な体制で面接に挑みましょう。

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総合型選抜(旧AO入試)の面接ってどんなもの?

総合型選抜の面接は、大学が求める人物像に合致しているかどうかを、直接受験生と会話することで判断する場です。

面接の種類は、個人面接、集団面接、グループ面接などがあります。

それぞれの内容と、面接の流れについて詳しくみていきましょう。

個人面接

最も一般的な形式で、受験生一人に対して面接官が一人以上で質問を行います

志望理由や個性、将来の目標などを深く掘り下げられるため、入試の合否を大きく左右する可能性が高い面接です。

集団面接

複数の受験生が同時に面接を受ける形式です。

他の受験生との協調性やコミュニケーション能力、リーダーシップなどを評価されます。

グループ面接

集団面接と似た形式ですが、グループで一つの課題に取り組み、その過程や結果を評価される点が異なります。

問題解決能力や論理的思考力などが試されます。

面接の流れ

  1. 入室・挨拶:面接室に入り、面接官に挨拶します。
  2. 自己紹介:面接が始まると、最初に自己紹介を求められることが多いです。自分を簡潔に、かつ印象よく伝えることが重要です。
  3. 質疑応答:面接官から、志望動機や入学後の目標など、さまざまな質問が投げかけられます。このとき、冷静に自分の考えを話せるようにしましょう。
  4. 逆質問:受験生からの質問を受け付けることもあります。事前に質問を考えておくと安心です。
  5. 終了・退室:面接官に挨拶し、退室します。

面接時間は通常15〜30分程度ですが、大学や学部によっても異なります

個人面接が最も一般的ですが、学校によっては集団面接やグループ面接を採用しているところもあるので、試験前にしっかり確認しておきましょう。

面接では、志望動機や学習意欲、将来の目標などについて質問されることが多いです。

また、提出書類の内容について掘り下げた質問をされることもあります。

この面接を通して、面接官は受験生の人柄や考え方、コミュニケーション能力などを総合的に評価します。

総合型選抜でよく聞かれる質問と回答例

ここでは、総合型選抜の面接でよく聞かれる質問と回答例を紹介します。

良い回答例だけでなく悪い回答例も挙げていくので、しっかり確認し事前に受け答えを考えるなど、対策を行いましょう。

1.志望理由

大学や学部・学科の志望理由は、必ず聞かれると言っても過言ではありません。

大学・学部の特徴をよく理解し、自分の興味や将来の目標とどう結びつくかを具体的に説明することが重要です。

良い回答例

「御校の国際関係学部は、実践的な語学教育と多彩な留学プログラムが充実していると知り、志望しました。将来は国際機関で働きたいと考えており、御校で学ぶことで、語学力と国際感覚を磨きたいと思います。」

「他の大学にはない、〇〇というプログラムが魅力的だと感じました。このプログラムに参加することで、将来の目標である〇〇を実現できると考えています。」

悪い回答例

「有名な大学だから。」

「親に勧められたから。」

「偏差値が高そうだから、なんとなくここに決めました。」

2.入学後にやりたいこと

この質問では、大学の特徴や設備を理解したうえで、具体的な学習計画や活動計画を述べることが求められます。

将来の目標とのつながりを考えながら明確に説明しましょう。

良い回答例

「御校の充実した研究設備を活用して、再生可能エネルギーの研究に取り組みたいです。特に、太陽光発電の効率化について学び、将来はこの分野で新技術の開発に貢献したいと考えています。」

「入学後は、〇〇クラブに参加し、リーダーシップを発揮しながら、学問と課外活動を充実させたいです。」

悪い回答例

「楽しく大学生活を送りたいです。」

「大学に入学したら、アルバイトをたくさんして楽しみたいです。」

3.高校時代に力を入れたこと

単に活動内容を述べるだけでなく、その経験から何を学び、どのように成長したかを説明することが重要です。

具体的なエピソードを交えながら、自分の強みや能力をアピールしましょう。

良い回答例

「高校では生徒会長を務めました。この経験を通じて、リーダーシップやコミュニケーション能力を磨くことができました。特に、学校祭の企画運営では、多様な意見をまとめる難しさと重要性を学びました。」

「高校では3年間野球部に所属し、〇〇という活動に取り組みました。この活動を通して、目標達成までのプロセスや結果の重要性を学びました。」

悪い回答例

「部活動に励みました。」(具体的な内容や学びが述べられていない)

「特に力を入れたことはありません。」

4.自己PR

自己PRもよく聞かれる質問のひとつです。

自分の長所を単に列挙するのではなく、具体的なエピソードを交えて説明すると効果的ですよ。

良い回答例

「私の強みは知りたいと思ったことを徹底的に追求する行動力です。高校2年生の時、〇〇に参加した際、ネットだけでは詳しい情報が得られなかったため、SNSを通じて〇〇関係の専門家に直接話を聞く機会を設けました。その結果、環境問題など会社の現状について深く理解でき、準グランプリを受賞することができました。」

「私の長所は粘り強さです。高校の化学部で3年間研究を続け、最後の年に県大会で優勝することができました。この経験から、諦めずに取り組み続けることの大切さを学びました。」

悪い回答例

「頑張り屋です。」(具体性に欠ける)

「明るい性格です。」

5.将来の目標

漠然とした目標ではなく、大学で学ぶことがどのように将来の目標につながるかを具体的に説明することが大切です。

また、ただ目標を述べるのではなく、なぜその目標を達成したいのかを交えて説明しましょう。

良い回答例

「将来は、AIを活用した医療診断システムの開発に携わりたいと考えています。そのために、御校の情報工学科でAIの基礎から応用まで学び、医学部との共同研究プログラムにも参加したいと思います。」

「私の将来の目標は、環境保護に貢献する研究者になることです。御校で環境科学を学び、特に地球温暖化の対策を研究したいと考えています。最終的には、政策提言を通じて持続可能な社会の実現に寄与したいです。」

悪い回答例

「安定した仕事に就きたいです。」

「まだ将来のことはよく分かりません。」

このように、総合型選抜の面接における質問に対する回答を準備する際は、具体性、一貫性、熱意の3点を意識しましょう。

しっかりと質問の意図を理解し、自分の言葉で誠実に答えることが大切ですよ。

総合型選抜の面接で見られているところ・注意点

総合型選抜の面接では、面接官は受験生の学力だけでなく、人間性や将来性、そして大学との相性なども評価しています。

ここでは、面接官が特に注目しているポイントと、注意すべき点を詳しく解説します。

具体的にどのような点が評価対象となるのかを理解しておくことで、事前準備ができるうえに当日の緊張の緩和にも繋がりますよ。

コミュニケーション能力

面接は単なる一方通行の場ではなく、面接官とのやり取りの場でもあります。

そのため、質問に適切に答えるだけでなく、面接官の話に耳を傾ける姿勢やリアクションも評価されます。

  • 面接官の目を見て話せているか
  • 相づちやうなずきなど、適切なリアクションができているか
  • 話すスピードは適切か

面接はコミュニケーションの一環です。

まずは質問をよく聞き、理解してから答えることを心がけましょう。

また、緊張のあまり早口になったり、声が小さくなったりしないよう注意しましょう。

面接官が話しているときに、焦って自分の話に切り替えようとすると悪印象を与えます。

話を最後まで聞き、適切なタイミングで応答するよう心がけましょう。

態度・マナー

面接は、ただ内容を話すだけでなく、社会人としての基本的な態度やマナーが問われる場でもあります。

どれだけ志望理由が立派でも、態度が悪ければ印象は大きく下がってしまいます。

具体的に、面接官は以下の点を評価していることが多いので、事前に確認しておきましょう。

  • 礼儀:入室時や退室時の挨拶、礼の仕方、姿勢など。
  • 表情:明るい表情を保ち、アイコンタクトを適切に取るよう心がけましょう。
  • 態度:背筋を伸ばし、椅子に深く腰掛けない姿勢を心がけましょう。また、腕を組む、足を貧乏ゆすりするなどの仕草はNGです。

礼儀やマナーは、意識すれば改善できるものです。

練習時に家族や友人から指摘してもらい、癖をなくす努力をしてみましょう。

また、面接会場に入る前の廊下や、待合室でも気を抜かないことが大切です。

他の受験生との会話や態度も見られている可能性があるので注意しましょう。

大学への熱意

総合型選抜は、学力だけでなく大学との相性を評価する試験です。

大学側は、その大学・学部で学ぶ明確な目的と強い意欲を持った学生を求めています。

そのため、大学に対する関心や熱意を具体的に示せるかどうかも重要です。

  • 志望理由が具体的かどうか
  • 入学後の目標が現実的であるかどうか
  • 大学の特色を理解しているか

面接官は、受験生が大学についてどれほど調べ、どれだけ深く理解しているかをチェックしています。

例えば、「教育学部に興味がある」という漠然とした答えではなく、「御校の教育学部で提供されている〇〇プログラムに参加したい」といった具体的な回答だと、良い印象を与えられるでしょう。

大学のウェブサイトやパンフレットを読み込むだけでなく、可能であればオープンキャンパスや説明会にも参加しておくと、回答にリアリティが増すのでおすすめです。

実際に自分の目で見たり聞いたりした情報を、志望理由や質問への回答に活用することで、より熱意をアピールできるでしょう。

関連コラム:総合型選抜に受かる人の特徴5つ!対策はいつから?合格までの流れと学年別やるべきこと

総合型選抜の面接当日の服装

面接当日の服装は、第一印象を左右する重要なポイントです。

清潔感と誠実さを示す服装が望ましいため、基本的には制服を着用すると良いでしょう。

制服の場合のポイント

制服を着る場合は、しわや汚れに注意しましょう。

シャツやスカート、ズボンには事前にアイロンをかけて整えておくと、清潔感がアップします。

また、ネクタイやリボンが正しく結ばれているか、靴下がヨレていないかなど、細かい部分まで確認しておくことも大切です。

服装だけでなく、髪型は清潔感のあるシンプルなものにし、男性は髭を剃り、身だしなみを整えておきましょう。

私服の場合の注意点

制服がない場合や私服での受験を指定されている場合は、スーツなどのフォーマルな服装がおすすめです。

男性は白のシャツにジャケット、女性はシンプルなブラウスに膝丈のスカートやスラックスが良いでしょう。

派手な色や柄物、カジュアルすぎる服装(Tシャツやジーンズ)は避けましょう。

NGな身だしなみ

  • 制服の乱れた着こなし(スカートを短くする、ボタンを外すなど)
  • 派手なアクセサリーやネイル
  • 強い香水やコロン
  • 汚れやしわの目立つ服装

上記のような面接にふさわしくない服装は、面接官に悪印象を与える可能性があります。

面接当日は、会場に到着後に鏡で最終確認を行い、清潔感と礼儀正しさを意識した服装で、自信を持って面接に臨みましょう。

総合型選抜の面接で失敗しないためには?

総合型選抜の面接で成功するためには、事前の準備と練習が欠かせません。

当日緊張してうまく話せない、想定外の質問に戸惑う、といった失敗を防ぐためにも、以下のポイントをしっかり押さえておきましょう。

何度も練習を重ねる

面接対策の基本は、繰り返し練習をすることです。

志望理由や自己PR、入学後の目標など、よく聞かれる質問への回答を用意し、実際に口に出して何度も練習を重ねましょう。

可能であれば、家族や友人、先生などに面接官役をお願いし、本番に近い形式で練習を行うのがおすすめです。

最低でも5回以上は練習し、可能であれば練習風景を撮影して自分で見返してみるのも良いでしょう

模擬面接を活用する

学校や塾が実施している模擬面接に参加するのも効果的です。

第三者の視点でアドバイスを受けられるため、自分では気付けない課題を克服できます

また、模擬面接を通じて、本番さながらの緊張感に慣れることもできるでしょう。

想定外の質問にも備える

総合型選抜の面接では、予想外の質問をされることもあります。

想定外の質問をされた場合でも、答えに困って黙り込んでしまうのは避けたいところです。

どんな質問にも落ち着いて対応するために、日頃から幅広いテーマについて考え、自分の意見を整理しておきましょう

もし、すぐに答えが出なくても「少し考えさせてください」と言って冷静に対応する姿勢も重要ですよ。

まとめ

総合型選抜の面接は、予測しにくい質問への備えや当日の身だしなみについてなど、対策が不安な受験生も多いかもしれませんが、適切な準備と心構えがあれば、必ず乗り越えられます。

志望動機を明確にし、模擬面接や練習を重ねることで緊張を和らげ、本番で自信を持って臨む準備を整えましょう。

アガルート学習コーチングでは、志望動機の考え方から面接のポイントまで、一人ひとりに合わせたサポートを行っています。

不安な点をしっかり相談できるため、総合型選抜の面接対策にも最適です。

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この記事の著者 川俣 菜摘

川俣 菜摘

大学では生化学分野を専攻。
同時期に学習塾にて、小学生から高校生まで幅広く指導・学習相談を担当。
留学やワーキングホリデーの経験あり。

現在はこれまでの経験を活かし、教育・旅など様々なジャンルでの記事執筆や、SNSでの発信活動などを行っている。

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