中学受験の志望校選びは、本人の将来へのビジョンが定まっていないことも多く、高校受験や 大学受験などと比べて「条件での比較」になりがちな傾向にあります。それ自体に問題は全く ありませんが、「本当にこの志望校選びは正しいのだろうか」と不安に思われる方も少なくな いようです。 

そこでこのコラムは、志望校を決める際に考えるべきポイントを列記し、重要度「高」「中」「低」 「番外編」に分け比較いたしました。 

ご家庭の事情・ご本人の指向性と照らし合わせながら、志望校選択の一助としてお役立てくだ さい。 

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【重要度 高】志望校を決める際必ず確認したいポイント5つ

次の5つは、中学受験の志望校を決めるうえで必ず確認しておきたい要素です。

  1. 進学校か付属校か 
  2. 進学実績 
  3. 共学か別学か 
  4. 自宅からのアクセス 
  5. 偏差値 

1.進学校か付属校か 

私立中のうち大学受験で難関大学を目指すことを目的としている学校を「進学校」、系列大学 への内部推薦による進学が可能な学校を「付属校」と呼びます。 

一般的に、進学校は大学受験が勉強のピークとなりますが、付属校は中学受験が勉強のピークとなります。もちろん、付属校に入学しても勉強は必要となりますが、多くの生徒は内部進学 ができる成績を維持するという勉強の仕方になります。 

当然、進学校と付属校では受験問題の難易度や要求されるものも異なります。 

付属校が第一志望なのにもかかわらず進学校の併願を狙っている、などの併願戦略を考えてい る場合、試験対策に苦労することになりますので注意しましょう。 

2.進学実績 

学校を選ぶ上で欠かせない要素が大学への進学実績です。 

基本的には、偏差値と大学への進学実績は比例しますが、地域や学校の教育方針によってどの 大学やどの学部に強いかが異なります。

また、中学入試時点での偏差値は比較的高いとは言えない場合でも、有名大学への進学実績が安定している学校も存在します。そのため、大学受験を考えているのであれば偏差値のみで学校を選ぶことはせず、進学実績を確認するようにしま しょう。 

3.共学か別学か 

私立中学校には共学の学校と男女別学の学校があります。 

共学であれば異性との関わりがあることがほとんどですが、男女別学だと異性とのコミュニ ケーションの取り方がわからなくなるというお悩みをいただくこともあります。一方で、男女別学だと異性の目を気にせずに友情を深めることができます。 

小学生の時点では本人はイメージが湧きにくいかと思いますので、保護者様の経験が参考にな るかと思います。 

ちなみに、国立の男女別学校は男子校の最難関校である筑波大学附属駒場中学校のみです。

4.自宅からのアクセス 

自宅からのアクセスとは、自宅を出発してから学校に着くまでの交通手段及び所要時間のことです。 

ほとんどのお子様が6年間通うことになる学校ですので、1日の移動距離で考えず、6年間登下 校をすることを考慮して自宅からのアクセスを調べることをおすすめします。 

駅から徒歩数分の学校もあれば、駅からバスで数十分かかる学校もあります。部活に入れば朝 練や夜遅くまでの練習があることも考えられます。自習をしていて帰るのが夜遅くになることもありますよね。そのため、自宅から学校までのアクセスは予想以上に大事です。 

5.偏差値 

偏差値とは「現状どの程度の学力があるか把握できる数値」であり、検討要素の一つとして、 切っても切り離せない現実的な問題です。

志望校選びとして考慮する場合、現状の偏差値では なく、「入学時の偏差値」を想定する形になります。

学習スケジュールにも影響しますので、早めに目標を設定した方が、モチベーション維持にも役立ちます。高い目標に向かって努力し、達成する経験をすることは、中学受験において最も大切な「学び」です。お子様の現状を鑑みながら、出来る限り高い目標を見据えられた方がよいかと思います。

その上で、偏差値のみで判断してしまうと、中学受験の目的が「合格をすること」それ自体になってしまう上、 学校の理解が浅くなり、入学後のギャップに繋がる恐れがあります。あくまで重要要素の一つとして考えていただくのがよいかと思います。 

【重要度 中】志望校を決める際出来るだけ検討したいポイント6つ

中学受験の志望校を決めるうえで、できるだけ検討しておきたいのは、下記6つです。

  1. 設備 
  2. 学費 
  3. 校風 
  4. 留学制度 
  5. 歴史・ブランド 
  6. 学習プログラム 

1つずつ解説します。

1.設備 

近年、校舎や併設する設備がリニューアルしている学校も多くありますので、お子様の学びに 少しでもプラスになるよう設備を調べて実際に学校見学に行ってみるのもおすすめです。 

筆者の学校はプールがなく、学習プログラムにも組み込まれていませんでしたが、志望理由として「プール学習がないこと」を挙げていらっしゃる方も一定数いました。 

2.学費 

学費についてはお子様と相談することは難しいですが、やはり重要なファクターかと思います。

学費は学校によって「400万~850万」程(6年間想定)差があります。任意ではありますが、「寄付金」制度のある学校もございます。 

3年、6年、付属校の場合は大学の進学まで視野に入れて、どの程度必要になるかを調べていただく必要があるかと思います。 

3.校風 

一般的に、学校の校風は革新的か保守的か、自主性を重んじるか厳しくしつけるか、というように分類されます。学校によっては、校則がない学校もございます。 

お子様の思春期を自由な校風のもとで過ごさせるか、管理された厳しい校風のもとで過ごさせ るかはご家庭の教育方針にもよりますので、お子様にあった校風を保護者様が見極めてあげま しょう。 

4.留学制度 

留学制度へどの程度注力しているかは、その学校がどの程度英語教育に力を入れているかを示 す指針の一つとも言えます。 

学校によっては、留学制度やそれに付随する「資格試験(英検/GTEC/TOEIC)」などの取得を奨励している学校もございます。 

5.歴史・ブランド 

実際、歴史やブランド力は学校を最も特徴づけるものであり、判断しやすい要素の一つと言え ます。

お子様の憧れやモチベーションにもつながり、重要視される保護者の方も多い印象です が、表面的な情報収集にとどまってしまう危険性もあるため、しっかりと学校情報を調べ、学 校見学などを行い納得した上で目指せるようにしましょう。 

6.学習プログラム 

学習プログラムが充実していることが、中学受験で進学する学校の大きな強みの一つとなって います。

学校によっては「高校1年生までの4年間で、中高6年間分を完了させる」など、詳細 なカリキュラムを公開している学校もあります。大学受験対策のスケジュールに大きく影響す るので、是非調べてみてください。 

【重要度 低】志望校を決める際参考にしたいポイント6つ 

中学受験の志望校を決める際に参考にしたいポイントを6つご紹介します。

  1. 修学旅行 
  2. 学園祭・体育祭・名物になるイベント 
  3. 説明会 
  4. 課外活動 
  5. 部活 
  6. 制服 

1.修学旅行 

修学旅行の規模感や頻度は学校によって変わります

修学旅行がない学校もあれば、海外旅行 が企画されているものもあります。学費への影響等も考えられますので、その点も併せてホー ムページ等をご覧になってみてください。 

2.学園祭・体育祭・名物になるイベント 

学校行事にどの程度注力しているかは、学校の方針や社風が目に見えて現れる部分です。

足を 運ぶことが出来るものは、是非お子様と一緒に行かれるのがよいかと思います。ゴールや実際 の学生生活が具体的になることで、当事者意識が高まります。 

3.説明会 

説明会は比較的新しい学校の方が充実している傾向があります。

公式Webサイトなど、文字で書かれた以上 の情報を得ることのできる・学校の方針や雰囲気を肌で感じ取れる・保護者の目線から学校の 詳細を知ることのできる貴重な機会でもありますので、積極的な参加を推奨いたします。 

4.課外活動 

留学制度や旅行行事と被る点もございますが、課外活動への注力も、学校のカラーが出る部分ではあります。

注力している学校は多いわけではありませんが、その分一生ものの思い出が出 来る可能性もあります。お子様の興味を聞きながら、参考にするのがよいかと思います。 

5.部活 

部活動は学生生活を意味づける大切なポイントです。

友人は部活で出来たという方も多いので はないでしょうか。HP等で確認できる場合もあります。筆者は陸上部に入りたかったのです が、グラウンドが小さすぎて部活自体なく結構落ち込んだ記憶があります。 

6.制服 

制服はその学校のイメージに直結する上、長い学生生活を送る上で、地味ですが確実に影響を与えるものになります。

基本的にはお子様の好みを聞いて差し上げるのがよいかと思います。 また、洗濯が可能か、クリーニングが必要か、制服そのものの値段等も、僅かならず家計に影 響を与えるものとなりますので、その点も確認してみてください。 

【番外編】 お子様の将来の夢

お子様の将来やりたいことが実現できるかという視点で選ぶのも一つの方法です。 

中学校選びの時点で全ての進路が決まることは少ないですが、例えば、医者になりたいという 夢があった場合、付属校ではなく医学部の進学実績がある進学校を目指すのが夢を実現させる 可能性を上げる選択かと思われます。 

また、自動車部や新聞部など、特定の部活動のある中学校の数は限られていますので、お子様が将来やりたいことにつながるような部活動があれば、お子様のモチベーションアップも期待できます。 

これを機会に、お子様の将来の夢について、家族ないで話を聞く場を設けていただくのはいか がでしょうか。 

アガルート学習コーチングで出来ること 

アガルートコーチングでは、初回面談、実際の指導、定期面談など、お子様と触れる機会を通してお子様の性格・性質にふさわしい学校選びのサポートをさせていただきます。 

成績や現状の偏差値から合格圏内の学校を目指すのではなく、お子様が目指したいと思える学 校を選び、お子様と一緒に志望校合格を目指していけるようコーチングをしてまいります。是非無料相談にお越しください!

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