M&AコンサルティングでM&Aの仲介を検討している方は、同社の特徴や評判が気になりますよね。
結論から言うと、M&A成立までの着手金や企業評価料などが発生しない「完全成功報酬型」を採用しており、非常に評判の良いM&A仲介業者です。
当コラムではM&Aコンサルティングの評判・口コミ・評価をはじめ、特徴や仲介手数料、実績について解説します。
手続きの流れについても解説しますので、M&Aコンサルティングでの仲介を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
M&Aコンサルティングとは?会社概要は?
M&Aコンサルティングの概要は以下の通りです。
会社名 |
株式会社M&Aコンサルティング |
所在地 | [東京本社] 105-0004 東京都港区新橋1-1-13 アーバンネット内幸町ビル 3F [静岡支社] 〒420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー1F [大阪支社] 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1-12-17 JRE梅田スクエアビル1F [名古屋支社]〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅3-26-8 KDX名古屋駅前ビル13F [京都支社]〒604-8136 京都府京都市中京区梅忠町24 三条COHJUビル4F [沖縄支社] 〒900-0015沖縄県那覇市久茂地2-2-2 タイムスビル2F |
電話番号 | |
代表 |
土橋 裕太 |
設立 |
2019年4月 |
対応業種 |
全業種 |
株式会社M&Aコンサルティングは、会計事務所である「株式会社スパイラル・アンド・カンパニー」のM&A事業部が独立する形で、2019年4月に創業しました。
東京、大阪をはじめ、全6ヶ所に拠点を構えており、日本全国でサービスを展開しています。
さまざまな業種・規模の企業に対応しており、中でも飲食・美容・IT・製造業のM&Aを得意分野としていることが特徴のひとつです。
M&Aが成立するまで一切手数料がかからない「完全成功報酬」型を採用しており、着手金や企業評価料、月額報酬などの費用が一切発生しません。
また、税理士法人をグループ企業に有しており、事業譲渡後の資産管理や運用といったアフターフォローも充実しています。
M&Aコンサルティングの評判・口コミ・評価
ここからは、M&Aコンサルティングの評判・口コミ・評価についてご紹介します。
M&Aコンサルティングの良い評判・口コミ・評価
誠実に、スピーディーに対応いただいたおかげで、双方にとっていい形でのM&Aが実現しました。今後もM&Aを検討する際には、ぜひ力を貸していただきたい。
M&Aコンサルティング 成約実績
こちらの考えにも真摯に向き合って下さり、難しい局面も上手に調整して頂き本当に感謝しています。特に初期段階から色々な資料を開示頂いたり、面談の設定をして頂いたり、時には一緒に生産性を分析して頂きました。
M&Aコンサルティング 成約実績
M&Aするにあたって、それぞれの段階でということと、何事にもすべてに手抜かりが無く、綿密で常に一心に物事に取り組んでいると思いました。とても紳士にものごとに取り組んでいるプロフェッショナル集団だと思いました。
M&Aコンサルティング 成約実績
メリットだけでなく、デメリットも踏まえ、誠実に対応してくださるM&A仲介会社はとても信頼できると思います。
M&Aコンサルティング 成約実績
実家の事業について相談させていただきました。丁寧で対応も良かったです。
Googleレビュー M&Aコンサルティング 東京本社
実際に相談された方々の感想から、誠実かつスピーディーに、細やかな対応をしてもらえることが伺えます。
また、メリットだけでなく、デメリットも踏まえさまざまな視点からアドバイスがもらえるため、非常に信頼できる企業であると感じている方が多いようです。
M&Aコンサルティングの悪い評判・口コミ・評価
クロネコDMで「親展」「重要書類在中」などと勘弁してほしい企業です 封書には「税理士法人スパイラル」などと謳っているが、中身はくだらないM&AのDM こんな訳の分からない企業にお願いする事なんて1つもない
Googleレビュー M&Aコンサルティング 京都支社
M&Aコンサルティングの営業方式に関して、否定的な意見が見つかりました。
しかし、実際にコンサルティングを活用した利用者からの否定的な口コミ・評判・評価は見つかりませんでした。
M&Aコンサルティングは迷惑電話や手紙(DM)がしつこいって本当?
M&Aコンサルティングから電話や手紙(DM)が来ることは実際にあるようです。
電話営業に関する口コミには、以下のようなものがありました。
滑舌悪いのか何回聞き直してもマントエーコンサルティングにしか聞き取れませんでした。
「まー難しい社名ですね」と言いましたが、、
社長宛で
またかけますと言われたが
「それは結構ですよー」と切りました。着拒です
電話帳ナビ
M&Aコンサルティング/営業と思われる
社長あてに。電話営業はお断りと告げて終了。
電話帳ナビ
調査した結果、営業が「しつこい」という口コミ情報はなかったので、悪質な営業等は行っていない様子です。
M&Aコンサルティングは怪しい会社?
M&Aコンサルティングは営業活動を積極的に行っているため、怪しい会社であると思われがちです。
しかし、積極的な営業活動は、多くのM&A仲介業者で行われており、提供しているサービスに怪しい点はありませんでした。
実際に利用した方の口コミを確認すると、隅々まで行き届いたサービスを提供してもらえるなど、サービス内容は優良であると推察できます。
M&Aコンサルティングの特徴
M&Aコンサルティングの特徴は以下の4点です。
- 業界専門コンサルタントに担当してもらえる
- 完全成功報酬型で安心
- 会社の成長段階に合わせた『スケール型M&A』
- 支社が多く、細やかにサポートしてもらえる
それぞれ詳しく解説します。
業界専門コンサルタントに担当してもらえる
M&Aコンサルティングは、各業界に精通した、専門コンサルタントに担当してもらえます。
製造や飲食、ITをはじめ、美容、ヘルスケアなど、各業界の実情を深く理解した専門コンサルタントが多く在籍しています。
各業界での実績があるコンサルタントに相談できるため、専門性の高い相談内容でも理解してもらいやすいでしょう。
また、競合他社と比較して、企業の価値・強みを的確に評価し、相性の良い企業へアプローチしてもらえます。
完全成功報酬型で安心
M&Aコンサルティングは、「完全成功報酬型」という、報酬体系を採用しています。
報酬は、M&Aが成立した際のみ発生し、着手金・企業評価料・月額報酬・中間報酬などは一切発生しません。
そのため、M&Aの検討段階で、気軽に相談することが可能です。
会社の成長段階に合わせた『スケール型M&A』
M&Aコンサルティングでは、会社の成長段階に合わせた「スケール型M&A」を実施しています。
スケール型M&Aでは、個々の会社のステージに合わせて、売却ゴールまでの具体的なアクションをアドバイスしてもらえます。
企業の売り手・買い手、M&Aコンサルティングの3者において、スケール型M&Aには以下のようなメリットがあります。
- 売り手:自身の企業価値が上がる
- 買い手:魅力的な企業が買収できる
- M&Aコンサルティング:M&Aの成立につながる
企業価値が上がるため、売り手・買い手にメリットがあることはもちろん、最終的にはM&A成立を目的とするため、M&Aコンサルティングにもメリットがあります。
このようにスケール型M&Aは、企業の売り手・買い手、M&Aコンサルティングの三方よしのサービスです。
支社が多く、細やかにサポートしてもらえる
M&Aコンサルティングは東京、大阪をはじめ、全6ヶ所に拠点を構えており、日本全国でサービスを展開しています。
支社がない都道府県でも、地域ごとの習慣・特性を把握した上で、全国各地でのサポートを実施しています。
M&Aコンサルティングの仲介手数料
ここからは、M&Aコンサルティングの仲介手数料をご紹介します。
買い手側の手数料については、公開されていないため、売り手側の仲介手数料についてのみ詳しく解説します。
売り手側の手数料は、レーマン方式で「譲渡対価×手数料率」という非常にシンプルな設定となっています。
手数料率については、以下の通りです。
取引価格等 |
手数料率 |
~5億円 |
5% |
5億円~10億円 |
4% |
10億円~50億円 |
3% |
50億円~100億円 |
2% |
100億円~ |
1% |
最低報酬額については、明記されていませんでした。
また、M&Aコンサルティングは完全成功報酬であり、着手金・企業評価料・月額報酬・中間報酬は全て0円です。
移動総資産基準(譲渡対価 + 負債総額)を採用している同業他社より、非常に割安な金額設定であり、支払い時期も成約後となるため、安心して仲介を依頼できます。
詳細な企業評価・不動産鑑定の要望がある場合や、遠方への出張を要する場合などは、別途費用が必要となる点に注意しておきましょう。
M&Aコンサルティングの成約件数・業績・事例
M&Aコンサルティングの成約件数や業績は公開されていません。
成約事例には以下のようなものがあります。
M&Aコンサルティングの成約事例
M&Aコンサルティングにおける成約事例について解説します。
それぞれの事例を確認することで、M&Aコンサルティングのサービス・対応内容がイメージできるでしょう。
事業継承のためのM&A
まずは、売り手企業の後継者不在を解消するため、事業拡大をしたい同業他社と資本提携した事例をご紹介します。
▼企業詳細
企業 |
業種 |
売上 |
譲渡・譲受理由 |
売り手A |
製造業 |
非公開 |
後継者不在 |
買い手B |
経営戦略 |
約1,500億円(グループ売上) |
事業継承 |
M&A目的・背景
売り手Aは、競合が少なく、安定した営業利益と健全な財務基盤を持っている、精密小型歯車に特化した企業でした。
しかし、後継者が見つからず、事業の存続に悩んでいました。
事業としてある程度の規模があるため、取引先のことはもちろん、大切な社員やその家族の生活を守ることを第一に考え、悩んだ結果M&Aの実施を決意します。
成果
一方買い手Bは、高い技術力を持つ会社を集め、国内外問わずそれらを展開していくことを目指している企業です。
そんな中、売り手Aの高い技術力に魅力を感じ、国内のみならず世界のあらゆる産業に役立てていけるのではと考えました。
M&Aコンサルティングの仲介のもと、売り手A・買い手Bが交渉し、売り手Aの魅力を理解したうえで、過去にM&Aの実績を持つ売り手Bと契約が成立しました。
売り手A・買い手Bともに悩み・要望を解消でき、Win-Winとなった事例です。
スピーディーな事業拡大のためのM&A
続いて、買い手企業のスピーディーな事業拡大を実現したM&Aの制約事例をご紹介します。
▼企業詳細
企業 |
業種 |
売上 |
譲渡・譲受理由 |
売り手A |
美容室経営 |
非公開 |
事業拡大 |
買い手B |
美容室経営 |
非公開 |
事業拡大 |
吉祥寺近郊に美容室を3店舗を構える買い手側Bは、今後も出店を重ね事業拡大を目指していました。
M&A目的・背景
しかし、自社のコンセプトに合う出店地をおさえることが困難であり、新規出店と並行して多店舗を買収すべく、M&Aの検討を開始しました。
成果
一方、売り手Aは6店舗の美容室を運営しており、買い手Bよりも売上・歴史・従業員規模において上回っていました。
小さい会社が大きい会社を買う構図となるため、資金調達に苦労したとのことです。
その際M&Aコンサルティングに、M&A仲介に加え、複数の銀行から融資を受ける「協調融資」という形で、資金調達の支援も実施してもらいました。
M&Aコンサルティングのきめ細やかなサービス・配慮により、M&Aが成立した事例となります。
事業拡大のためのM&A
最後に、売り手・買い手企業のシナジーを最大化した、M&Aの制約事例をご紹介します。
▼企業詳細
企業 |
業種 |
売上 |
譲渡・譲受理由 |
売り手A |
企画・製作 |
非公開 |
事業拡大 従業員の成長 |
買い手B |
小売業 |
約112億円 |
事業拡大 |
M&A目的・背景
売り手Aは、中国との直接貿易に特化して仕入れルートを確立し、コンサートグッズ制作・卸売業を実施する企業です。
数年前から売り手Aに興味ある企業の存在を耳にして、税理士法人スパイラル(M&Aコンサルティングの母体)に相談した所、1週間で20数社から興味があるという話が上がりました。
成果
売り手AはM&Aの実施に際し、以下を重視していました。
- 従業員の雇用と給与をしっかり守ってくれること
- 今より事業規模を大きくしてくれること
- 買手とのシナジー効果を感じられること
一方で、買い手Bの手掛けるオンラインの商品計画事業の業績が急速に伸びており、一緒に組むことで売り手Aの弱い部分を補完し拡大できる、明確なシナジーを感じたため、M&Aを決意したとのことです。
単純に事業を拡大するだけでなく、双方の相乗効果を最大化できた、M&A事例です。
M&Aコンサルティングの手続きの流れ
ここからは、M&Aコンサルティングにおける、M&A制約までの手続きの流れを解説します。
譲渡オーナー側
譲渡オーナー側の手続きの流れは、以下の通りです。
STEP1:売却の検討
企業売却の相談を実施します。
STEP2:売却の意思決定
相談内容をもとに、企業売却の意思を決定します。
STEP3:インタビュー
M&Aコンサルティングが企業の詳細についてヒアリングを行い、コンサルタントと意識を統一します。
STEP4:資料提出
譲渡オーナーが、M&Aに必要な各種資料を提出します。
STEP5:意向表明書譲受
買い手の意思が決定次第、譲受企業が作成した意向表明書を受領します。
譲渡オーナー側における手続きの流れは以上です。
譲受企業側
続いて、譲受企業側の手続きの流れを解説します。
STEP1:買収の相談
まずは企業買収の相談を実施します。
STEP2:市況情報交換
譲受企業側で、市況情報の交換を行います。
STEP3:ノンネーム検討
M&Aコンサルティングが、社名を伏せて売り手企業の概要や情報をまとめた、簡易的な資料で検討を行います。
STEP4:秘密保持契約
第三者に情報が漏えいしないよう、機密保持契約を締結します。
STEP5:企業概要書検討・提携仲介契約書・詳細資料検討
売り手企業の詳細情報が記載された「企業概要書・詳細資料」をもとに、買収の検討を行います。
STEP6:意向表明書提出
企業買収を行う意向表明書を、譲渡企業に提出します。
譲受企業側の手続きの流れは以上です。
M&Aコンサルティングの対応業種
M&Aコンサルティングは、全業種に対応しています。
成約実績を確認すると、飲食・美容・IT・製造業が多く見受けられ、これらの業種が得意分野であると考えられます。
その他のよくある質問
最後に、M&Aコンサルティングに関してよくある質問に対して、回答していきます。
M&Aコンサルティングは上場している?IPOは?
M&Aコンサルティングは現在上場していません。
上場に際する企業規模や時価総額の条件を満たしていないため、直近で上場することは無いと考えられます。
M&AコンサルティングのIR・決算説明資料はどこから見られる?
M&AコンサルティングのIR・決算説明資料は公開されていません。
M&Aコンサルティングではセミナーが開催されている?内容は?
M&Aコンサルティングにて現在開催中のセミナーはありませんが、過去には以下のようなセミナーが開催されていました。
開催日 |
セミナー名 |
概要 |
2022.10.25 |
事業承継の新たな選択肢 ~ サーチファンドとM&A ~ |
M&Aを検討中の経営者の方へ、サーチファンドとM&Aという選択肢を紹介する。 |
2022.11.07 |
経営層向けDX勉強会 WHY DX? ~ビジネスに直結するデジタル活用の意義と成功事例~ |
昨今のビジネスシーンで必ず耳にする言葉であるDXについて、DXの事例紹介を中心に取り組みの始め方から、ビジネスインパクトまでを解説する。 |
M&Aコンサルティングの社長や役員の経歴や人物像は?
土橋 裕太氏(代表取締役)
複数のIT系ベンチャー企業の立ち上げに参画したのち、株式会社Style1の代表取締役として起業、2006年7月には三井物産、住友商事など数社を株主に迎え事業拡大する。
2008年にはCGM型育児支援サイト「ママスタジアム」を株式会社インタースペースに事業売却するなど、企業売買を繰り返して同社も売却した。
2023年1月にM&Aコンサルティングの代表取締役CEOに就任し、現在に至る。
依田 真輔氏(取締役)
慶應義塾大学商学部卒業後、株式会社キーエンスに入社しトップクラスの成績を残す。
その後、M&A業界における完全成功報酬制のリーディングカンパニー、インテグループに入社し、数多くの業種で実績を残す。
その後、M&Aコンサルティング取締役に就任。
M&Aコンサルティングの主なメンバー・関連人物は?
松栄 遥氏
M&Aコンサルティングの共同創業者兼、元代表取締役CEO(現在は退任済み)。
大野 英治氏
M&Aコンサルティングの元最高人事責任者(現在は退任済み)。
本社(東京)・拠点(静岡・大阪・名古屋・京都・沖縄)のアクセス方法は?
▼各拠点へのアクセス
拠点 |
アクセス |
東京本社 | 〒105-0004 東京都港区新橋1-1-13 アーバンネット内幸町ビル 3F (JR 新橋駅(徒歩5分)、 東京メトロ銀座線 新橋駅(徒歩4分)、 都営地下鉄三田線 内幸町駅(徒歩2分)) |
静岡支社 | 〒420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー1F (JR 静岡駅 徒歩約3分) |
大阪支社 | 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1-12-17 JRE梅田スクエアビル1F |
名古屋支社 | 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅3-26-8 KDX名古屋駅前ビル13F |
京都支社 | 〒604-8136 京都府京都市中京区梅忠町24 三条COHJUビル4F (烏丸御池駅徒歩3分) |
沖縄支社 | 〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地2-2-2 タイムスビル2F (県庁前駅徒歩2分) |
まとめ
M&Aコンサルティングは、「完全成功報酬型」を採用しており、業界でも低水準の報酬体系を持つM&A仲介業者です。
各業界に精通しているコンサルタントが、丁寧かつきめ細やかなサービスを提供してくれるため、利用者からの評価が非常に高いという特徴があります。
M&Aの成立まで費用は発生しないため、M&Aを検討中の方は、M&Aコンサルティングに相談してみてはいかがでしょうか。