M&A仲介会社のインテグループについて、リアルな評判や口コミはどうなの?と気になっている方も多いのではないでしょうか?
このコラムでは、
- インテグループの会社概要
- インテグループについてのリアルな評判・口コミ
- インテグループの特徴や手数料
などについて詳しく解説していきます。
インテグループに仲介を依頼するか考えている方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
目次
インテグループとは?会社概要は?
まずは、インテグループの会社概要を紹介します。
会社名 |
インテグループ株式会社 |
所在地 | 東京本社 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル4FTEL:03-6206-6980 FAX:03-6206-6982
大阪事務所 〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町8-47 阪急グランドビル20FTEL:06-7711-1885 |
設立 |
2007年6月 |
資本金 |
1億円 |
代表 |
藤井一郎 |
URL | https://www.integroup.jp/ |
インテグループとは、創業者で代表取締役の藤井一郎氏が2007年に設立した、M&Aの仲介会社です。
東京に本社を置き、全国規模で以下2つの事業を行っています。
- M&A仲介・アドバイザリー
- MBO支援
一般的にM&A成立まで半年~1年かかると言われています。
ですがインテグループでは経験豊富な老舗会社の専門性を活かして、M&Aを3~6カ月で成立でき、スピードの速さが特徴です。
また、主に中小企業のM&Aに特化しており、業種問わず1億円~150億円ほど(売却・買収価格で数千万円~100億円程度)の売上がある会社・事業を譲渡の対象にしています。
インテグループの評判・口コミ・評価
次にインテグループを実際に利用した方による、リアルな評判・口コミをご紹介します。
良い評判・口コミ
評判・口コミを調べた結果、以下のようにポジティブな意見が多数寄せられています。
インテグループさん以外にも複数社お話しをしましたが、ほかの会社は着手金や中間金があったので、インテグループさんの完全成功報酬制の手数料体制はとても魅力的だと思いました。
インテグループ M&A成功者インタビュー
本当に的確なアドバイスをくれるし、知識量も多くしっかりしていて好感を持てました。
インテグループ M&A成功者インタビュー
インテグループさんは、初回の面談からわざわざ青森まで足を運んで、相談に乗ってくれました。その後も何度も何度も青森まで来られるので、私も東京からの旅費などを計算して、心配させられましたね。「これはM&Aを成功させないと、担当の吉村さんの給料が出ないのではないか」と思いました(笑)
インテグループ M&A成功者インタビュー
インテグループの場合、ちゃんと結果が出た後に報酬を支払うシステムなので、安心できます。
インテグループ M&A成功者インタビュー
私個人の力では10年はかかるであろう経営構造の問題を、M&Aにより一気に解決できました。
インテグループ M&A成功者インタビュー
何より、誠実な人柄が印象深かったです。
インテグループ M&A成功者インタビュー
「そのことについては、率直に言って、厳しいですよ」ときちんと言ってくださいました。そこに誠実さを強く感じたのです。
インテグループ M&A成功者インタビュー
苦節3年、振り返ると、彼を信じたことで大いなる満足感で満たされています。やはりお互いの厚い信頼関係があるからこそ、この成果に結びついたのだと、心から感じています。
インテグループ Googleレビュー
担当して頂いた方の対応が素晴らしかった。その後やはりM&Aをご検討している取引先の方にも紹介させて頂きました。
インテグループ Googleレビュー
口コミを見てみると、特に担当者の人柄の良さや誠実さ・的確なアドバイスを評価する声が多く見られました。
インテグループ内で教育体制がしっかり整っている表れと言えるでしょう。
さらに、インテグループが売りにしている完全成功報酬制についても「安心感があって良かった」という意見も多数ありました。
完全成功報酬制なので、M&Aが成立しない限り手数料を支払う必要もないため、売り手企業が依頼しやすいのもメリットの1つと言えるでしょう。
悪い評判・口コミ
残念ながら、なかには以下のような悪い評判・口コミも見られました。
ウェブ面談を強制するような押し付けがましいDM(マナーも常識もない内容)を無視していたら、インテグループとかのパンフを送ってきました。ほんと、迷惑な営業方法です。数撃ちゃ当たる戦法は迷惑です。
インテグループ Googleレビュー
丁度M&Aを検討していたタイミングでオファーが有るとのメールがあり話したところ会社の事は何も知らず。マニュアルメール営業に釣られた感じで時間の無駄でした。
インテグループ Googleレビュー
マイナスな口コミや評判に関しては、営業の仕方に関するものでした。
インテグループの実際行っている事業やサービスに関しては、悪い評判は見つかっていません。
悪い評判はあくまで一部で、基本的には良い評判・口コミが多数見られたので、「このような営業をされる場合もあるんだな」と参考程度にとどめておくと良いでしょう。
インテグループは迷惑電話やメール、手紙(DM)がしつこい?
事実として、インテグループから営業電話や手紙(DM)・メールが来ることは実際にあります。
受け手によっては「失礼」「怪しい」と感じたケースもあるようです。
ただし、こうした営業自体はどの会社でも行っていることなので、一概に悪いこととは言い切れません。
営業を受けた方の中にも「悪質な会社ではないと思う」という声もあがっています。
以下、実際に営業を受けた方の口コミを紹介します。
いきなり社長いますか?となれなれしい口調で。用件を聞くと送ってる書類の件でとのこと。総務で全部書類は確認してますがどういった書類ですか?と聞くとじゃあいいですって・・・怪しさしかない。着拒です。
電話帳ナビ
丁寧な口調で携帯に折り返しくれと番号まで伝えてきた。
電話帳ナビ
要件を言わずに社長に繋いでほしいと男性から連絡。常識ありますか? 誠実を謳ってるようだが、こんなやり方で繋がろうとする会社のどこが誠実なのか。常識から身に付けてください。
電話帳ナビ
社長宛にM&A提携のことで・・と営業の電話がありました。営業の電話は取次げない旨を伝えた途端ガチャ切り。社名を名乗っている以上看板をしょっているんだろうに最低限のマナーが守れない感じの悪い会社。それで客が付くと思うんだろうか。
電話帳ナビ
インテグループは怪しい会社?
営業電話がいきなりかかってきたりすると、「怪しい会社なのでは?」と不安になる方もいらっしゃると思います。
しかし、インテグループは老舗の大手M&A仲介会社であり、決して怪しい会社ではありません。
電話やメールなどのM&A仲介会社での営業活動は、多くのM&A仲介会社で一般的に行われていることです。
特にサービス自体に怪しい点は見られないので安心してください。
インテグループの特徴
ここからは、インテグループを実際に利用した方が評価したメリット・強みについてご紹介します。
インテグループの主な特徴は以下のとおりです。
- 完全成功報酬制の料金体系
- 中堅・中小企業のM&Aに強い
- 専門家が複数在籍している
- コンサルタントの誠実さに関する評価が高い
それぞれ詳しく解説していきます。
完全成功報酬制の料金体系
インテグループでは、完全成功報酬制を導入しています。
着手金・中間金などを支払う必要がないため、安心してリーズナブルにM&Aを成立できるところが魅力です。
また、M&Aが成立しない場合、手数料を支払う必要がなくなるため、売り手企業にとって低リスクで進められます。
中堅・中小企業のM&Aに強い
中堅・中小企業向けのM&Aに特化しているのも特徴のひとつです。
一定の利益額(実質経常利益が1,000万円以上)があれば、売上額が1億円以下でも仲介してくれるのもメリットです。
ほかの仲介会社と比較してもインテグループは毎月安定した成約実績があるため、中堅・中小企業の譲渡を考えている方に特におすすめできます。
専門家が複数在籍している
インテグループには、日本でもトップクラスの成約件数を誇るコンサルタントや実績ある会計士といった専門家が多く在籍しています。
営業が主体で、社内に会計士等の専門家がいない仲介会社もあるため、その点は強みと言えるでしょう。
財務、法務等M&Aに関わるあらゆる問題にスピーディに対応してもらえるため、安心できます。
コンサルタントの誠実さに関する評価が高い
上の章でもご説明したように、コンサルタントの人柄や誠実さを評価する声が非常に多いのもインテグループの良さです。
仲介会社側の売上だけを考えてメリットのみを言うのではなく、厳しい内容もきちんと説明してもらえたという声もあり、顧客満足度も非常に高い会社と言えるでしょう。
インテグループの仲介手数料
上の章でも触れたとおり、インテグループは完全成功報酬制を導入しています。
そのため着手金・仲介金は一切かからず、M&Aが成立した場合に限り、成功報酬として料金が発生します。
成功報酬には、譲渡(買収)価格ベースを基準に以下のようなレーマン方式を採用しており、成功報酬の最低額は税別1,500万円となっています。
売却/買収金額 |
手数料率 |
5億円以下の部分 |
5% |
5億円超~10億円以下の部分 |
4% |
10億円超~50億円以下の部分 |
3% |
50億円超~100億円以下の部分 |
2% |
100億円超の部分 |
1% |
M&A成立による成功報酬の計算例は以下のとおりです。
売却/買収金額 |
計算方法 |
成功報酬額(税別) |
1億円 |
最低報酬額が適用される |
1,500万円 |
4億円 |
4億円 × 5% |
2,000万円 |
12億円 |
5億円 × 5% + 5億円 × 4% + 2億円 × 3% |
5,100万円 |
また買い手企業の場合、買収価格を高く設定されるのではと懸念する場合もあるでしょう。
その場合は、インテグループと合意のうえで想定買収価格を取り決め、成功報酬を買収価格に左右されずに固定することもできます。
インテグループの業績(売上)・成約数・事例
インテグループの成約数は非公開になっています。
会社が公表している決算公告によると、直近2022年5月期の純損益金額は251,000円となっています。
インテグループの成約事例
ここからは、実際にインテグループによる仲介でM&Aが成立した事例をご紹介します。
後継者不在問題の解決・発展のためのM&A
後継者不在を解消するため、事業拡大をしたい同業他社に会社を譲渡した事例です。
【売り手・買い手の業種と売上】
- 売り手A(建築一式工事業)・売上:約1億円
- 買い手B(建築一式工事業)・売上:約3億円
【M&A目的・背景】
売り手Aは、自社に大工を抱える老舗の建築一式工事業でした。
財務優良で仕事も継続して受注できていましたが、後継者不足に悩んでおり、M&Aを決意します。
【成果】
一方、買い手Bはさらなる事業拡大及び人材の獲得を目指して、M&Aによる買収を検討していました。
M&Aにてお互いの思惑が一致、買い手Bは自社で職人を抱えている売り手Aを高く評価しました。
その後インテグループの仲介のもとで、トップ面談後はスムーズに契約が進み、売り手Aと買い手Bが交渉をはじめて約4カ月で契約成立となりました。
参考:建築一式工事業の会社の売却支援実績|完全成功報酬制のM&A仲介会社インテグループ
経済負担軽減のためのM&A
経済負担を軽減して医療に専念するため、事業拡大をしたい同業他社に法人譲渡をした事例です。
【売り手・買い手の業種と売上】
- 売り手A(有床型クリニック)・売上:約1億円
- 買い手B(医療法人の運営・介護事業)・売上:非公開
【M&A目的・背景】
売り手Aは、首都圏で有床型クリニックを運営していました。
しかし、病床数不足・対象法人の病床も常に満床で推移していたうえに、通常の外来患者だけでなくコロナ禍における発熱外来も対応しており、理事長の業務負担が重くなっていました。
そうした中で長期的に医師を続けるためには医療に専念することが重要だと考え、法人譲渡を行って買い手から経営のサポートを受けられるよう、M&Aを決意します。
【成果】
一方、買い手Bは医療法人の運営や介護事業を展開する企業グループで、さらなる事業拡大を目指して、M&Aによる買収を検討していました。
買い手Bは売り手Aの近くにも拠点があり、医療関係者の採用やバックオフィス業務にも長けているため、理事長の業務負担軽減や業務の効率化などを実行できると判断しました。
そこで、M&Aにてお互いの意図が一致します。
その後インテグループの仲介のもとで、法人の発展・理事長の負担軽減・対象会社の従業員の労働環境の向上などの目指すべきゴールを共有することができ、M&A成約に至りました。
参考:有床型クリニックの医療法人の売却支援実績|完全成功報酬制のM&A仲介会社インテグループ
事業の選択と集中のためのM&A
事業の選択と集中のために、規模メリットを追求する同業他社に小規模認可保育園を譲渡(株式譲渡)した事例です。
【売り手・買い手の業種と売上】
売り手A(小規模認可保育園の運営)・売上:約1.5億円
買い手B(保育園の運営)・売上:約5億円
【M&A目的・背景】
売り手Aは、首都圏で小規模認可保育園の運営を行っていました。
立地・保護者からの評判も良く園児数も満員で推移していましたが、親会社が別事業に軸足を移すこととなり、小規模認可保育園の売却(M&A)を決意します。
【成果】
一方、買い手Bはさらなる事業拡大を目指して、M&Aによる買収を検討していました。
買い手Bは自社の保育園とエリアが近く内装・職員の経験値・運営体制などが優れている売り手Aを高く評価しました。
売り手Aも、買い手Bの保育園経営の手腕を高く評価したため、M&Aにてお互いの意思が一致します。
その後インテグループの仲介のもとスムーズに交渉が進み、売り手Aと買い手Bの初回弁団から約1カ月で契約成立となりました。
参考:小規模認可保育園の売却支援実績|完全成功報酬制のM&A仲介会社インテグループ
インテグループの手続きの流れ
売り手企業の場合、インテグループでは以下8ステップで手続きが完了します。
- 無料相談
- 秘密保持契約の締結・売り手企業の資料の開示
- 企業価値の算定・打診候補企業の提示
- 仲介契約の締結
- 買い手候補企業への打診・折衝
- 基本合意契約の締結
- 買収監査(ドゥーデリエンス)
- 最終契約書の締結・譲渡の実行
買い手企業の場合、以下の9ステップで成約となります。
- 無料相談
- 買収ニーズデータベースへの登録
- ノンネーム情報の確認
- 秘密保持契約の締結と具体的情報の開示
- 仲介契約の締結とトップ面談
- 意向表明書の提出
- 基本合意契約の締結
- 買収査定(デューデリジェンス)
- 最終契約書の締結・買収の実行
またインテグループでは、初回相談~譲渡実行まで、通常3カ月~半年程度の期間で成約できます。
インテグループの対応業種
インテグループでは、業種の制限がないため、幅広い規模の業種に対応してもらえます。
なかでも中堅・中小規模の企業のM&Aに特化しており、業種問わず1億円~150億円ほど(売却・買収価格で数千万円~100億円程度)の売上がある会社・事業を譲渡の対象にした成約実績が多いです。
その他のよくある質問
最後に、その他のよくある質問について回答していきます。
インテグループは上場している?IPO?
インテグループは現在上場していません。
M&A仲介会社では、日本M&Aセンターなどいくつかの会社が上場しています。
将来的に上場を狙っている可能性はあるでしょう。
しかし、M&A事業は、特性上、成約が絶対的なものではないこと・リーマンショックなどの経済状況に左右されやすいことから、M&A仲介会社の上場の条件は難易度が高くなっています。
インテグループのIR・決算資料はどこから見られる?
インテグループのIR資料は公開されていませんが、決算資料は公開されています。
インテグループの社長・経営陣の経歴や人物像は?
インテグループの社長をはじめとする現在の経営陣について紹介します。
藤井一郎氏
代表取締役社長の藤井氏は、兵庫県出身の1974年生まれです。
早稲田大学政治経済学部を卒業後、自動車関連プロジェクトに従事していました。
その後、フリービット株式会社の海外事業開拓マネージャー、株式会社サンベルトパートナーズ(現かえでファイナンシャルアドバイザリー株式会社)の取締役を経て、2007年にインテグループ株式会社を創立しました。
創業以来、M&A仲介やアドバイザリーの普及に努めています。
廣瀬 一憲氏
取締役の廣瀬氏は、大学在学中に教育系のビジネスを仲間と共同で起業し取締役に就任しています。
大学卒業後は大手経営会社でコンサルティング業務を担い、株式会社要興業での経営企画職を経て、インテグループ株式会社に入社しました。
そして2020年に、取締役及びコンサルティング部長に就任しています。
インテグループの社員数は?
インテグループの従業員は32名です。
インテグループのアクセスは?
インテグループは東京に本社があり、大阪にも事務所があります。
【東京本社】
住所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル4F
電話:03-6206-6980
アクセス:
JR 有楽町駅[国際フォーラム口]徒歩2分
JR 京葉線東京駅[6(京葉線)]徒歩4分
JR東京駅[丸の内南口]徒歩7分
有楽町線 有楽町駅[D3]徒歩1分
都営三田線日比谷駅[D3] 徒歩2分
千代田線二重橋前駅[B7] 徒歩4分
日比谷線日比谷駅[D3]徒歩4分
銀座線銀座駅[A0]徒歩7分
【大阪事務所】
住所:〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町8-47 阪急グランドビル20F
電話:06-7711-1885
アクセス:
阪急電鉄梅田駅 [3階改札口]徒歩3分
JR大阪駅[御堂筋南口]徒歩3分
阪神電鉄梅田駅[東口]徒歩5分
御堂筋線 梅田駅[11番出口:南改札] 徒歩3分
谷町線東梅田駅[1番出口] 徒歩5分
まとめ
この記事ではM&A仲介会社のインテグループについて詳しく紹介しました。
インテグループは、評判も良く、アドバイザーの人柄の良さを評価されている会社です。
完全成功報酬制である点も魅力となっていますので、気になっている方はぜひ問い合わせしてみてください。