「英単語ターゲット1900」はどんな単語帳?向いているタイプ&勉強法を解説!
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「英単語帳の違いが分からない」、「収録単語数がどれも違って、結局何語覚えたらいいの?」と英単語学習に頭を抱える受験生の方は多いのではないでしょうか。
本記事では「英単語ターゲット1900」の概要から対象者、学習方法までを徹底解説します。
最後まで読むことで、自分の受験勉強に「英単語ターゲット1900」は必要かどうか、どのように学習に取り入れるべきかが分かります。
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目次
「英単語ターゲット1900」とは
まずは「英単語ターゲット1900」の概要を表にまとめて紹介します。
著者 | ターゲット編集部 編 |
出版社 | 旺文社 |
種類 | 英単語帳 |
難易度 | 共通テスト~国公立大学二次・難関私大レベル |
特徴 | 英単語が試験に出る順番に並べられていて、学習優先度がつけやすく、一語一義で覚えやすい。 |
「英単語ターゲット1900」は旺文社から出版されるロングセラーの単語帳です。
20年以上前からある単語帳で学校によっては教材として配布していることもあるため、名前を聞いたことがある方も多いでしょう。
収録されている英単語は、試験によく出る順に800語・700語・400語と分けられており、学習の優先順位を立てやすいです。
また、各単語の意味を試験で問われることの多い一義に絞って掲載しているため、一度にたくさんの意味を覚えることに苦手意識を持っている方に適しています。
「英単語ターゲット1900」はどんなレベルの人向き?
「英単語ターゲット1900」が向いているのは次のような方です。
「英単語ターゲット1900」がおすすめな人
- 国公立大学や難関私大を目指す人
- 基本的な英単語は習得できている人
- まずは一語一義で英単語を覚えたい人
国公立大学や難関私大を目指す人
「英単語ターゲット1900」は、国公立大学や難関私大を目指す人におすすめです。
収録されている英単語は試験によく出る順に収録されており、800語・700語・400語の順に収録されています。最後の400語までマスターすることで、国公立大学や難関私大レベルの単語力が身につく構成となっています。
基本的な英単語は習得できている人
「英単語ターゲット1900」は、これ1冊で基礎~国公立大学や難関私大レベルまでをカバーしている英単語帳ではありません。
既に高校基礎レベルの英単語は習得できている方が、入試本番で使える単語力を身につけるために活用するものです。
基本的な英単語から学びたい方は、基礎編の「英単語ターゲット1200」から学習するとよいでしょう。
まずは一語一義で英単語を覚えたい人
「英単語ターゲット1900」では、各単語の意味を一語一義に絞って掲載しています。
これは入試によく出る意味に絞って掲載することで、派生した意味まで覚えることに対する受験生の抵抗感を軽減するためです。
まずは頻出の意味を覚えて、実践の中で派生した意味を覚える方がやりやすいと感じる方におすすめします。
関連コラム:「システム英単語」はどんな人におすすめ?難易度・使い方・勉強法を解説!
「英単語ターゲット1900」の使い方・覚え方
「英単語ターゲット1900」を使った具体的な勉強法は次の3ステップです。
- 1日に100語ペースで学習する
- 意味が分からなかった単語に印をつける
- 3回連続で正解した単語を除いて繰り返し学習する
1.1日に100語ペースで学習する
英単語の習得はとにかく暗記をすることが近道です。
可能な限り速いペースでどんどん学習を進めましょう。1日100語はあくまで目安ですが、暗記は何度も学習することで記憶が定着します。そのため、遅くても1ヶ月以内には1周するペースで学習することをおすすめします。
1語あたりの学習時間は数秒で構いません。「単語を見る→意味を思い出す→意味を確認する」のサイクルを高速で回して短時間で多くの英単語に触れるようにしましょう。
「英単語ターゲット1900」は持ち運びやすいハンディサイズで、移動時間やスキマ時間にも学習時間を確保することができます。
また、スマートフォンを使って学習することができる方の場合は、公式アプリ「ターゲットの友」を使用することで、単語帳を持ち歩かなくても学習することが可能です。
この段階で、知っている英単語が見当たらないという方は、基本的な英単語から学習する必要がある場合もあるため、基本編の 「英単語ターゲット1200」も手に取ってみてください。
2.意味が分からなかった単語に印をつける
「英単語ターゲット1900」の単語を学習する中で、意味を間違えたり、意味を思い出せなかったりした単語には印や付せんを貼るなどして、分からなかった単語を「見える化」しましょう。
この時、間違えた日付も一緒に書き込んでおくことで、自分の学習の足跡が残るためより記憶を定着させやすくなります。特に複数回間違えた単語には、間違う度にその日付を書き込むことで、苦手な英単語も把握することが可能です。
苦手な英単語の集中的な学習については公式アプリ「ターゲットの友」の有料機能を利用することで、スマートフォン学習でも行うことができるようになります。
3回連続で正解した単語を除いて繰り返し学習する
「英単語ターゲット1900」の学習を3周程度繰り返した後は、覚えられていない単語の集中学習に切り替えていきましょう。
3回連続で正解した単語はマーカーで塗るなどして、学習する単語から除いて記憶が定着していない単語に絞って学習を繰り返します。
マーカーを塗った単語は、一緒に収録されているコロケーションを学習するのもおすすめです。「英単語ターゲット1900」では「システム英単語」とは異なり、コロケーションを例文で紹介しているため、フレーズだけの暗記にならず頻出例文を通して覚えることが可能です。
学習がある程度進んだら、長文読解にもどんどん挑戦していきましょう。
まとめ
今回は「英単語ターゲット1900」について紹介しました。
「英単語ターゲット1900」は学校が生徒に配布することもあるほど有名な単語帳のため、名前を知っていたり、使ったことが合ったりする方も多いのではないでしょうか。
しかし、「英単語ターゲット1900」は国公立大学の二次試験や難関私大レベルをカバーする難易度の高い単語帳です。
英語の長文読解がさっぱり分からない人には少し不向きかもしれません。
どの単語帳が今の自分のレベルに合っているのか、分からずに迷っている方にはアガルートオンラインコーチングがおすすめです。
オンラインなので自宅で簡単に指導実績豊富な正社員のコーチに、おすすめ参考書や学習方法の相談ができます。
1週間の無料お試し期間もあるので、まずは気軽に始めてみてはいかがでしょうか。
関連コラム:中学生の英単語の覚え方を解説!覚えたくても覚えられない方へ
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この記事の著者 小林 ハム
学生時代に塾講師のアルバイトを通して教育分野に関心を持つ。
企業の営業職を経て、教育分野へ転職し広報活動に力を入れる。
これまでの経験を活かして、現在教育系WEBライターとして活動中。