「共通テストで地理を選択しようと考えているが、勉強の仕方が分からない…」と悩んでいませんか?日本史や世界史といった歴史科目に比べ、地理の勉強法を知らない方は多くいる印象です。

このコラムでは、共通テストの地理で高得点を狙うための勉強法を解説します。おすすめの参考書・問題集もご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでご参考にしてください。

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【共通テスト】地理はどんな科目?

まずは地理の試験に関する情報を確認しましょう。

試験時間と配点

共通テストの地理は60分で行われます。基本的に時間は余ることになるので、落ち着いて問題に取り組めるでしょう。

また、配点は100点です。

共通テスト地理の出題範囲と設問構成

続いて共通テスト地理の出題範囲とその特徴について確認していきます。共通テスト地理では、教科書に載っているような基礎知識を問われるものや、資料や統計を通してその背景を問われる問題が出題されます。

大問数は5問で、2021年度共通テストの解答数は31でした。なお、全ての問題で資料が使用されています。

地理A・Bそれぞれの設問構成は下記のとおりです。

地理A

設問出題内容配点
1地図の読み取りと活用20
2世界の生活・文化20
3地誌20
4地域全体の課題20
5地域調査20

地理B

設問出題内容配点
1世界の自然環境および自然災害20
2資源と産業20
3村落・都市と人口20
4地誌20
5地域調査20

地理の共通テスト対策におすすめの参考書・問題集6選

次に、共通テスト地理で高得点を狙うためにおすすめの参考書と問題集をご紹介します。自分の今の学力や特徴を把握した上で、自分に合った参考書・問題集を見つけてください。

共通テスト地理対策に必要な参考書・問題集を見極めるポイントは下記の4つです。

  • 基本を網羅できる参考書
  • 地図帳・資料集で応用力を身につける
  • 共通テスト対策問題集
  • 出版日が新しいものを選ぶ

参考書・問題集1冊で全てを網羅することは困難です。そのため、「基本を網羅できるもの」「資料を押さえられるもの」「共通テスト対策ができるもの」の3つを揃えると良いでしょう。

また、共通テストでは時事問題や輸出入などの情報は最新のものが出題されます。そのため、昔の参考書よりも出版日が新しい参考書を選ぶことがおすすめです。

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大学入学共通テスト 地理Bの点数が面白いほどとれる本(KADOKAWA)」は、共通テスト地理Bで頻出とされるお題を全て網羅している参考書です。45万人以上の受験生や高校教員から人気の予備校講師が制作しており、地理Bを攻略するためのデータ読解の仕方なども記載されています。

この本がおすすめな人

この参考書は地理Bの勉強を始める時期に読むと良いでしょう。共通テスト地理Bではどのような知識が必要なのかがわかります。そのため、地理を今から始める方や少し苦手意識を感じている方におすすめです。

共通テスト地理B集中講義

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共通テスト地理B集中講義(旺文社)」は共通テストの出題傾向を分析し、大切な要点と共通テスト対策用の問題で構成されている参考書です。コンパクトな構成となっているため、短期間で学習できます。

この本がおすすめな人

この参考書は受験本番直前の確認や苦手分野克服に使うことがおすすめです。地理は応用問題を多く解いたほうが良いので、この参考書で効率的に確認し、問題をどんどん解きましょう。

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大学入学共通テスト 地理Bの図表と資料の読み方が1冊でしっかりわかる本(かんき出版)」は、共通テストで多数出題される資料問題に必要な力を養う参考書です。必須のテーマごとの資料や図表の出題パターンを知ることで、受験本番でもこれらの問題に対応できるようになります。

この本がおすすめな人

この参考書は共通テストを受ける方全員にしてほしい1冊です。共通テストでは資料問題が多いため、この1冊で資料問題の対策を行いましょう。

共通テスト 受験生の50%以下しか解けない「差がつく」問題と解き方 地理

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受験生の50%以下しか解けない「差がつく」問題と解き方 地理(旺文社)』は50%以下しか解けなかったセンター試験の問題とその類似問題が詰まった問題集です。難問を解く際の考え方や解き方だけでなく、50%以上が間違いをする原因も記載されているため、高得点を取るための考え方を知ることができます。

この本がおすすめな人

この問題集は共通テスト地理で8割以上を取りたい方におすすめです。基本を身につけた上で応用問題に挑戦する際に活用しましょう。

共通テスト過去問研究 地理B(赤本シリーズ)

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共通テスト過去問研究 地理B(教学社)」は過去の共通テストや試行調査、センター試験の過去問題が収載している過去問集です。過去の問題の傾向を見て実際に解くことで、攻略法を身につけることができます。

この本がおすすめな人

この問題集は共通テスト地理を受ける方は必須で買うことをおすすめします。共通テストの問題形式に慣れることは、共通テストで高得点を取るために重要です。

大学入学共通テスト 地理B予想問題集

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大学入学共通テスト 地理B予想問題集(KADOKAWA)」はあらゆる形式の問題に対応できる応用力が身につく実践型問題集です。出題に対する考え方や学習上のポイント、問題の背景にある知識まで記載されており、この1冊で地理Bに自信を持てます。

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この問題集は過去問を終わらせてから取り組むことがおすすめです。過去問で共通テストの解き方を身につけた上で、この1冊を行うと、後回しになっていた弱点などを見つけられます。

【共通テスト地理】難しいところ&勉強のポイント

共通テスト地理で高得点を安定して取れるようになるのは、至難の業です。そこで、高得点を取りづらいポイントと高得点を狙うための勉強ポイントをご紹介します。

共通テスト地理の難しいポイント

まずは共通テスト地理が難しいとされるポイントからご紹介します。難しいポイントは下記の3つです。

  1. 基礎知識だけでは足りない
  2. 資料問題がほとんど
  3. 1問の配点が高め

1つずつ確認していきましょう。

1.基礎知識だけでは足りない

「共通テスト地理は暗記で乗り切れる」と考えている方は多くいるでしょう。しかし、地理の情報は膨大で、全て覚えようとすれば受験までにかなりの時間を必要とします。

また、共通テスト地理では毎年見たこともないような問題が含まれています。このような問題は、基礎知識を踏まえた上で、思考力を使って解かなければなりません。

以上の点から、共通テスト地理は基礎知識だけでは足りず、関連性を見つけたり、思考力を鍛えたりする必要があります

2.資料問題がほとんど

共通テスト地理では、資料問題が多く出題されています。資料問題は1問1問時間をかけて解く必要があります。センター試験に比べ問題数は減ったため、1問に対する時間を増やせますが、資料問題の多さに焦ってミスを増やす方が多いです。

また、単純な資料問題は少なく、複数の資料から読み取る問題や資料の背景から読み取る問題など、複雑な問題が多くなっています。

3.1問の配点が高め

先述したように、資料問題が多くなったため、大問数が「6」から「5」に減っています。そのため、1問あたりの配点が高くなり、1問の価値が高まっています。

ケアレスミスで1問落としてしまうだけでも、合否を分ける可能性があります。

共通テスト地理の勉強ポイント

次に共通テスト地理の勉強ポイントをご紹介します。このポイントを意識して勉強することで、安定して高得点を狙えるようになります。

1.早めに基礎知識を定着させる

まずは教科書レベルの基礎知識を定着させましょう。試験では単純な知識を問われる問題は出題されませんが、基礎知識を知っていないと分からない内容ばかりです。

地理の出題範囲は広いため、高校3年生の夏休みが終わるまでには基礎知識を習得しておきましょう。

関連コラム:【大学受験】受験生の年間&1日のスケジュールは?合格のための過ごし方を解説

2.多くの資料を確認する

共通テストで扱われる資料問題は幅広く、複雑化されています。資料問題は資料から答えを推測する作業を行わなければなりません。この作業に慣れるため、日頃から多くの資料を確認することがおすすめです。

3.全部を暗記するのではなく、関連性を見つけることを重視する

多くの方は、全部を完璧に覚えることに多くの時間をかけてしまい、問題演習の時間を確保できていません。もちろん暗記も大切ですが、その暗記した知識を活用できるかがポイントになります。

問題を解いている際に、わからない問題を深堀りして勉強しましょう。この際、持っている知識と関連付けることでより深い知識を得られます。

【共通テスト地理】当日の時間配分

共通テスト地理の試験時間は60分で、大問は5問構成となっています。なお、解答数は31程度です。

1問の配点が高くなっており、ケアレスミスで差が生まれる可能性があるため、見直しの時間を多く確保すると良いでしょう。おすすめは、各大問8分、見直しに20分です。

問題を解くのに時間がかかる人は、どこかで詰まっていることが多いです。分からない問題に時間をかけてしまうと、各大問を8分で解くことは難しいでしょう。

途中で分からない問題があった場合、立ち止まって悩まず、印をつけて先に進みましょう。そして、見直しの時間に余裕を持って考え直すことがおすすめです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

地理Bは暗記科目だと思われがちですが、暗記だけでは高得点は取れません。共通テストの地理Bでは資料問題がほとんどです。資料問題を解くためには、重要事項の背景や周辺知識も身につける必要があります。

ただ、1人で勉強しているとそういった周辺知識は見逃してしまうことも多いでしょう。

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受講生の9割以上が「勉強量が増えた」「勉強方法が分かった」など、コーチングによるプラスの変化があったとアンケートに答えています。「90日間」で成果を出せるのには理由があります。

なお、アガルート学習コーチングでは、入会金、管理費、教材費、講習代などの費用は一切不要。毎月末に翌月以降の実施を判断することができるので、お気軽にお申込みいただくことができます。

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この記事の著者 土井 龍弥

土井 龍弥

2年間の教員経験を経て学習塾を開業。
小学生から高校生までの指導・学習相談を担当する。

現在は、これまでの経験を活かして教育・子育てに関する記事の監修・執筆を行う。

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