【高校受験】国語の問題集おすすめ13選!段階別に選び方も解説
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高校受験に向けた勉強を開始する上で、問題集選びはとても重要です。
特に国語の長文読解問題では、問題の解き方をしっかりと理解することが大切なため、自分のレベルに合った問題集を選ぶことができないと、「問題は全然わからないし、解説を読んでも理解できない」とせっかくのモチベーションも下がってしまいます。
しかし、書店に並ぶ膨大な問題集の中から、自分に最適な問題集を選ぼうとしても選び方が分からず悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では高校受験に向けた国語の問題集を選ぶうえでのポイントと、選び方のポイントに基づいた国語の問題集を紹介します。最後まで読むことで、自分に合った国語の問題集の選び方と、どの問題集が自分に合ったものなのかを知ることができます。
解説がわかりやすい問題集▶ 何周かして学べる問題集▶ 苦手分野をピンポイントでつぶせる問題集▶ ハイレベルの問題集▶
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目次
【高校受験】国語の問題集4つの選び方
高校受験対策用の国語の問題集には様々なジャンルとレベルがあります。ジャンルには長文読解や古文・漢文、漢字・語彙問題、文法といった各ジャンルに特化した問題集があり、レベルは基礎固めから受験対策、ハイレベル問題集まで様々です。
書店などでも本棚にぎっしり並ぶ問題集を見て、「この中から自分に合った問題集をどうやって見つければいいの?」と悩んでしまった方も多いのではないでしょうか。
そこで本章では、受験対策用の国語問題集の選び方のポイントについて4つの観点から解説します。
1.解説が丁寧で分かりやすい問題集を選ぶ
解説が丁寧な問題集は特に基礎レベルの学習をマスターしたい人におすすめです。ある程度の学力がついてくると、解説内容を理解するスピードが上がり、要点だけを押さえた解説でも問題ありませんが、基礎レベルがしっかりしていない場合は要点だけの解説だと理解が追い付きません。
特に国語の長文読解のように問題を解く上での考え方が重要となってくる分野では、解説が理解できないと問題を解く効果も半減してしまいます。
問題集の購入前に書店などでパラパラとページをめくって、解説内容が充実していて理解しやすいものであるか確認しておくとよいでしょう。
2.薄くて何周も学べる問題集を選ぶ
暗記科目や数学のような解法を覚える科目だけでなく、国語においても反復学習は重要です。国語の長文読解においては、同じ問題を何度も解いたところで学習効果は上がらないと考える方も多いでしょう。
しかし、長文読解であっても反復学習は有効です。同じ問題を何度も解くことで1回目では意味の理解に終始して気づかなかった文章構成や、読み落としていた重要箇所を発見することができます。説明文には文章の流れにパターンがあるため、1つの文章を精読することで類似する型への対応力が養えます。
ただ、同じ問題を何度も解こうと思っていても、問題集をやりかけのまま特定の問題だけを何度も解くのは、問題選びに迷う上に、気持ちもすっきりしませんよね。
そういった意味で、基礎レベルの学習が終わったら薄い問題集を何度も解き、実力を伸ばしていくのがおすすめです。
3.苦手分野をピンポイントで潰すための問題集を選ぶ
高校入試の国語には、長文読解、古文・漢文、漢字・語彙問題、文法と大きく4つの分野があります。国語が得意という人でも、厳密に言うと「長文読解は得意だけど古文・漢文は苦手」といったように得意分野と苦手分野があるはず。
各問題の配点にもよりますが、基本的には得意分野の点数をさらに伸ばすより、苦手分野の点数を平均点に近づける方が、勉強に必要な労力は小さいです。
苦手に感じる分野のある人は、苦手分野へ照準をピンポイントに絞った問題集を購入し、学習することでさらに高得点が期待できるようになるでしょう。
4.ハイレベルで力試しができる問題集を選ぶ
国語の実力がしっかりついて、苦手意識のある分野への対策が完了したら、最後の総仕上げとして入試問題を意識したハイレベル問題集に挑戦しましょう。
レベルの高い問題を解くことで、自分の実力に自信を持ち、入試本番も動揺することなく望むことができるようになります。
また、ハイレベル問題集には良問が多いため、これまでの勉強で身につけた実力を飛躍的に伸ばす効果も期待できます。
このレベルまで学習が進むと、自分や問題集のレベルがある程度理解できるようになっているでしょう。そのため、問題集選びに迷うことは少なくなるかと思いますが、手に取ってみて取り組んでみたいと思えるハイレベル問題集に挑戦してみるとよいでしょう。
解説がわかりやすい問題集3選
解説が丁寧で分かりやすい問題集のおすすめは次の3つです。
1.中学国語をひとつひとつわかりやすく。(学研プラス)
この問題集の特徴
超基礎レベルから中学国語を学ぶことができる問題集です。オールカラーで見やすくわかりやすいデザインであることにこだわり、MUD(マルチユニバーサルデザイン)認証を取得。国語が苦手な人でも読みやすい文字と分かりやすい色使いで取り組みやすい問題集に仕上げられています。
こんな人・こんな使い方がおすすめ
基礎レベルから丁寧な解説付きで学べるため、もう一度国語の基礎から知識と考え方を積み上げたい場合におすすめです。
漢字・語句の学習から文法や説明文、小説、古文まで広い範囲をカバーしており、一冊やり終えることで中学国語の土台となる考え方や知識を身につけることができます。
この一冊で基本部分をマスターしたら、実践的な問題集に取り組み実力を高めていくことで入試レベルの応用問題への対応力を養うことが可能です。
2.ぐーんっとやさしく 中学国語(文英堂)
この問題集の特徴
中学校の国語で学ぶ内容を基礎レベルから学習できる問題集です。国語に対する苦手意識があり、学習を長時間続けるのがしんどいという人向けに、1回2ページの見開き構成となっているため、集中力を切らすことなく取り組むことができます。
こんな人・こんな使い方がおすすめ
学校の授業内容をしっかり理解できているか心配に感じるレベルの人におすすめです。授業内容を理解するために必要な読解力の基本や、基礎的な文法、古文読解のコツについて解説されているため、学校で習うレベルの国語力の土台を身につけることができます。
また、見開き構成で解説の見やすさや分かりやすさも重視されているため、国語に苦手意識のある人でも直感的に内容を理解することが可能です。
3.ニューコース問題集 中学国語(学研プラス)
この問題集の特徴
基礎力チェック問題と実力完成問題の2ステップで段階的に実力をつけることができる問題集です。答え合わせがしやすいように回答部分が別冊になっており、内容も充実しているため、苦手部分の発見や克服に役立ち、挫折しにくい構成になっています。
こんな人・こんな使い方がおすすめ
これ一冊で長文読解や漢字・語句、古文・漢文まで幅広く対応していますので標準レベルをしっかり固めたい方におすすめです。
本書では、基礎から公立高校入試レベルまでの対応が可能です。さらに上の難関私立・国立レベルを目指すのであれば、別途ハイレベル問題集などで演習が必要になりますが、基本レベルなら問題なく対応できるようになります。
薄くて何周も学べる問題集3選
反復して問題を解くことで、実力アップを目指したい人におすすめの高校受験対策問題集3選は次の通りです。
1.高校入試 中学3年間の総復習 国語(旺文社)
この問題集の特徴
漢字・語句から長文読解、古文・漢文まで薄いながら網羅的に演習することができる問題集です。また各章を1日で取り組む分量ごとに区切ってあるため学習計画が立てやすいのもポイントです。
こんな人・こんな使い方がおすすめ
3年間で学んだ内容を短期間で仕上げたい人におすすめです。
最後には総復習テストが2回分収録されているため、入試を意識したレベルの問題にも取り組むことが可能です。
2.高校入試「解き方」が身につく問題集 国語(旺文社)
この問題集の特徴
暗記だけでは対応が難しい国語の問題を、「解き方」のコツに着目して学習できる問題集です。出題頻度の高い漢字、文法、論説文、小説、古文の5つの分野に絞って学習ができます。
こんな人・こんな使い方がおすすめ
効率的に実力アップを狙いたい人におすすめです。
間違えた問題を反復して学習することで汎用性の高い解法を自分のものにし、入試での得点を伸ばすことが期待できます。
3.中学国語 読解(学研プラス)
この問題集の特徴
読解問題を90ページ程度でしっかり演習できる問題集です。文章は他の教科に関連する内容のものも収録されているため、繰り返し解くことで他教科の関連知識も養うことができます。
こんな人・こんな使い方がおすすめ
一冊仕上げることで、公立高校入試問題レベルに対応できる読解力が身につけられるので、短期間で国語の実力を入試レベルまで引き上げたい人におすすめです。
1回分を1ページにまとめているため、取り組みやすく2周目以降もサクサク進めることが可能です。一方で記述問題が中心のため、読解問題を解く上で重要な記述力を高めることができます。
苦手分野をピンポイントで潰すための問題集3選
苦手分野を絞って対策を行いたい場合のおすすめ問題集3選は次の通りです。
1.出口式 中学国語 新レベル別問題集 2標準編(水王舎)
この問題集の特徴
東進ハイスクールの名講師としても知られる著者によるレベル別問題集です。レベル0 から3まで4段階発売されていますが、公立高校入試レベルであればレベル2に取り組むのがよいでしょう。
こんな人・こんな使い方がおすすめ
現代文の長文読解に苦手意識がある人は出口式の問題集がおすすめです。
反対に少し難しく感じる人はレベル1から取り組んでみたり、難関私立・国立レベルを目指す人はレベル3に挑戦してみたり自分の実力に合わせて調整できるのもポイントです。
2.中学 標準問題集 古文・漢文(増進堂・受験研究社)
この問題集の特徴
読みなれない古文・漢文に苦手意識を持っている人も多いはず。本書では基本、標準、実力問題の3ステップで問題が構成されているため、着実なレベルアップと公立高校入試レベルの古文漢文の力が身につけられます。
こんな人・こんな使い方がおすすめ
古文漢文を克服し、さらに入試レベルまで伸ばしたい人におすすめです。
古典文法、古典読解、過分問題と3章に分けてそれぞれ問題に取り組むことができるため、しっかり取り組むことで苦手意識をなくすことができるでしょう。
3.中学 標準問題集 国文法(増進堂・受験研究社)
この問題集の特徴
国語の文法問題に特化した問題集で、これ一冊を仕上げることで基礎レベルから公立高校入試問題レベルまでの実力を身につけることが可能です。
こんな人・こんな使い方がおすすめ
文法の基本的な知識から自立語、付属語、敬語と単元ごとに一つずつ知識を積み上げていけるため、「文法問題の得点が安定しない」という人は取り組んでみることをおすすめします。
ハイレベルな問題集3選
ハイレベルな国語の問題集は次の3つです。
1.中学ハイクラステスト国語読解(増進堂・受験研究社)
この問題集の特徴
3段階の構成で、定期テスト対策レベル、高校入試レベルの応用問題、難関私立・国立高校入試レベルのハイレベル問題と最後まで解くことで難関校に対応できる実力が身につけられます。
問題ジャンルも小説・随筆、論説文、詩・短歌、古文・漢文とオールジャンルの読解力を高めることができます。
こんな人・こんな使い方がおすすめ
基礎レベルの問題集を終え、入試本番に向けた総合的な問題集へ進みたい人におすすめです。レベルが高い問題集になるため、難関私立・国立高校を目指す人向けです。
標準的な私立や公立高校入試問題対策をしたい人は他の問題集に挑戦するか、この問題集のステップ2まで取り組んでみるのもよいでしょう。
2.中学総合的研究問題集 国語読解(旺文社)
この問題集の特徴
日本語の特色・文法解説から公立高校入試問題レベル、難関高校入試問題レベルとステップアップしていく問題集です。
現代文の読解に特化しているため、古文・漢文の収録はありません。しかし、高校入試国語で大きな配転を占める長文読解問題を良問で高いレベルまで引き上げることができる問題集となっています。
こんな人・こんな使い方がおすすめ
問題部分と同じくらい解説にもページを割いている問題集のため、ハイレベル問題に挑戦したいけれど自信がない人やハイレベル問題を解けるレベルに到達したい人にもおすすめです。
難関高校入試問題編には実際に入試で出題された問題が収録されているため、難関校の入試問題を詳しい解説付きで学習し、実際の入試で使える本物の実力を身につけることができます。
3.中学 自由自在問題集 国語(増進堂・受験研究社)
この問題集の特徴
長文読解、詩・短歌、古文・漢文、文法、漢字・語句と網羅的に演習することができるハイレベルな問題集です。公立高校入試レベルから難関校入試問題レベルまで高水準な問題が揃っており解説も充実しているため、直前期の腕試し的位置づけで挑戦するのもよいでしょう。
こんな人・こんな使い方がおすすめ
公立高校入試レベルの問題をある程度こなし、もう一つステップアップしたいレベルの人におすすめです。これ一冊で国語は全ての分野が演習できるため、高校入試国語の総仕上げとして取り組むのもよいでしょう。
解説が詳しく網羅的に問題を収録しているため、各分野の問題数はやや物足りなさを感じる部分があるかもしれません。さらに演習をしたい分野が出てきた場合には、分野を絞って演習をしましょう。
受験対策の前段階では「教科書ぴったりトレーニング」がおすすめ
高校受験に向けた国語の勉強をしたいけれど、学校の授業レベルでも難しいと感じている人には、教科書の内容に準拠した「教科書ぴったりトレーニング」が問題集としておすすめです。
教科書ぴったりトレーニングは、教科書の内容に沿った学習ができるため、学校の授業を補完する形で勉強を進めることが可能です。そのため定期テスト対策や日々の予習復習にも最適。
また、3ステップで要点確認から応用問題への挑戦まで段階を踏んだ学習ができ、動画授業も視聴することができるため、授業でつまづいてしまったポイントや、予習の補助教材として使用可能です。
さらに、学習アプリ「Stydyplus」と連携して学習記録をつけたり、同じように頑張る仲間と応援しあったりすることもできます。
こんな人・こんな使い方がおすすめ
国語の授業についていけない人や、学校の授業をベースに実力を伸ばしたい人には「教科書ぴったりトレーニング」から取り組み、応用問題集へ進むルートもおすすめです。
まとめ
今回は高校受験に向けた国語の問題集を紹介しました。特に長文の読解力は一朝一夕で身につくものではなく、問題集を一冊解いたからといってすぐには実力が伸びないことも多いです。そのため、選んだ問題集が自分に合っていたのか不安になる方も少なくありません。
冒頭でも述べたように膨大な種類がある問題集の中から自分に最適な問題集を初めて受験を経験される方が選ぶことは至難の業です。学校や塾の先生、家庭教師などに相談をして決めるのがよいでしょう。
しかし、多人数授業を行なっている学校や塾では一人一人に合った問題集をおすすめできるとは限りません。また、家庭教師は多くの場合、学生などのアルバイトが請け負うため、プロの視点というには物足りないこともままあります。
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関連コラム:高校受験対策におすすめの問題集・参考書18選!受験に必要な教材の種類とは?
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この記事の著者 小林 ハム
学生時代に塾講師のアルバイトを通して教育分野に関心を持つ。
企業の営業職を経て、教育分野へ転職し広報活動に力を入れる。
これまでの経験を活かして、現在教育系WEBライターとして活動中。