「中学校はどんなところ？」「勉強は難しくなる？」

と、不安を感じている小学生や保護者の方も多いのではないでしょうか。

小学校から中学校に進学すると、生活や勉強のスタイルが大きく変わります。

本記事では、小学校と中学校の違いについて、生活面や勉強面などさまざまな角度から解説します。

スムーズに中学校生活をスタートさせるためにも、違いをしっかり理解し、中学校への不安を解消しておきましょう。

小学校と中学校の違い｜大きく変わるのはどの部分？

小学校と中学校では、生活環境が変わるのはもちろん、学習内容や人間関係など、さまざまな面で変化があります。

中でも大きく変化がある「教科」「勉強」「生活」「行事」の4点について、どのような違いがあるのか詳しくみていきましょう。

小学校と中学校の違い【教科】

まずは「教科」についてです。

小学校では国語、算数、理科、社会などの基礎的な教科を学びますが、中学校ではこれらの教科がさらに細分化されます。

例えば、理科は物理、化学、生物、地学などに分かれ、社会は歴史、地理、公民に分かれますね。

また、英語も本格的に始まり、文法や長文読解の比重が増えます。

小学校のときと比べると授業の進度も速くなり、定期テストが導入されることで、勉強の負担が増えるのが大きな違いです。

小学校と中学校の違い【勉強】

「勉強面」でも小学校と中学校では大きな違いがあります。

小学校では、先生の指導のもと、授業内で課題をこなすことが中心でした。

宿題も復習がメインで、量も比較的少ない傾向にあります。

それは、小学校では勉強を通じて「学ぶ楽しさ」を知ることを重視していたからです。

中学校では、自分で計画を立て、自主的に学習を進める習慣が求められます。

授業の予習・復習が不可欠となり、宿題の量も大幅に増えるでしょう。

また、中学校の成績は高校進学に影響するため、学習の重要性もより高まりますね。

定期テストで高得点を取るために、授業内容をしっかり理解し、計画的に勉強を進める必要があります。

小学校と中学校の違い【生活】

「生活面」ではさまざまな違いがあります。

まず、小学校では担任の先生が生活面から学習面まで、児童一人ひとりをサポートしてくれますよね。

授業においても、ほぼすべての授業を担任の先生が担当しますが、中学校では教科ごとに先生が変わります。

また、小学校ではクラブ活動が中心ですが、中学校では本格的な部活動が始まるので、放課後の過ごし方も変わるでしょう。

他にも、制服が導入されたり持ち物のルールができたりと、校則も厳しくなるので、小学校とは異なる生活リズムやルールに適応する必要があります。

小学校と中学校の違い【行事】

最後に「行事」についてです。

小学校では、運動会や学芸会など、クラス単位で協力して取り組む行事が中心ですが、中学校では、体育祭や文化祭、合唱コンクールなど、生徒が主体となって企画・運営する行事が増えます。

また、修学旅行に関しても、小学校では近場へ行くことが多いですが、中学校ではより遠方の歴史的な場所へ行くことが多く、より本格的な体験ができます。

このように、小学校と中学校では学習面や生活面、行事などに関してもさまざまな違いがあるのです。

中学校生活を楽しく充実したものにするためのポイント

続いて、中学校生活をより楽しく充実したものにするためのポイントを解説します。

中学校生活は、小学校とは異なる環境での新たなスタートです。

新しい出会いや挑戦に満ち溢れたワクワク感がある一方で、 勉強や人間関係など、悩みも増える時期でもあります。

勉強、友達、部活、学校生活など、さまざまな面で充実した中学校生活を送るためにも、以下のポイントを確認しておきましょう。

勉強面

勉強面においては以下の4つのポイントを押さえましょう。

• 授業の予習・復習を習慣にする
• 定期テストの計画的な勉強 
• わからないことはすぐに先生や友達に聞く
• 好きな教科や得意な分野を伸ばす

授業の予習・復習を習慣にする

まず授業の予習・復習を習慣にすると、授業内容が理解しやすくなり、自信がつきます。

予習をしておくことで、授業中に先生の話を聞く余裕が生まれ、より深く理解できますよね。

また、復習はその日に学んだことを定着させるためにも効果的ですよ。

定期テストの計画的な勉強

定期テストで良い成績を取るためには、計画的な勉強が欠かせません。

テスト範囲を確認し、計画的に学習を進めることで焦らずにしっかりと対策できます。

小テストの復習をこまめにしておくと、定期テストの際に楽になるのでおすすめです。

わからないことはすぐに先生や友達に聞く

わからないことをそのままにせず、先生や友達に質問することが大切です。

質問することで、疑問を解消し、理解を深めることができますよね。

苦手を早めに解消することで、学習の遅れを防ぎ、自信を持って学習に取り組めますよ。

好きな教科や得意な分野を伸ばす

好きな教科や得意な分野を伸ばすことは、勉強のモチベーションアップにつながります。

得意な分野をさらに伸ばすことで、自信を深め、他の教科への学習意欲も高められるでしょう。

さらに効果的な学習方法を知りたい方は、こちらのコラムも参考にしてみてください。

• 中学受験の勉強法とは？学年別＆科目別に基本の勉強方法を紹介では、各学年と科目別の効率的な学習法が紹介されています。
• 中学受験対策ができるオンライン塾おすすめ6選！メリット・デメリット、選び方は？では、オンライン学習を効果的に活用するための方法や塾選びのポイントが解説されています。

どちらも勉強に役立つ情報が満載です。

友達・人間関係

友達・人間関係においては、以下の3つのポイントが重要です。

• 挨拶や話しかける勇気を持つ
• 小学校の友達にこだわらず、新しい人とも関わる
• クラスや部活で協力する機会を大切に

挨拶や話しかける勇気を持つ

積極的に挨拶をしたり、話しかけたりすることで、自然と友達が増えていきます。

笑顔で挨拶をすることで、相手に好印象を与え、会話のきっかけを作れるでしょう。

小学校の友達にこだわらず、新しい人とも関わる

中学校では、小学校とは異なる地域から生徒が集まってきます。

小学校の友達にこだわることなく、新しい人とも積極的に関わることで、人間関係の幅が広がりますよ。

クラスや部活で協力する機会を大切に

クラスや部活での活動を通して、仲間との絆を深めることが可能です。

協力して何かを成し遂げることで、達成感や連帯感を味わい、かけがえのない思い出を作れますよ。

部活動

部活動においての大切なポイントは以下の3つです。

• やりたいことがあれば積極的に挑戦する
• 無理をしすぎず、勉強とのバランスを考える
• 先輩や先生との関係を大切にする

やりたいことがあれば積極的に挑戦する

部活動は、新しい自分を発見するチャンスです。

興味のある部活に積極的に参加することで、新たな才能が開花したり、一生の仲間に出会えるかもしれません。

無理をしすぎず、勉強とのバランスを考える

部活動に熱中するあまり、勉強がおろそかになってしまっては本末転倒です。

部活動と勉強のバランスを考え、無理のない範囲で活動しましょう。

先輩や先生との関係を大切にする

部活動では、先輩や先生からさまざまなことを学ぶ機会があります。

良好な関係を築くことで、技術的な指導だけでなく、人生の教訓やアドバイスをもらえることも。

困ったときには、遠慮せずに相談してみましょう。

学校生活

最後に、学校生活において重要なポイント3点です。

• 学校行事に全力で取り組む
• ルールや校則を守りつつ、自分らしさも大切に
• 毎日を楽しむ気持ちを持つ

学校行事に全力で取り組む

体育祭や文化祭などの学校行事は、中学校生活の大きなイベントです。

これらの行事に全力で取り組むことで、最高の思い出を作れるでしょう。

ルールや校則を守りつつ、自分らしさも大切に

充実した生活を送るためには、ルールを守ることも大切です。

しかし、ルールに縛られすぎず、自分らしさも大切にしましょう。

個性を発揮できる場所を見つけ、自分らしく輝くことが大切です。

毎日を楽しむ気持ちを持つ

前向きな気持ちが楽しい生活につながります。

辛いことや大変なことがあっても、前向きに乗り越えることで成長にもつながりますよね。

笑顔を忘れずに、毎日を楽しみましょう。

小学校と中学校、どっちが楽しい？

小学校はのびのびと過ごせる楽しさがありますが、中学校では新しいことに挑戦するワクワク感があります。

勉強は大変になりますが、友達と協力したり、自分の得意なことを見つけたりする中で、小学校とはまた違った楽しさを感じられるでしょう。

まとめ

中学校生活は、新しいことへの挑戦や成長の機会に満ち溢れています。

さまざまな変化がある中で、最初は戸惑うことも多いかもしれません。

特に勉強面では、教科が細分化されて複雑になったり、定期テストの導入があったりと不安を感じる方も多いでしょう。

アガルート学習コーチングでは、完全マンツーマン指導で、専属コーチが毎日勉強の進捗管理を行い、保護者の方にも報告を行います。

勉強の習慣が自然と身につくため、中学校での学習の負担を減らし、成績アップにもつながります。

中学校進学を控え、不安を感じている方は、無料の学習相談・無料体験をぜひ試してみてくださいね！