高校生が英検準1級合格するための勉強法とは?
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近年多くの私立大学が利用するようになった「英語外部試験利用入試」。早慶MARCHといった難関大学では英検利用入試で英検準1級を使用すると有利に働く学部もあります。
制度があることは知っているものの、いざ高校在学中に英検準1級を取得しようとすると「どの対策から始めればいいか分からない…」「そもそも何が必要なの?」という方もいらっしゃるでしょう。
今回は高校生の英検準1級に向けた勉強方法についてご紹介いたします。おすすめの参考書や問題集等書籍もご紹介するので、参考にしてみてください。
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目次
【高校生向け】英検準1級の勉強法
英検準1級は、次のステップで勉強を進めるのがおすすめです。
- 現時点の実力を知る
- 学習計画を立てる
- 教材を用意する
- 単語力をつける
- 過去問・問題集で練習する
早速英検準1級に向けた勉強方法について 段階に分けてご紹介します。
1.現時点の実力を知る
まずは自分の実力を把握しましょう。
英検準1級は、下記とされています。
準1級は、最終目標である1級の手前まで着実に力をつけているレベルで、およそ大学中級程度
準1級の過去問・試験内容 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
実力を知るためには英検準1級、難しいと感じたら2級、準2級などの過去問を実際に解いてみると良いでしょう。
読解は読めるけれど文法問題やイディオムが不足している、ライティングに苦戦しそうなど、自分の立ち位置が具体的に把握できます。
2.学習計画を立てる
英検に限らずの話になりますが、試験合格の第一歩は目標とそこに向けたスケジューリングが鍵となります。
英検準1級は例年6月、10月、1月の3回実施※です。いつ受験を目標とするのかを決めておきます。
※S-CBT試験は除く
その後、自分自身の学習可能時間と現在の実力から判断してみましょう。
英語が得意な人や既に英検2級に合格している人であれば400時間程度、初めて対策する方やそもそも英語が苦手な方は800~1000時間見積もった方が良い場合もあります。
また、特定曜日に学習時間が偏りすぎないように「月曜日帰宅後に単語練習をする」、「土曜日の午前中に読解演習を行う」というように予め生活サイクルに組み込むことをおすすめします。
3.教材を用意する
自分にあった教材を準備しましょう。
準備する教材は「単語集」、「リーディング」、「リスニング」、「ライティング」、「過去問」の4種類あると万全です。
それぞれ見やすさ、サイズ、解説の相性が自分と良いのか確認してください。
以下、おすすめの教材を分野ごとに紹介します。
単語対策におすすめの書籍
単語対策には、次の2冊がおすすめです。
『英検準1級 でる順パス単』旺文社
本書は、過去10年分の英検過去問題を徹底分析の上、その名の通り、よく出題される単語を「でる順」に掲載している単語集です。音声はスマホやパソコンで簡単に視聴可能で、アプリ対応やダウンロードも可能です。
確認テストがついているので、自分が覚えたか確認しながら勉強を進めることができます。
『出る順で最短合格! 英検準1級 語彙問題完全制覇』ジャパンタイムズ出版
本書は、英検準1級の11年分の過去問800問以上のデータを徹底分析し、出題される語句を厳選して作られています。
解説は類義語・反意語・派生語・関連語などが掲載されるなど、約2700語の語彙が身につけられる仕様です。
MP3音声つきのため、単語・塾以後と語義が音声とセットで覚えることができます。
リーディング対策におすすめの書籍
リーディング対策には、下記がおすすめです。
『英検分野別ターゲット 英検準1級リーディング問題 改訂版』旺文社
基礎から学べるリーディング対策書です。
長文読解問題に特化しており、準1級の試験形式と過去問分析から長文の読み進め方、問題の解き方、普段の学習法まで詳細に解説されています。
全部で41長文が掲載されているため、しっかりこなせば着実に力をつけられるでしょう。
模擬テスト読み上げの音声ダウンロードも可能です。
リスニング対策におすすめの書籍
リスニング対策には、下記がおすすめです。
『英検分野別ターゲット 英検準1級リスニング問題 改訂版』旺文社
本書は旺文社の英検書書店売上No.1のリスニング問題対策書です。
最新の問題の分析とその攻略ポイントを掲載。オリジナル問題が150問解ける仕様となっています。
本番そっくりの音声が聞けるのもおすすめポイントのひとつです。
ライティング
ライティング対策には、下記がおすすめです。
『最短合格!英検準1級 英作文完全制覇』ジャパンタイムズ
本書は初めて新形式に対応した準1級英作文問題対策書です。
試験にそのまま使える英文や、答案をどのように書けばよかがわかりやすく解説されており、ライティング力が身に付く仕様になっています。
英作文に必要な基本フレーズや、頻出分野のパラグラフ単位の英文が豊富に収録されており、表現力だけでなく、その問題を論じるための知識が身に付くように作られています。音声ダウンロードも可能です。
4.単語力をつける
英検に必要な語彙数は約7500~9000語と言われております。これは共通テストで一般的に必要なレベルとされている約4000~6000語より多くなりますが、毎日コツコツと対策を進めることで身に着けることは可能です。
おすすめの学習方法は毎日少ない単語数を覚えるのではなく、ある程度まとまった期間で多くの単語数を覚えるトレーニングをする方法になります。
例えば、1日20語ずつの暗記を7日間実施するより7日間140語を毎日繰り返す方が効率よく忘れにくくなります。
また、1日で多くの単語に取り組めるようにまずは英単語を見て発音、日本語訳が分かる状態を目指しましょう。
日本語を見て英単語が分かることや、スペルについては覚え始める段階では優先度をあげなくても問題ございません。ライティング部分で使い慣れない単語を使う必要はないためです。
5.過去問・問題集で練習する
単語力をある程度身に着けたら問題演習を始めましょう。
過去問だと自分にとって難易度が高すぎる、という場合には前述の問題集を使って英語の総合力を高めていきましょう。
おすすめした教材、特にリーディングとリスニングは大学受験でも有効な知識が収録されておりますので、教材に収録されている問題であれば自信をもって解ける、という段階まで繰り返しましょう。
問題集の演習が終わったら最後の仕上げとして過去問題を使用しましょう。
過去問題集は本番同様の時間、順序で解いてみてください。
【英検準1級】合格するためのポイント
英検準1級合格に向け、各分野の対策をご紹介します。
1.リーディングのポイント
十分な単語力が身についていることを前提に、文中の因果関係やディスコスマーカーを意識しながら読むことで本文・設問に惑わされず解くことができます。
日頃の学習から逆接や対比などの接続詞、構文に注意して取り組んでみましょう。
文章の流れが見てわかるように〇や△の印をつけておくのもおすすめです。
また、リーディング対策に余裕がある場合は各パラグラフの冒頭・最後、前後文を見て流れを推測できるようにしておくとさらに着実な得点につながります。
2.リスニングのポイント
リスニングは正しく発音を理解していることが大前提となります。その上で、英検準1級では2級以下と比べ読まれる文章自体が長くなっています。
読み上げの早さ・長さに慣れるためにも試験前はとにかく日々リスニング練習を継続していきましょう。リスニングが苦手、点数があまり取れない、という方については最初は1倍速未満で再生し、徐々に再生速度をあげていく、という手法もできますよ。
また、本番ではリーディング・ライティングの後にリスニングがありますが、1つの冊子にすべて問題が含まれているため、事前に目を通しておくことで問題予測ができ落ち着いて挑むことも可能です。
3.ライティングのポイント
ライティングでは「正しいスペル・表現」を使って「論理的」に「課題で求められる内容」に答えることが鍵になります。
そのため、難しい単語を多く知っていることではなく、習得している単語や文法を正しく、多様な文法表現で表す必要があります。
曖昧な理解のままにしてしまっている箇所がないかを単語や演習時のときから注意し、反復していきましょう。
また、英検準1級の特徴でもある序論本論結論の構成に慣れるため、予めライティングの構成、テンプレートを用意しておくとさらに効率的な対策が可能です。
4.スピーキングのポイント
リスニング対策同様まずは単語の発音を正しく理解していることが重要になります。
英検準1級では、面接官との自由会話、ナレーション問題、受験者に意見を問う問題の3種類あります。
自由会話では、趣味や週末の過ごし方等日常的な会話が内容となることが多くあります。
これについては学校の先生や周囲にネイティブの方がいれば協力いただき、自分の発音を確認してもらうといいでしょう。
ナレーションや意見問題については数多く練習し、表現や言い回しのパターン数を増やしていきましょう。
高校生が英検準1級に合格するメリット
ここまで、英検準1級合格に向けた内容でした。では、英検準1級合格するとどのようなメリットがあるのでしょうか?ここでは2つご紹介していきたいと思います。
1.大学入試で使用できることがある
冒頭に挙げましたが、早慶MARCHなどの難関大学の中には英検準1級を保有していることで、入試が有利に働く場合があります。
大学によって形式は分かれますが、実際の入試に換算される場合や英語試験自体の免除を受ける資格を得ることがあります。
英語試験免除を受けることで、入試前にその他科目へ学習時間を割くことができます。その結果、英語以外の科目も合格ラインに余裕をもって届けられる可能性が高くなっていきます。
また、取得した級が高いほど免除を受けやすくなる傾向もございます。
入試本番で失敗してしまうかもしれない、という不安をお持ちの方は英検準1級を取得し、安心材料を1つ持っておくことをお勧めいたします。
なお、大学によっては英検取得時期の有効期限を設定している場合もありますので、もし英語外部試験利用入試を使用する場合は募集要綱などで事前に確認しておきましょう。
関連コラム:英検は大学受験に必要?有利?外部検定利用について解説
2.公務員試験や就職活動に有利に働くことがある
前段の大学入試だけでなく、一部自治体や国家総合職等の公務員試験で加点や部分免除がある等優遇されます。
なお、大学入試同様有効期限を設定している場合もありますので事前に確認しておきましょう。
また、公務員試験だけでなく、就職活動をする際も十分な英語力を有していることの証明、自身のアピール材料にすることもできるので公務員試験、民間就職両にらみする方もいらっしゃるかと思います。
まとめ
今回は英検準1級の勉強法について紹介いたしました。
学校や部活で忙しい高校生活の中で準1級合格のイメージはつきましたか?
今回紹介した学習方法はあくまで一例となります。もし、自分に合う方法を知りたいという方は是非アガルート学習コーチングまでお問い合わせください。
アガルート学習コーチングではお子様一人ひとりに合わせたフルオーダーメイドの学習計画・進捗状況の共有や、お子様自身の勝ちパターンを発見・成長できるよう指導しております。
英検準1級に合格したい、自分に合う頑張り方を見つけたいという方をお待ちしております。
関連コラム:勉強の仕方がわからない高校生必見!基本の勉強法&科目別勉強法まとめ
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この記事の監修者 山﨑 佑太郎
高校生・大学入試準備 主任
10年以上大手進学塾で高校入試、大学入試に携わり、多くの指導実績を持つエキスパート。
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