M&A Propertiesの利用を検討している人は、評判や実際にM&Aが成立するかが気になりますよね。
M&A Propertiesは、4万社以上の豊富なネットワークを持つ、M&A仲介会社です。
当コラムではM&A Propertiesの評判・口コミ・評価から、強み・特徴や手数料、実績を解説します。
手続きの流れについても解説しますので、M&A Propertiesの利用を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
M&A Propertiesの会社概要
M&A Propertiesの会社概要は、以下の通りです。
会社名 | 株式会社M&A Properties |
代表 | 代表取締役 中村 幸司 代表取締役 後藤 俊輔 |
社員数 | 146名(グループ全体 2022年3月末) |
グループ会社 | 株式会社ナシエルホールディングス https://naciel-holdings.co.jp/ 株式会社スタジオ・アルカナ http://www.s-arcana.co.jp/ ホクトシステム株式会社 https://www.hoct.co.jp/ |
所在地 | 東京本社:東京都新宿区西新宿1-18-2 晴花ビル4F 大阪事業所:大阪府大阪市西区北堀江1-5-2 四ツ橋新興産ビル 9階 |
事業内容 | M&Aアドバイザリー業及び事業再生 支援店舗出店・退店コンサルティング 事業用不動産の売買仲介業 アドバイザリー及び資金調達支援 人材紹介業 出向支援サービスの運営 評価制度構築・運用支援 |
株式会社M&A Properties、東京と大阪に事業所を持つ、M&A仲介会社です。
M&Aアドバイザリー業や事業再生支援をはじめ、店舗出店や退店コンサルティング、事業用不動産の売買仲介業アドバイザリー及び資金調達支援など、さまざまな事業を展開しています。
M&A Propertiesの評判・口コミ・評価
実際に利用した人の口コミは見つかりませんでした。
M&A Propertiesは、非常に豊富な実績・経験を有するメンバーで構成されたチームです。
4万社以上の豊富なネットワークを持ち、企業ごとに最適な提案をしてもらえます。
さらに完全成功報酬制を採用しており、成約まで一切手数料が発生しないため、安心して利用することが可能です。
M&A Propertiesの強み・特徴
M&A Propertiesの強み・特徴は、以下の3つです。
- 売却総額450億円以上の仲介実績を有するM&Aアドバイザー
- 4万社以上の豊富なネットワーク
- 完全成功報酬型の料金体系
これらの特徴・魅力について、それぞれ詳しく解説します。
売却総額450億円以上の仲介実績を有するM&Aアドバイザー
M&A Propertiesには証券会社や投資銀行をはじめ、不動産会社、PEファンド、税理士や会計士といった各士業などの出身者が在籍しています。
これらの業界に精通したメンバーでチームが構成されており、売却総額が450億円以上と、非常に豊富な仲介実績・経験を有しています。
4万社以上の豊富なネットワーク
M&A Propertiesには全国の事業会社や金融機関、税理士事務所や弁護士事務所など、合計4万社以上のネットワークがあり、全国各地の案件に対応しています。
完全成功報酬型の料金体系
M&A Propertiesでは完全成功報酬型の料金体系が採用されており、M&A成立までの着手金や中間報酬は一切発生しません。
相談のみでは費用が発生しないため、安心して相談ができます。
M&A Propertiesの仲介手数料
ここからは、M&A Propertiesの仲介手数料について、詳しく解説します。
売り手企業(譲渡企業)
M&A Propertiesにおける売り手企業(譲渡企業)側の仲介手数料は、着手金・中間報酬無しの完全成功報酬体系です。
また、成功報酬の手数料率については、譲渡価格ベースでのレーマン方式を採用しています。
レーマン方式の手数料率テーブルは以下の通りです。
移動する資産額 | 手数料率 |
---|---|
5億円以下 | 5% |
5億円超~10億円以下 | 4% |
10億円超~50億円以下 | 3% |
50億円超~100億円以下 | 2% |
100億円超 | 1% |
仮に譲渡価格が8億円の場合、以下の計算式となります。
5億円×5%+3億円(8億円 – 5億円)×4%=3700万
また、最低報酬額があるようですが、具体的な金額は明記されていませんでした。
買い手企業(譲受企業)
買い手企業についても完全成功報酬体系です。
しかし具体的な手数料率や金額については、明記されていませんでした。
M&A Propertiesの実績数・成約数・売上
M&A Propertiesにおける、詳しい実績数や成約数・売上については非公開となっています。
しかし、M&Aの成約実績が450億円以上と、トップクラスの実績を誇っています。
M&A Propertiesの案件規模・対応業種・事例
M&A Propertiesの案件規模や対応業種に関する詳しい情報は非公開となっていますが、公式HPから案件の詳細をダウンロードできるようです。
案件規模
公式HPを確認したところ、M&A Propertiesの案件規模は数千万円〜となっています。
対応業種
対応業種については明記が無く、全業種で対応可能と考えられますが、外食・小売・サービス・不動産・ITでは特に豊富な実績があるようです。
事例
詳しい事例については、公式HPから案件一覧がダウンロードできるようになっています。
M&A Propertiesの手続きの流れ
当セクションでは、M&A Propertiesの手続きの流れについて、売り手側・借り手側双方のフローを詳しく解説します。
売り手企業(譲渡企業)側のフロー
売り手企業(譲渡企業)側のフローは、以下の通りです。
STEP1:経営状況等の確認
現在の会社の経営状況や、M&Aの意向をヒアリングします。
STEP2:財務資料等の受領及び提案書作成
秘密保持契約を締結し、企業の決算書や税務申告書等を提供します。
ヒアリングした内容や資料から最適なプランを立案し、提案書が作成されます。
STEP3:ご提案及びご契約
提案書の内容に納得できたら、アドバイザリー契約を締結します。
STEP4:会社概要資料の作成
M&A Propertiesにより、会社の特徴や数値情報等を網羅した会社概要書が作成されます。
STEP5:相手企業への打診
リストアップされた打診候補先企業の中から対象企業を選定し、会社名を伏せた案件概要書を配布します。
関心を持った譲受候補先との間で秘密保持誓約書を締結したうえで、会社概要書を開示します。
STEP6:意向表明書の提出とご面談
一定の期限を決め、譲受候補先より意向表明書の提出を募集します。
意向表明書を吟味し、数社を選定した上で各社と面談し、次の買収監査(デューデリジェンス)に進める企業を選定します。
STEP7:買収監査(デューデリジェンス)のサポート
譲受候補先が、ビジネス・法務・会計・税面等のあらゆる角度から譲受可能か、詳細な検証を行います。
STEP8:譲渡契約書の締結サポート
これまでの内容を踏まえ、譲渡契約書を弁護士と共同で作成します。
STEP9:クロージング(決済)条件の充足サポート
譲渡契約締結からクロージング(決済)までの各種手続きに関して、サポートが受けられます。
STEP10:手数料発生
クロージングの完了後、成功報酬の手数料を支払います。
売り手側のフローは以上で完了です。
買い手企業(譲受企業)側のフロー
一方で、買い手企業(譲受企業)側のフローは、以下の通りです。
STEP1:買い手希望条件登録
企業の買収における、希望条件をサイトから登録します。
STEP2:ヒアリング・初回面談
登録内容をもとに、面談にて詳細をヒアリングします。
STEP3:秘密保持契約の締結
紹介された案件の具体的な内容を知りたい場合、秘密保持契約書を締結します。
STEP4:個別案件の初期検討 及び 意向表明書の提出
個別案件における詳細資料を確認・検討し、買収を進めたい場合は、希望条件を記載した意向表明書を作成し、提出します。
STEP5:デューディリジェンス(DD)
意向表明書の提出後、条件交渉すり合わせを踏まえて次のステップに進む場合、デューディリジェンス(DD)を実施します。
M&A Propertiesでは、DD全体の統括管理・サポートが受けられます。
STEP6:最終条件交渉及び最終契約書の締結
DDの内容を踏まえ、最終契約書の交渉・調印を実施します。
STEP7:条件の充足及びクロージング
最終契約調印後、クロージングまでに充足すべき条件に取り組み、その後クロージング手続きを実施します。
STEP8:手数料発生
クロージングの完了後、手数料が発生します。
買い手側のフローは以上で完了です。
その他の良くある質問
最後に、M&A Propertiesに関してその他の良くある質問に回答します。
クロージングまでにどのくらいの時間がかかりますか?
平均で3〜4ヶ月程度です。
M&A Propertiesの沿革は?
- 2009年4月1日:株式会社M&A Properties(現 株式会社ナシエルホールディングス)を設立
- 2018年11月19日:株式会社M&A Propertiesを新たに設立
- 2019年1月31日:株式会社ナシエルホールディングスの不動産業及びM&Aアドバイザリー業等を吸収分割の方法で承継
- 2022年4月1日:グループ会社の株式会社グローアップの事業である「店舗ビジネス企業向けの人材紹介サービス」等を吸収分割の方法で承継
まとめ
M&A Propertiesは、投資銀行や各士業出身のさまざまな経験を持つメンバーで構成されており、M&Aの実績が非常に豊富な企業です。
4万社以上のネットワークがあり、各企業に最適な提案が期待できます。
手数料体系は完全成功報酬制であり、相談時点では手数料が発生しないため、M&Aを検討している方は気軽に相談してみましょう。