中学生に必要な勉強時間は1日平均何時間?高校受験&偏差値を上げるために必要な時間とは
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「高校受験にはどれくらいの勉強時間が必要なのでしょうか?」
高校受験をひかえた中学生のお子様をお持ちの保護者様からよく耳にする質問です。勉強時間は人それぞれとは言え、周りの高校受験生はどれくらい勉強しているのか気になりますよね。
そこで、このコラムでは高校受験をひかえた中学生が志望校合格に必要な勉強時間について解説していきます。お子さまの勉強時間が足りていないと感じた際の行動についてもご紹介していますので、ぜひご参考にしてください。
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目次
【時期別】中学生に必要な勉強時間は1日平均どれくらい?
中学生に必要な勉強時間は、時期や学年によって異なります。
一般的に、高校受験本番が近づくにつれて勉強時間は増えます。今回は「中学1・2年生」「中3の1学期」「中3の夏休み」「中3の2学期」「中3の冬休み」「中3の直前期」に分けて解説していきます。
中学1・2年生の場合
中学1・2年生の勉強時間は、下記程度であることが多いです。
成績が上位グループの生徒:1日2時間程度
成績が下位グループの生徒:1日1時間以下
なお、この勉強時間は、「宿題の時間」「宿題以外の勉強をする時間」「学習塾の時間」を合計したものとなっています。
中学1・2年生から高校受験を意識して勉強することは、現実味がないため、難しいでしょう。また、受験の出題範囲も終わっていないため、勉強する内容も限られてきます。
この時期に勉強する目的は、「勉強習慣を身につける」ことです。
多くの方は「中学3年生になったら勉強すれば良い」と考えています。しかし、中学3年生の1学期は部活動や行事で中心となるため、意外に忙しく、勉強時間を設けることが困難です。そんな中いきなり受験勉強を始めようと思っても、なかなかスタートできません。
一方、中学1・2年生の内に勉強習慣が身についていると、スムーズに受験勉強をスタートできます。
少ない時間でも、まずは机に向かう時間を作りましょう。
関連コラム:勉強を習慣化させるコツ5つ!中学生・高校生の保護者ができることとは?
中3の1学期の勉強時間
中学1年生1学期の勉強時間は、下記程度であることが多いです。
成績が上位グループの生徒:1日2時間半程度
成績が下位グループの生徒:1日2時間弱
中学3年生の1学期の勉強時間は、成績上位層で2時間半、成績下位層で2時間弱必要です。
先述したように中学3年生の1学期は忙しく、勉強時間を確保することは簡単ではありません。だからといって、「まだ勉強しなくてもいいか」と安心することは危険です。
この時期も、中学1・2年生同様、勉強習慣を身につける必要があります。夏休みに向けて、勉強習慣を身につけ、「勉強することが当たり前」という状態になることを目指しましょう。
中3の夏休みの勉強時間
一般的に、中学3年生の夏休みは8時間の勉強時間を確保しなければならないと言われています。
中学3年生の夏休みはいよいよ受験勉強を本格的に始めなければならない時期です。そのため、勉強時間を今までよりも多く確保する必要があります。しかし、いきなり毎日8時間することは容易ではありません。
そこで、まずは毎日5時間勉強することがおすすめです。学校の授業はなく、部活動も引退することが多いこの時期では、無理な時間ではないでしょう。
ただ、この夏休みはライバルたちと差が付きやすい時期となっています。より多くの時間を勉強に当てるべき時期となっていますので、5時間に慣れてきたら徐々に勉強時間を増やしましょう。
また、この時期は復習をメインに勉強することがおすすめです。2学期が始まるとまた新しい内容を勉強していきますので、ゆっくり復習をする時間は夏休みしかないと言っても過言ではありません。
中3の2学期の勉強時間
中学3年生の2学期の勉強時間は、下記程度であることが多いです。
成績が上位グループの生徒:1日3時間半程度
成績が下位グループの生徒:1日2時間弱
夏休みをうまく乗り越えられた場合、この時期は勉強習慣も身についていることでしょう。そのため、勉強時間は「最低2時間」確保することがおすすめです。
もちろん勉強時間は多いに越したことはありません。しかし、大切なのは「量」よりも「質」です。
学校から帰ってきて、また勉強となると集中力を維持することは困難です。集中できていない無駄な時間は思い切って休む時間に当て、勉強時間は質の高いものにしましょう。
中3の冬休みの勉強時間
冬休みの勉強時間は、夏休み同様、一般的に8時間勉強すると良いと言われています。ただし、8時間勉強していないからと言って焦ることは禁物です。
中学3年生の冬休みは、高校受験前最後の長期休みです。「もう何をしても手遅れ」と感じる方もいますが、この時期から巻き返すこともできます。
この時期の中学3年生は、受験が近づいていることもあり、ピリピリしています。保護者様も焦る気持ちがあるかと思いますが、お子様の頑張りを十分に受け入れましょう。
冬休みは、問題演習に時間をかけることがおすすめです。ただし、応用問題ばかりしていると自信を失いかねませんので、基礎問題をしっかり解けるようになった上で、応用問題に挑戦しましょう。
中3の直前期の勉強時間
中学3年生の高校受験直前期の勉強時間は、下記程度であることが多いです。
成績が上位グループの生徒:1日5時間程度
成績が下位グループの生徒:1日2時間半
平日で「3時間」、土日で「8時間」を目標に勉強時間を確保しましょう。この時期は、学校でも受験勉強として自習の時間を設けることも多くあります。この時間も利用し、より多くの問題演習に挑戦することがおすすめです。
ただ、体調管理も大切です。特にこの時期は、インフルエンザなどの感染症も流行しやすい時期となっています。
勉強時間の確保は大切ですが、睡眠時間も削らないように気をつけましょう。保護者様は、お子様の体調管理のため、食事面などでサポートしてあげてください。
高校受験に必要な勉強時間とは
高校受験をひかえた中学3年生に必要な勉強時間の合計は、最低640時間だといえます。また、本格的な受験シーズンを迎える中学3年生以降は、まずは 「平日2時間」「土日5時間」から始めることがおすすめです。
高校受験で成功するためには、学校の授業だけでは足りません。ただ、学校外での勉強時間は時期やその子の偏差値、志望校などによって異なります。
中学3年生の9月頃の勉強時間は、下記程度であることが多いです。
成績が上位グループの生徒:1日3~4時間
成績が下位グループの生徒:1日1~2時間
中学3年生以降で、成績を上げたいけど勉強時間がこれ以下という場合は、まずはこの中間以上、1日平均2.5時間以上~、1週間で合計20時間を目指すと良いでしょう。
先述したように、時期によって必要な勉強時間は異なります。1学期はまだ部活動を行っていることも多いため、いきなり週20時間勉強することは難しいでしょう。
中学3年生の4月から高校高校受験直前までを10ヶ月とし、部活動があり勉強時間の確保が難しい時期を4ヶ月、本格的に受験勉強を行える時期を6ヶ月とします。
10(1週間の勉強時間)×4(週)×4(ヶ月)+20(1週間の勉強時間)×4(週)×6(ヶ月)で640時間は最低限必要ということになるのです。
なお、これはあくまでも最低限の勉強時間です。成績上位者や自分の偏差値以上の志望校合格を目標にしている人は、もっと多くの勉強時間が必要となります。
週20時間を目標に設定した場合、1日ごとに見ると「平日2時間」「土日5時間」となります。
一般的に「平日3時間以上」「土日8時間」が理想と言われていますが、現実的に難しい場合は「平日2時間」「土日5時間」から始めることがおすすめなのです。
偏差値を上げるために必要な勉強時間とは
次に、偏差値を上げるために必要な勉強時間について解説します。単純に勉強時間を増やすことで偏差値を上げられる可能性が高くなります。あくまで目安ですが、ご参考にしてください。
偏差値50にまで上げるために必要な勉強時間
現状偏差値が50以下の場合、勉強習慣が身についていない可能性が高いです。そのため、偏差値50にするために、まずは勉強習慣を身につけることを優先しましょう。
目安としては、「1日30分」から始めることがおすすめです。偏差値50以下の方の多くは、勉強に対して苦手意識を持っています。そのため、まずはストレスを感じすぎない程度の勉強時間から始めることがおすすめです。
徐々に勉強時間を増やすことができれば、自ずと偏差値も上がります。また、偏差値50以下の方は、勉強し始めることで急激に偏差値が伸びることが多くあります。「偏差値40」から「偏差値50」まで一気に10アップしたという例も少なくありません。
偏差値が上がることでやる気も出て、より勉強時間を増やすことができます。短い時間からでもコツコツ頑張っていれば伸びしろはあるので、諦めずに見守りましょう。
偏差値を50から上げるために必要な勉強時間
勉強を習慣化できて偏差値を50まで上げた人にとって、ここからが肝になります。偏差値50から上げることを考えると、勉強時間は「1日1・2時間」は必要でしょう。
ただし、勉強時間を上げたからと言って、簡単に偏差値が上がるとは言い切れません。勉強時間とともに勉強の質を上げることが大切です。
自分に合った勉強法や効率的な勉強法を身につけ、質を高めましょう。
一方、勉強習慣が身についていないけど偏差値50ある方は、勉強習慣を身につけることで、伸びしろを見いだせます。先述したように、少しずつ勉強時間を増やして、自信をつけましょう。
偏差値を5上げるために必要な勉強時間
偏差値55以上からは、勉強を習慣化できていても、偏差値を上げることが簡単ではなくなります。そこで、まずは偏差値を5上げるために必要な勉強時間を解説します。
偏差値55以上ある方は、日頃から勉強に向き合っているでしょう。そのため、「1日2時間以上」を目安に勉強することがおすすめです。
また、基礎を固めることで偏差値が上がる可能性もあります。
偏差値が上がらない原因として、苦手分野をそのままにしていることが多く挙げられます。基礎を固めることで苦手を克服し、偏差値アップを図りましょう。
偏差値を10上げるために必要な勉強時間
偏差値を10上げるためには、「1日最低3時間」を目安に勉強をしましょう。
偏差値を10上げるためには、予習・復習はもちろん、問題演習にも時間をさく必要があります。単純に「予習1時間」「復習1時間」「問題演習1時間」だとしても、最低3時間は必要です。
先述したように、基礎ももちろん必要ですが、偏差値を10上げるには基礎だけでなく応用・発展問題にも挑戦しなければなりません。ただし、焦る必要はないので、まずは基礎をしっかり固め、苦手を克服した上で、次の応用・発展問題へと進みましょう。
子どもの勉強時間が足りていない…親はどうすればいい?
先述した勉強時間に子どもが足りていないと知ると不安を感じますよね。ただし、不安をそのままお子様にぶつけてしまうと、逆効果です。
ここでは、勉強時間が足りていない子どもに親がすべきこと・するべきではないことを解説します。
勉強時間が足りていない子どもに親がすべきこと
勉強時間が足りていない子どもに親がすべきことは、下記の3つです。
- 子どもの頑張りを認める
- 勉強できる環境を整える
- 気分転換の日を設ける
具体的に確認していきましょう。
1.子どものことを知る
親から見ると「勉強時間が足りていないから頑張っていない」と見えても、お子様自身は頑張っています。この頑張りをまず認めることが大切です。
そのためには、お子様と向き合う時間が必要です。お子様と向き合い、さまざまな話をすることで、お子様の頑張りや良いところを見つけ出せます。
また、勉強できないことにも何か原因があるかもしれません。中学生は友人関係や学校での出来事などで悩みの要因になることは多くあります。
しかし、勉強の話ばかりしてしまうと、問題の解決には繋がりません。他愛ない話の中で子どもの悩みを和らげ、勉強に集中する力を養わせましょう。
2.勉強できる環境を整える
塾や学校で勉強できるとは言え、ご家庭で勉強できる環境は必要です。近くでご家族がテレビを見ていたりゲームをしていたりすると、お子様は勉強に集中できません。
一人部屋を用意することが望ましいですが、ご家庭によっては難しい場合もあります。その場合、近くで親も一緒に勉強することがおすすめです。勉強とまではいかなくても、読書などをしているだけで、お子様は一緒に頑張っている気持ちになれます。
また、勉強面だけでなく体調面でもサポートすることが必要です。食事面や睡眠面でお子様をサポートしましょう。
3.気分転換の日を設ける
毎日勉強し続けると、ストレスが溜まることもあります。そんなときは、思い切って気分転換できる日を設けましょう。
外食やキャンプなどに連れ出すことで、お子様はストレスを解消できます。体を動かすこともおすすめです。近くで散歩するだけでも効果的です。
勉強時間が足りていない子どもに親がするべきではないこと
勉強時間が足りていない子どもに親がするべきではないことは、下記の3つです。
- 子どもを責める
- 誰かと比べる
- 口出しする
上記は気づかぬ内にしてしまっていることも多いでしょう。子どものやる気を削がないためにも、詳しく確認して、以後気をつけてください。
1.子どもを責める
子どもを責めることは、親の不安を押し付けているだけで、お子様には逆効果です。また、勉強面だけでなく、これからの信頼関係も崩れかねません。
誰しもが失敗するものです。失敗を責めるのではなく、頑張りを褒めるようにしましょう。そして、失敗したことを次も失敗しないよう、一緒に対策を考えてください。そうすることで、子どもはまた頑張ろうという気持ちになれます。
2.誰かと比べる
兄弟や周りの友人に成績優秀な子がいれば、どうしても比べたくなってしまいます。しかし、お子様はその子ではありません。比べても何も意味がないでしょう。
お子様にはお子様の頑張り・長所があります。誰かと比べるのではなく、お子様を見てあげてください。
3.口出しする
あれこれ口出しするのは中学生には逆効果です。中学生は自立心が芽生え始める時期ですので、お子様の考えを尊重しましょう。
そして、お子様が助けを求めてきたときに、全力でサポートしてください。このときも、最終的な判断はお子様自身でするようにしましょう。
勉強の進捗管理・勉強計画には学習コーチングがおすすめ
解説したとおり、勉強時間や勉強計画は高校受験において重要です。しかし、お子様1人でこれらを管理することは簡単ではありません。
そんなときは、プロの学習コーチに任せることがおすすめです。
アガルートの学習コーチングでは、学習コーチが学習進捗状況に合わせた「学習サポート」を毎日行います。そのため、勉強時間を安定的に増やすことができ、学力が上がりやすくなります。
疑問点があればすぐに質問することができ、塾や予備校に通うことなく、学習に関する悩みを全て解決できます。
オンラインで対応していますので、いつでもどこからでも受講可能です。無料体験も可能ですので、いつでもお声掛けください。
こんなお悩みありませんか?
「勉強はしているのになぜか成績が上がらない…」
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「どこが分からないのか、が分からない…」
「塾に行っている時間しか勉強しない…」
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この記事の著者 土井 龍弥
2年間の教員経験を経て学習塾を開業。
小学生から高校生までの指導・学習相談を担当する。
現在は、これまでの経験を活かして教育・子育てに関する記事の監修・執筆を行う。