【現代文】勉強法の基本を解説！NG勉強法・受験対策のポイントは？
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国語力をつけることは、他の科目や実生活にも通用する読解力を伸ばすことにもつながります。
書籍・新聞・論文だけでなく、Web上の記事やSNSによる情報収集が増えてきた現代において、欠かせない力だといえるでしょう。
今回は、現代文の勉強法を解説します。
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目次
基本を知ろう！現代文とは？
現代文とは、言葉の成り立ちや文章の構成を学び、文章のなかから情報を読み取ったり、自分で表現したりする力を養う科目です。
現代文は、以下5単元で構成されるほか、ときには文学史に触れることもあります。
- 随筆、小説（物語）、評論、会話文
- 詩、短歌、俳句
- 文法
- 漢字、四字熟語、異口同音
- 自由表現
日本文学の歴史を学びながら日本語特有の文章校正を身につけ、どんな文章にも対応できる読解力を身につけます。
また、大学受験の国語でも配点が高く、必ず基本を押さえておく必要がある科目です。
現代文の勉強法 基本のステップ
まずは、現代文の基本的な勉強法を学びましょう。
「何から手をつければいいか分からない」という人は、ぜひチェックしてみてください。
接続詞や指示語を理解して文章を細分化する
長い文章を読んでいると、どの部分が何を指しているのか分からなくなってしまう人もいるでしょう。
接続詞や指示語など、文章全体の構造を掴むときに便利な文法・用語を学び、文章を細分化しながら読むことがおすすめです。
例えば、「だから」「したがって」「つまり」「要するに」などの文章があれば、その後に続く文章はこれまでの内容のまとめであることが分かります。
また、「これ」「あれ」「それ」などの指示語があれば、その具体的な内容はその指示語より前に示されていることが多いでしょう。
どの文章とどの文章がどんな関わり合いを持っているのか理解すれば、読むスピードも格段に早くなります。
暗記が欠かせない科目であることを理解する
現代文は持って生まれたセンスが重要な科目であるかのように思われがちですが、実は暗記で対応できる単元も多いものです。
特に、漢字・四字熟語・異口同音などは日々コツコツ取り組むことが大切だといえます。
また、文法や文学史なども、最低限暗記すべき項目が多い単元です。
試験の1～2割を占める単元であるため、高得点を狙いたい人はしっかり予習・復習をしておきましょう。
現代文 こんな勉強法はNG
現代文を学ぶうえで、実は成果に結びつきにくい勉強法が存在します。
下記のような勉強をしている場合は要注意となるため、見直してみましょう。
好きな文章ばかりを読んでいる
日常的に文章を読むことで読解力が身につくことは確かですが、特定のジャンルにばかり偏ってしまうのは問題です。
実際に現代文で出題される長文問題のジャンルは幅広く、物語・哲学・歴史・社会科学・自然科学・テクノロジー・芸術・産業・国際関係・文学などさまざまです。
せっかく読書量を増やすのであればジャンルの幅を広げ、対応力を増やしていくのがよいでしょう。
好きなジャンルを読むのはあくまでも趣味の範疇とし、勉強のためではないことを理解しておくことが大切です。
感覚に頼って解いている
感覚やセンスを重視しすぎて、基本的な解き方を学ばないこともNGです。
文章の構成や文法の使い方を習得することなく勉強した場合、平均点以上を取るのは難しいかもしれません。
そのため、「この接続詞が出てきたら注意する」「まずは設問から読んで時間を短縮する」
などのテクニックも取り入れましょう。
特に、学内偏差値を上げたい人や難関校・トップ校を目指したい人は必ず意識したいポイントです。
受験対策としての現代文の勉強法は？
大学受験に対応できる現代文スキルを身につけるのであれば、下記の項目について読み解くトレーニングを行いましょう。
- 対比（～は、～が、～に対して…）
- イコール関係（つまり、要するに、まとめると…）
- 因果関係（なぜなら、こうして、そして…）
- 抽象と具体（例えば、例として、具体的には…）
- 指示語の内容（これ、あれ、このような、こうしたことが…）
- 対等関係（～こそ、～は～である、など言い換えても通じる内容）
- 主語と述語
- 修飾と被修飾
ひとつの長文のうち、上記に当てはまるもの全てをチェックしていく癖をつけていくことがおすすめです。
最初はそれなりに時間がかかりますが、繰り返しているうちにコツやポイントが見えてくるようになるでしょう。
文章を細分化して読むことにもつながりますので、ぜひチャレンジしてみてください。
まとめ
現代文はセンスや感覚に頼って解きがちな科目ですが、実はテクニックを身につけることで十分対応可能です。
また、漢字・文法・文学史などコツコツ暗記が必要な単元も多く、いかに早い段階で勉強法を確立するかが重要になってくるでしょう。
現代文の偏差値が伸び悩んでいる人は、勉強法を一から見直してみることをおすすめします。
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