古文が苦手な高校生必見!確実に成績を上げるために知っておきたい勉強法ステップ4つ
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「古文の勉強をしているけどなかなか成績が上がらない。」
「これから古文を勉強しようと思っているけど、どのような勉強法が効率的なのかわからない」
など、高校生のみなさんの中には古文という科目に対して悩みがある人も多いかと思います。
この記事では、高校生のみなさんが効率的に古文の成績を上げるために知っておきたい勉強法を紹介していきます。
こんなお悩みありませんか?
「勉強はしているのになぜか成績が上がらない…」
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目次
高校の古文の勉強法!基本のステップ4つ
古文の勉強における最終目標は、長文を理解することです。
なぜなら文章把握問題の配点が一番高いからです。
長文とは一文一文が集まったものであり、一文を正しく読めなければそれぞれの繋がりがわかりづらくなり、長文を正しく理解することはできなくなります。
もし単語や文法でわからないところがあると、長文どころか一文を正しく読むことができなくなります。
そのため古文の成績を上げるためには、基礎から順番にステップを踏んで勉強するのが効率的です。
古文における基礎とは「古文単語」「古典文法」「解釈」です。
では、下記それぞれの勉強法について詳しく見ていきましょう。
- 古文単語の勉強法
- 古典文法の勉強法
- 解釈の勉強法
- 長文の勉強法
1.古文単語の勉強法
古文の勉強をする際にはまず古文単語を暗記していきましょう。
大学受験において暗記が必要な古文単語の数はおよそ300語程度です。
しかし、古文単語の大半は、現代で使われている日本語の意味とは全く異なる意味で使用されたり、ひとつの単語で複数の意味を持つ多義語であったりすることがほとんどです。
例えば「おどろく」という古文単語は①「目を覚ます」②「気づく」③「びっくりする」という3つの意味を持つ多義語です。
そのため、古文単語の暗記が疎かだと、長文を読んだときにまるっきり異なる読解をしてしまうことにもなりかねません。
300語程度だからと甘く考えずにしっかりと暗記していきましょう。
オススメの勉強法は、「読んでみて覚える古文単語315(桐原書店)」や「古文単語330(いいずな書店))」などの参考書を使用し、1周目は1単語につき1つの意味を覚えていき、2周目以降でふたつ目以降の意味を覚えていくというやり方です。
▲読んでみて覚える古文単語315(桐原書店)
多義語を覚えるコツは、最初から全ての意味を暗記しようと思わずに、2周目3周目と回数を重ねていくごとに覚える意味を増やすことです。これは英単語でも同じことが言えます。
まずは効率的に古文単語を暗記し、長文を読む際に単語でつまずかないための土台を築きましょう。
2.古典文法の勉強法
古典文法は、古文単語の勉強と同じタイミングで始めましょう。
古典文法の勉強をする際にはインプットだけではなくアウトプットもするようにしましょう。
なぜなら知識の定着は、「インプット3:アウトプット7」の比率が最も効果的であると言われているからです。
まず、古典文法のインプットとしてオススメの参考書は「富井の古典文法をはじめからていねいに (ナガセ)」「岡本梨奈の 1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本(KADOKAWA)」などです。
▲岡本梨奈の 1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本(KADOKAWA)
大学受験に必要な古典文法を基礎から丁寧に説明してくれているので、まずは知識をインプットしていきましょう。
古典文法の基礎知識をインプットしつつ、「基礎からのジャンプアップノート(旺文社)」や「ステップアップノート30(河合塾シリーズ)」など、ドリル形式の問題集を使ってアウトプットしていきましょう。 ドリルをやりつつ、曖昧なところがあればその都度インプットした参考書に戻って確認するようにしましょう。
▲基礎からのジャンプアップノート(旺文社)
ドリルをやりつつ、曖昧なところがあればその都度インプットした参考書に戻って確認するようにしましょう。
大学によっては、基礎的な古典文法を知っているだけで正解できる問題も出題されます。
長文を読むための準備としてだけでなく、得点にも直結するので、古典文法の勉強は抜けもれなく進めたいところです。
3.解釈の勉強法
「古文単語と古典文法をしっかり勉強したのに長文が読めない」
ということはありませんか?
それは、古文の読み方・解き方を勉強していないからかもしれません。
特に古文は、主語が省略されていたり、敬意の方向が判断しづらかったり、文章がまるまる省略されていたりして、一文だけなら読めるけど文と文の繋がりがわかりづらいということになりやすい科目です。
省略されているものを判断するためには、その手がかりを見つけることが必要となります。この手がかりをどう見つけるのかを勉強するのが解釈の段階です。
解釈のオススメの参考書は「富井の古文読解をはじめからていねいに (ナガセ)」「岡本梨奈の 1冊読むだけで漢文の読み方&解き方が面白いほど身につく本(KADOKAWA)」などです。
▲富井の古文読解をはじめからていねいに(ナガセ)
単語や文法の基礎事項をインプットしてからすぐに長文へと移るのではなく、解釈の勉強を挟んでみてください。
解釈とはいわば読解のルールです。勉強しておけば長文読解でのパフォーマンスが上がりやすくなるので、こちらもしっかり取り組みましょう。
4.長文の勉強法
古文単語・古典文法・解釈の基礎が固まったら、いよいよ長文演習に取り組みましょう。
使用する問題集としてオススメなのは、「古文ポラリス(KADOKAWA)」や「古文上達 基礎編 読解と演習(Z会)」「 マーク式基礎問題集 古文(河合塾)」など、解説が詳しいものです。
▲大学入試問題集 岡本梨奈の古文ポラリス(KADOKAWA)
このような問題集を使って、まずは文章を読んで設問を解いてみてください。
長文の勉強のポイントとしては、設問を解いて正解することだけではなく、文章全体の要約ができることを目標とすることです。
設問を全て正解できたとしても。文章全体でどのような内容なのかがあまりよくわからないのであれば、おそらくこれまでやってきた基礎のところで曖昧なところがあるはずです。
その場合は、これまでやった教材・参考書に戻って基礎の埋め直しをしましょう。
これを続けていけば、ほぼ間違いなく古文の成績は上昇していきます。
こんな古文の勉強法はNG
ここでは、古文でしてはいけないNG勉強法を紹介していきます。
当てはまるものがあればすぐにでも改善してみてくださいね。
基礎を疎かにする
古文単語や文法の勉強を軽視し、長文演習ばかりする勉強法をしてはいませんか?
この場合、その長文はできるようになるかもしれませんが、大学入試本番で解いたことのある長文が出題されなければ、全く対応できず、大きな失点に繋がってしまいます。
長文演習も大切な勉強ですが、まずは基礎固めをしっかりするようにした方が、効率よく成績を伸ばしていくことができるので、いまのうちに勉強法を変えることをオススメします。
感覚やフィーリングで解く
「古文と言っても、今の日本語の元になったものだしなんとなくできるだろう」と高を括って試験本番に臨む高校生をよく見かけます。
「この単語はこういう意味だろう」
「この<ぬ>の識別は完了だろう」
「この敬語はこの人からこの人に向かっているのだろう」
など、なんとなくの感覚で古文を解いていませんか?
この考え方の根底にあるのは、「基礎をコツコツ勉強するのが面倒くさい」というものが多いです。
しかし、古文は基礎を勉強していない高校生が簡単に点を取れるような科目ではありません。
逆に、しっかりと勉強していれば、安定して高得点を狙える科目でもあるのです。
であれば、しっかりと勉強し、古典を得点源にした方が良いのではないでしょうか。
長文を解きっぱなしにする
古文の成績が伸びない高校生の多くは、長文を解いたあとに復習をしない人が多いです。
具体的には、長文読み、設問を解き、全体の日本語訳を読み、丸付けをして、間違っているところがあればそこだけ答えを見て終了という勉強のやり方です。
この勉強法では、設問で問われているところしか復習しないことになってしまい、文章の各部における単語や文法が正しく理解できていたかのチェックをしないことになってしまいます。
正しい勉強法としては、自分が長文を読んだときの日本語訳を軽くメモしておき、解説と見比べてみて、訳のニュアンスが違うところがあれば、なぜ違うのかを確認してみてください。そして、基礎の時点でやった参考書に戻って知識を入れ直すようにしましょう。
また、解説の詳しい問題集であれば、本文すべてに助詞・助動詞・敬意の方向・係り結びなどの文法知識が記載されているので、そちらも必ず目を通すようにしましょう。
このように正しく復習をして、今解いた長文がもし本番で出題されても完璧に答えられる、という状態まで細かく長文の復習をしていけば、成績は必ず上がっていくことでしょう。
受験対策としての古文の勉強法のポイントは?
ここでは、古文の成績を伸ばす勉強法のポイントを紹介していきます。
基礎を完璧に
古文の勉強法において、最も大切なのは「基礎」です。
古文単語・文法・解釈の勉強をしっかりとした上で長文演習をし、長文演習でわからないところがあればその都度基礎に戻って復習をする、という勉強を続けていけば、必ず成績は上がります。
基礎を疎かにして抜け漏れがいくつもあると、本番では穴の空いたバケツのように簡単に失点に繋がります。
まずは基礎固めをしっかりとして、揺るぎない土台を形成しましょう。
古典常識も勉強してみよう
古文単語や文法も大事ですが、古文の成績をもうひと伸び上昇させるために、古典常識にも目を向けてみましょう。
例えば、なぜ男が女に文を送るのか、和歌のルール、出展作品の時代背景が理解できていれば、長文読解の際にその情景がイメージしやすくなり、省略された主語や敬意の方向が明確にわかりやすくなります。
古典常識については学校で配布される便覧に掲載されていますし、単語の参考書の最後の方についているものもありますので、時間に余裕があれば確認してみてくださいね。
まとめ
大学受験を控える高校生のみなさんにとって、古文の成績を伸ばすためにどのような勉強法をとるのかは、合否を分ける大きな問題です。
この記事では古文の成績を上げるためには「基礎」が最も重要であることを紹介してきました。
古文という科目は、英語や現代文とは違い、新しいテーマで長文が書かれることがないので、いわゆる「文章との相性」というものは存在しません。
そのため、基礎がしっかりしていれば、それに見合った点数を取れる科目です。
しかし、その基礎をひとりで勉強して完璧にするのは簡単な話ではありません。
そういう人は、決してひとりで悩まずに、学校の先生やお友達に質問して理解を進めるようにしましょう。
それでも解決しない場合は、塾や予備校、通信教育などを利用することをオススメします。
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