【日本史】正しい順序と勉強法で必ず成績は上がる!受験対策も解説
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「なんとなく日本史を選んだけど暗記が辛い」
「用語や年号は暗記したけど点数が伸び悩んでいる」
大学受験に向けて日本史を勉強中の方は、こうした悩みを抱えているのではないでしょうか。
日本史は、正しい順序と正しい勉強法で勉強すれば必ず成績が向上する科目です。
今回は、日本史の効率的な勉強法や、やってはいけないNGな勉強例を上げます。
こんなお悩みありませんか?
「勉強はしているのになぜか成績が上がらない…」
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目次
日本史の勉強法!基本のステップ4つ
1.流れを抑えよう
日本史で高得点を取るために大切なことは、各時代にはどういう「背景」があり、「誰が」「いつ」「なぜ」「どういう行動をとったか」を理解することです。
しかし、これらのことを一度にすべて暗記しようとするとパンクしてしまいます。
また、ひとつの時代にかかる時間が長くなってしまい、結果としてせっかく覚えたことを忘れてしまうということにもなりかねません。
そのため、まずは各時代で起きた主要な出来事や、中心人物を押さえるようにしましょう。
例えば鎌倉時代だと、
「源平の戦いを制した源氏が鎌倉幕府を立てた。ご恩と奉公など武家社会に変化が見られ始めた。蒙古襲来があった。御家人などが困窮していたのを救済するために永仁の徳政令が出た。後醍醐天皇が権力争いの中心に。足利尊氏が室町幕府を立てた。」
というように、主要な出来事や登場人物を覚えつつ、流れの把握に努めましょう。
鎌倉時代にはもちろん他のこともたくさん起こりましたし、たくさんの人物が登場しますが、先に流れの軸を覚えることで、2周目3周目で細かい用語や年代を暗記するときに覚えやすくなります。
もし教科書や参考書でイメージが湧きづらければ、マンガを活用するという方法もあります。
先にストーリーがわかってしまっていれば、あとで出来事や人物を覚えればいいので、まずは歴史の流れを押さえてしまうのが日本史の効率的な勉強法です。
2.用語・年号を暗記しよう
ある程度流れを把握したら、一問一答形式の参考書などで用語や年号を暗記していきましょう。
共通テストや各大学の一般試験では、用語や年号をそのまま問われることは多くはありません。
しかし用語と年号を暗記することで、出来事の順序並べ替え問題や正誤問題で対応しやすくなりますので、怠らずに暗記していきましょう。
また、用語や年代を暗記する際には流れとセットにして覚えるとよいでしょう。
簡単な例を挙げます。
「足利義満、足利義満、足利義満」と覚えるのではなく、
「3代将軍の足利義満の時代に室町幕府が最盛期になった」などと覚える。
このようにひとつの用語に対して関連事項が増えていくので知識が定着しやすくなります。
3.文化史は後回しでもいいが忘れずにやろう
通史の流れや用語などの暗記が進んだら、文化史も忘れずに勉強しましょう。
文化史の勉強は、日本史の勉強の中で一番敬遠される範囲です。
しかし、文化史は入試でも出題されます。日本史で高得点を取りたければ、やらないわけにはいきません。
文化史の勉強がそこまで苦手ではないのであれば、通史と並行して勉強していきましょう。
しかし、そもそも日本史の勉強時間が十分に取れない場合や、あまりにも文化史が苦手で時間がかかりすぎてしまう場合などは、文化史は後回しにして通史を覚えることを優先しましょう。
なぜなら先に通史を勉強することで、まったく背景知識がない状態で文化史を勉強するよりも頭に入ってきやすくなるからです。
そして文化史を覚える際には作者と作品名だけでなく、その時代にはどういう背景があり、その作品がなぜ作られたのか、何を表したものなのかも合わせて覚えておくと後で思い出しやすくなるでしょう。
4.問題集や過去問で演習しよう
流れや用語、年代、文化史をある程度暗記し終わったら、また暗記を続けるというインプット一辺倒の勉強法ではなく、問題集や過去問を解きましょう。
これまでに覚えたことが、実際の試験ではどのように出題されるのか、問題と対峙することは意外と大切なポイントです。
なぜなら日本史の入試問題では、ひとつの用語や出来事に対して、さまざまな角度から切り込んで問われるからです。
そのため教科書や参考書、一問一答などをするだけでは、さまざまな角度からの出題に対応することができない可能性が高くなってしまいます。
また問題を解くことで、自分では覚えているつもりになっているところが、実はそれほど覚えられていなかったということも見つかるかもしれません。
さらに、実際の試験問題を定期的に確認することで、普段勉強するときに気をつけるポイントも見つかります。
そうなると普段の勉強の質も上がり、結果として日本史の成績も上がっていきます。
このように実際の問題を解いてみることで、間違った問題やなんとなくしかわからなかった問題があれば、今までやってきた教科書や参考書で書いてなかったかを確認し、その都度知識を埋め直して自分の力にしてしまいましょう。
こんな日本史の勉強法はNG
ここでは、日本史の間違った勉強法を紹介していきます。
もし当てはまるものがあればすぐに改善することをオススメします。
暗記ばかりの勉強法はNG!
用語や年号の暗記ばかりして問題演習をまったくしない人がいますが、これでは非効率です。
上に書いたように、ある程度の暗記が終わったら実際の問題に触れることで、成績は効率的に上昇していきます。
日本史は暗記科目ですので、教科書や参考書を繰り返し勉強して用語や年代を覚えることは大切な勉強です。
しかしそれに加えて問題演習をすることで暗記したことの得点化の練習を重ねれば、日本史の成績は必ず向上します。
暗記だけではなく、問題演習をすることを意識してみてください。
志望校の出題形式を確認しないのはNG!
できるだけ早い段階で志望校の出題形式を確認することで、勉強の効率が上がる場合があります。
例えば、もし志望校の出題形式で記述があるのであれば、用語の暗記の際に漢字もかけるようにする必要があります。
また論述問題が多いのであれば、勉強する際には端的にまとめられるような練習をすると効率的です。
さらに、通史に関する問題に加え資料問題が多いのであれば、資料集にも時間をかけて目を通しておく必要があります。
このように、志望大学の出題形式を確認することで、普段やるべき勉強法もがらりと変わってしまいますので、少しでも早い時期に志望校の過去問を確認し、出題形式を押さえておくといいでしょう。
受験対策としての日本史の勉強法は?
ここではどのように日本史を勉強すると受験対策として効率が良いかを紹介していきます。
学校の進度に合わせない
日本史の受験勉強を学校の進度に合わせてしまうと、すべての範囲が終了するのが高3の12月だったり、学校によってはすべての範囲が終わらずに受験当日を迎えたりすることも珍しくありません。
そのため、学校の進度に合わせていてはまるで受験には間に合いません。
受験勉強で日本史を勉強していくのであれば、学校よりも早いペースで勉強していくような計画を立てましょう。
学校の先取りで勉強してしまえば、授業や定期テストなどが復習になり忘れにくくなるのでメリットとなります。
日本史の勉強では、いかに早く通史を終わらせてしまうかがカギのひとつです。
学校の進度に合わせて受験直前に焦るのではなく、自分で進めて余裕のある計画を立てることをオススメします。
とにかく手を動かす
日本史の勉強に限らず、どの科目でも手を動かすことが大切です。
例えば日本史を勉強していて、重要そうな用語やわからないことが出てきた時、教科書や参考書や資料集を確認したり、ネットで検索してみたりしているでしょうか。
ただなんとなく「あ~そういえばこういうのあったなあ」で終わってしまっていては、記憶にも定着しづらく穴だらけの知識となってしまい、結果として日本史の成績は上がらなくなってしまいます。
日本史に限らずどの科目でも言えることですが、とにかく手を動かして自分で調べることで、なんとなくの知識で終わらせないように意識すると成績も上向いていくことでしょう。
人に説明できるレベルで勉強しよう
日本史を勉強する際には、暗記ばかりをするインプットだけでなく、アウトプットが重要です。
日本史におけるアウトプットとは、実際の試験問題を解いたり、誰かに説明したりすることです。
特に、誰かに説明するという方法は効果的です。
例えば、誰かに江戸時代のことについて30分間説明することを想像してみてください。
いますぐに十分説明できるだけの知識の整理ができているでしょうか?
また、ひとつの用語を説明するために必要な周辺知識が抜け落ちてはいないでしょうか?
このように誰かに説明することを想像するだけでも、不安な部分が少なからずあるのではないでしょうか。
誰かに説明するためには、やはり教科書や参考書を細かいところまで読み込んだり、前後の出来事をしっかりと把握しておく必要があったりします。
もしも説明する相手がいなければ、人形や筆箱や心の中のイメージでも構いません。
とにかく、誰かに説明するつもりで普段の勉強をしてみましょう。
そうすることで普段の勉強の質が上がり理解度も増し、論述にも対応できるくらいの日本史マスターになっていることでしょう。
関連コラム:【大学受験】日本史のおすすめ参考書&問題集10選!選び方も解説
まとめ
日本史という科目は、暗記科目だとひと括りにされてしまうことが多く、暗記が苦手な高校生にとってはもしかしたら苦手な科目になってしまっているかもしれません。
繰り返しますが、日本史は正しい順序と正しい勉強法で勉強すれば、必ず成績が上がる科目です。
もしもいま日本史の成績に伸び悩んでいるのであれば、勉強法に問題があるのかもしれません。
その場合は今回の記事を参考に、勉強法を改善してみてはいかがでしょうか。
関連コラム:
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この記事の著者 八尾 淳
中高一貫校に通い、中学入学以来まったく勉強せず、高2の2学期末で400人中395位の成績となる。
高2の3学期から本気で勉強をはじめた結果一気に成績を上げ、高3に受けた模試では全国3位に。同志社大学と明治大学に合格。
大学卒業後は某総合商社の営業職、人材派遣サービス会社の統括などを経験する。
現在は大学受験を目指す高校生・既卒生向けの個別指導塾の教室長兼講師として活躍中。
英語・現代文・古文・文系数学・日本史を得意とし、高校生の学習やモチベーションの維持・向上に日々向き合いながら教育や子育てに関する分野で記事の監修および執筆業にも従事している。