勉強法・総論

学習効率が一気に上がる勉強法4選!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

勉強の効率をもっとあげたいけど、やり方が分からない」、みなさん一度は疑問に思ったことがあると思います。勉強効率は、「自主勉強を行うときの環境」「ノートの取り方」、「長期記憶に残る学習」が影響しています今回は、「学習効率が一気に上がる勉強法とは?」をテーマに効率的な自主勉強の方法を一挙ご紹介します。

効率をあげる環境の作り方

「カフェや図書館、学校といった家以外の場所では集中できるけど、家だとどうしても集中力が下がってしまう…」このような悩みは誰しもが抱えている問題だと思います。筆者もこの問題と常に葛藤しています。

①勉強する時に、自分の視界に誘惑するような物を排除しましょう

家以外の集中できる場所と家の環境を比較した時に1番の違いは、勉強の妨げにある物の多さです。外で勉強する場合、勉強目的でその場所にいるのであまり勉強の妨げになる物は周りに置いていないと思います。しかし、家は勉強をするためだけの場所として環境が作られていないので、娯楽の物も沢山置いているかと思います。

環境を整える第1ステップとして、まずはデスクの上にある勉強に必要のない物を無くしましょう。そうすることで気が散らないようになるので、より勉強の集中しやすい環境を作ることが出来ます。

次にデスクの周りに置いてある娯楽の物を、どこかに蔵うか布で隠すなどして、視界に入らないようにしましょう。特にケータイは部屋に出すなどして、物理的な距離を離すことをお勧めします。調べ物をする際も、ケータイで調べるのではなくパソコンを使った方が良いです。なぜならケータイは、手軽に様々な機能にアクセスすることが出来るので注意がそれてしまう可能性が高いからです。

②タイマーを置く

次にお勧めするのはタイマーを置くことです。家で勉強をするとどうしても気が緩んでしまって、ダラダラ続けてしまうことが多いと思います。また、自分の主観でどれだけ達成したかを決めてしまい、自分ではやったつもりでも実はあまり出来ていなかったということも起こります。気を引き締めて集中するということを目的でタイマーをセットして自分を追い込んだり、ストップウォッチで時間を測ることで自分がどのくらいの時間を集中したのかを知ることが可能になります。

タイマーを使った勉強法でオススメなのは、自分が集中できそうな時間をセットしてください。30秒でも5分でも120分でも良いです。休憩は定期的に取って頂きたいのですが、休憩時間は10分でセットするのが鍵になります。休憩時間を定めないで休んでいると、減衰し切ってしまうので10分で区切ることが集中力を高めるポイントになります。

③観葉植物を置く

観葉植物を置くことで効率が上がる理由は、「緑視率を10-15%にすると作業効率が最も上がる」ことが研究結果で分かっているからです。この比率を超えると、安心感が出てきて逆に作業効率が下がるのでデスクの上に小さい観葉植物を置くことをお勧めします。無印良品や100円ショップなど気軽に買えるので是非取り入れてみて下さい。

④アロマを炊く、定期的に空気の入れ替えを行う

集中力をあげるのに良いとされているもう一つの方法は嗅覚を刺激することです。自分がリラックスできると思うアロマを選択して炊いてみてください。もしアロマを炊くのが難しいという方は、定期的に部屋の空気の入れ替えをしてみてください。外の空気を取り込むことで、気持ちをリラックスさせる効果もあるので、有効です。

ノートの取り方

本章では勉強を始める上で基礎的なことを確認して行きます。まず、勉強を進める上で重要なことは、①ノートの取り方②ペンの配色です。みなさんノートを取る際、科目ごとにきちんとノートを分けていますか?問題集/教科書の問題など例題を解くノートと演習用ノートで分けていますか?ノートを用途ごとに分けることは重要だ、ということを耳が痛くなるほど聞いたかもしれません。

これは基礎的なことですが、頭の中を整理する上でも成果をきちんと知るという意味でも、とても重要なので、「めんどくさいから分けていない」という方は是非一度試して欲しいと思います。

次に科目や用途ごとでノートを分けられたという方は、ノートの取り方に着目して欲しいです。これは②ペンの配色と関係する部分でもあります。つまり、ノートを取る際の構成についてです。効率的なノートの取り方は人によって合う合わないがあると思うので、このコラムではいくつか方法を紹介し、読者のみなさんが良いと思う方法を見つけ出して頂ければと思います。

ただ、これから紹介する全ての方法で共通しているのは、「適度な余白を作ること」「自身のコメント/メモを書くための専用スペースを設けること」です。講義・授業を受けてノートを取る方もいれば、参考書などを見てノートを取る方もいると思うので2パターンに分けて紹介していきます。

<方法1: コーネル式ノート>

コーネル式ノート術とは、アメリカの名門大学が開発した効率の良いノートの取り方です。下記の写真が示すように、ノート1ページを3パートに分けます(ざっくりで構いません)。

【授業を受けてノートを取る方用】

まず、①の部分に講義で聞いた内容をメモします。ここでポイントなのが、先生の発言を一語一句書き留めないことです。なぜなら、先生の発言を全て書き留めようと一生懸命になると、そこに集中してしまって授業の要点を抑えることが出来なくなるからです。ですので、全てを書き出すことよりも、要点を抑えることに集中しましょう。また、授業を聞いてて分からないと思ったことも同時にメモを取りましょう。

②は①で取り込んだ情報のキーワードを書き込みましょう。できれば授業を聞いた当日中に復習しましょう。復習をする際に自分でキーワードを書き出すことで、学んだ情報をアウトプットするだけでなく、情報を整理する上でとても役立ちます。

最後の③のスペースは、①と②の内容の要約を2-3行でまとめるのに使用して下さい。これを行う理由は、後に復習する際やテスト前に内容を思い返す際に効率良く記憶に定着させることができるからです。

【参考書等を見てノートを取る方用】

まず、①の部分に学習した範囲の内容をメモします。ポイントは、考書等の内容を書き写さないことです。なぜなら、内容を書き写すことに集中してしまうと、学習した内容の要点を抑えることが出来なくなるからです。ですので、全てを書き出すことよりも、要点を抑えることに集中しましょう。また、内容を学習している時に浮かんだ疑問も同時にメモを取りましょう。

②は①で取り込んだ情報のキーワードを書き込みましょう。出来れば、学習した当日中に復習しましょう。復習をする際に自分でキーワードを書き出すことで、学んだ情報をアウトプットするだけでなく、情報を整理する上でとても役立ちます。

最後の③のスペースは、①と②の内容の要約を2-3行でまとめるのに使用して下さい。これを行う理由は、後に復習する際や試験前に内容を思い返す際に効率良く記憶に定着させることができるからです。

<方法2:付箋ノート>

この方法は先ほど紹介した方法よりも簡単に取り入れられると思います。

【授業を受けてノートを取る方用】

授業中に分からなかった要点を付箋に1枚ずつ書いて見てください。そうすることでどのような事が分からないのか、共通点が見えてくるので、分からない原因を特定しやすくなるという利点があります。また、分からない要点を付箋に書いてまとめておく事で、まとめて授業後に先生に質問することも可能ですので、とてもおすすめです。

【参考書等を見てノートを取る方用】

学習を進める中で分からなかった要点を付箋に1枚ずつ書いてください。上記でもお伝えしたように、これを行うことでどのような事が分からないのか、共通点が見えてくるので、分からない原因を特定しやすくなるという利点があります。また、分からない要点を付箋に書いてまとめておく事で復習を円滑に行えるので、とてもおすすめです。

<方法3:マッピングメソッド>

【授業を受けてノートを取る方用】

この方法は授業後、勉強を行った後にノートをまとめる際に有効です。メイントピックをノートの中心に書き、その周りにサブトピック、詳細の順番で整理することで自然とマインドマップに似た形でノートがまとめられると思います。

マッピングメソッドを取り入れることの利点は、ノートに書き出した要素を瞬時につなげる事ができ、新しい発見を自分なりに見つけ出せる事だと思います。

例えば、先ほど紹介したアウトラインメソッドですと、基本的には上から下の縦のラインに沿って内容を書き足していると思います。これは内容を順番に整理するという点では優れているメソッドですが、自分なりに一つ一つの要素を繫げて理解を深めるという点ではどうしても劣ってしまいます。

ですが、マッピングメソッドは他のメソッドと比較しても構造がラフなので、ノート内で自由に書き込む事が出来ます。確かに構造がきっちりとしていないので、少し見た目は悪くなってしまうかもしれませんが、考えを整理する上では一番効果的なノートの取り方だと思います。また、単純に講義の内容や参考書等に書かれている内容を書き写すスタイルではなく、自分で考えながら作るので、良いアウトプットにもなると思います。上記の画像も参考にしながら是非取り入れて見て下さい。

アウトプットを重視しよう

では実際に自主勉強をする際、インプット(情報を取り込む)とアウトプット(情報を出力する)の比率はどのくらいが一番バランスが良いのでしょうか?

これは、理系・文系どの科目について共通のバランス比率があります。インプット:アウトプット=3:7という黄金比率が存在します。

例えば数学を勉強する際には、公式や問題の解法等を頭の中に取り込んでから実際に演習問題を解くというステップととると思います。この際、公式を理解する時間と演習を解く時間を3:7にすると、最も脳に定着しやすくなると言われています。公式の理解や問題の解法を脳内に取り込むのには時間がかかるので、そこだけで終わらせてしまう方が実際多いと思います。

しかし、積極的にアウトプット(数学の場合だと、演習問題を解く、人に教えるなど自発的に数学に触れる行動)に時間を割くことで、問題を自分で解く力が身につき、成績の向上につながります。また、社会などの文系科目も理系科目同様、アウトプットにより時間を割いてみてください。社会の場合暗記量が多いので、インプットに割かなければならない時間は増えると思います。ちなみに、この科目でいうインプットは年号や事象など暗記しなければならない知識が対象となります。

では、暗記した後に行うアウトプットとはどのようなことをすれば良いのでしょうか?社会など暗記科目で一番記憶に定着するアウトプットの方法は、他者(友達や保護者)に問題を出してもらい、実際にテストしてもらう事が良いです。理由としては、問題を「聞く」、答えを「話す」ことをしているからです。五感を使う勉強法は特に効果的ですので、是非試して見てください。特に「話す」や「説明する」は記憶の定着率が9割を超えていますので、積極的に取り入れることをお勧めします。

ラーニングピラミッドは、グループ討論や人に教えるなど自発的なアウトプットは定着率が格段に上がることを示しています。逆に、聞くだけ、見るだけの視聴覚のみを使用した学習は10%-20%と言われています。このことからも、アウトプットの重要性をお分かりいただけたかと思います。

長期記憶に残る復習の方法とは?

最後に、長期記憶に残る復習の方法をお伝えします。これを行うことで期間を置いた後また1から勉強する手間がなくなるので、結果的に効率良く勉強を進めることが出来ます。

結論からお伝えすると、「2時間後、2日後、1週間後、1ヶ月後」に復習(要点を見返す程度でOK)を行うと記憶に定着します。

これを読んでくださっている方の中には既にご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、エビングハウスの忘却曲線は時間と記憶の関係性について科学的に説明をしています。人は新しい知識を脳に蓄えた際、

  • 20分後には42%忘れる
  • 1時間後には56%忘れる
  • 9時間後には64%忘れる
  • 1日後には67%忘れる
  • 2日後には72%忘れる
  • 6日後には75%忘れる
  • 31日後には79%忘れる

ことが明らかになっています。つまり、1日後に覚えている内容は全体の33%のみということになり、1週間後にはたったの25%のみということになります。

一度詰め込んだ知識を持続的に脳に残すには、短時間でも良いのでその知識に継続的に触れることが重要です。

少しでも参考になれば幸いです。受験が近づいている方は、特に1人で勉強することに対して不安が出てくると思います。是非アガルートでは、そうしたみなさんをサポートする コーチングサービスを提供しているので、よかったら利用してみてください。また他の記事でも、勉強をサポートする有益情報を共有しているので、みて見てください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る