【高校生の作文・意見文】上手な書き方は?構成・書き出しのコツなども解説!
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「入試科目にある小論文の対策方法が分からない…」「そもそも学校で作文の書き方を習った記憶がない…」「意見文の書き方がわからない…」
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このコラムでは、作文のスキル向上を目的としたアドバイスとコツを紹介します。
作文の構成や書き出しのポイント、魅力的な作文を書くためのコツを掴み、自信をもってとりくめる要素を盛り込んでいます。是非、作文・小論文スキルアップの第一歩を踏み出してください。
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目次
高校生が上手に作文を書けた方がいい理由とは
上手な作文を書けるようになることは、多くの場面で役立ちます。
1. 大学受験に役立つ
高校生が上手に作文を書けるという能力は、大学受験の際に役立てることができます。
良い作文力を持つことで、小論文のテーマに対して論理的かつ説得力のある議論を展開できます。
国語や英語で良く出題される記述問題では、問題の要点を的確に把握し、それを論理的に展開する力が求められます。
コツを学んで得る論理力と読解力を使えるようになるのです。
2. 大学生活に役立つ
良い作文力は、大学入学後にも役立ちます。
大学の授業では課題として、高校までのワークではなくレポート(数百~数千字の作文)が多くなります。
大学では、課題の提出を忘れてしまい、講義の単位を落としてしまうことで、留年してしまう人もいるのが現状ですが、作文力があればそのリスクは避けられるでしょう。
3. 就職活動や仕事に活かせる
就職活動ではエントリーシートや履歴書があり、作文をする機会が沢山あります。
また、仕事では1人ではなく大勢の人と関わるため、誰にでも伝わるように説明する力が求められます。そこで、分かりやすく自身の考えを伝えることで、人と協働し、複雑な仕事にも取り組めるようになります。
このように、 作文を上手に書くことで、自身の考えを伝える力や論理力を高めることができ、大学受験に加えて就職活動や仕事など多くの場面で将来の成功につながるでしょう。
関連コラム:【現代文】勉強法の基本を解説!NG勉強法・受験対策のポイントは?
高校生の作文の書き方と上手に書くコツ
構成や文章の作り方など基本的な作文の書き方と、上手に書くためのコツを紹介していきます。
1.構成を作る
構成は、情報を整理し、論理的な流れを持たせるために極めて重要です。
一般的な構成は、「序論」「本文」「結論」の3つに分かれます。
「序論」では作文で伝えたいことを簡潔に伝え、作文のテーマを紹介します。
「本文」では主題を詳しく掘り下げます。可能であれば、数値などのデータをもとに、自身の伝えたい内容を根拠を基に展開しましょう。
そして、「結論」では再度自身の伝えたいことと今後の展望などを書き表すことで、説得力に深みを持たせることができます。
また、基本的に「本文」が最も長い章となりますので、複数段落を使い、読みやすく伝わりやすい文章となることを心掛けてください。
魅力的な構成にするためのポイント
魅力的な構成を作るために、次のポイントに注意しましょう。
序論でのポイント
序論では、読者の興味・関心を引くエピソードや驚くべき事実で始めましょう。注意を引く書き出しをすることで、読者の読む意欲を引き出し、良く伝わるようになります。
本文でのポイント
本文では、論点を明確にし、段落ごとに主題を変えて段階的に展開しましょう。加えて、自身の意見に対しての反論も踏まえ、より伝えたい内容を明確にすることで、伝えたい考えを深めることができます。
結論でのポイント
結論では、まとめだけでなく、考察や今後の展望についても記述しましょう。また、本文での文章をそのまま繰り返し書くのではなく、要約した文章にすることで伝えたい考えを読み手が整理できるようになります。
2.文章を書く
文章を書く際、明確な主題文を持ち、それを支える具体的な情報や証拠を提供しましょう。適切な語彙と文法を使用し、冗長な表現を避けることが重要です。
また、段落ごとに1つのアイデアを明示的にまとめ、適切な接続詞を用いて段階的に議論を進めます。
ここまでのコツを踏まえて、作文のテーマを「地球温暖化に対して学生ができること」とした例を挙げますので是非ご参考ください。
序論:「世界中で気温が上昇し、生態系が影響を受けていること、その背後にある原因は私たち人間ではないか?」と問いかけ、
本文:「環境省のデータによると○○年から○○年にかけてxx℃上昇し、同時期に人間の○○の使用量がxx%増加していることが分かる」とデータを用いて問題の要因を紹介し、
「一方で、地球温暖化に対して一個人、ましてや学生で効果的な対策できることはないと考える人もいるかもしれない。しかし、…」という反論と反論に対する考えや解決策を述べます。
反論とその解決策を提示することで多角的に考えられていることを読み手に伝える効果もあります。
結論:「加速化した人間社会の発展で進行した地球温暖化を防止するために、私たち学生からxxxを行うことが必要である。そして、将来的には私たちの行動を通じて、地球温暖化の防止に繋がる。」と本文のまとめと展望を述べます。
3.読み手を引き込む書き出しのコツ
読み手を引き込むために、書き出し部分(序論の冒頭)に工夫を凝らしましょう。
興味を引く統計データ、興味を引く質問、驚きの事実やエピソードなどを用いることが効果的です。イメージをつけるために「少子高齢化」をテーマとして、書き出しの例をいくつか下記にあげます。
統計データ:現在、日本の高齢者人口は全体のxx%ですが、「2050年にはXX%まで上昇する」と推測されています。
興味を引く質問:「消滅可能性都市」という言葉を知っていますか?この言葉は…
驚きの事実:少子高齢化が進み、「10年以内に消滅すると言われる村」が日本にあります。その村は…
4.読みやすい文章にするコツ
読み手が文章をスムーズに理解できるようにするために、以下のコツを活用しましょう。
まず、本文では結論から述べ、読者に先に要点を伝えることで、本文で伝えたい内容の理解や興味の向上に繋がります。
また、一文を読みやすく区切るために、短い文章と長い文章をバランスよく使い、段落を適切に配置しましょう。接続詞を上図に使うことで、長い文章も短い文章にすることができます。
そして、文末では同じ語尾が何度も続かないように多彩な表現を用いて、印象を深めましょう。投げかけや体言止めなど様々な表現方法を使います。
最後に、「ゲームと勉強の関係」をテーマとして、読みやすい例と読みにくい例をそれぞれ下記にあげます。
〇良い例
適度なゲーム時間は勉強に良い影響を与える。(結論) なぜなら、勉強と遊びのメリハリがつき、勉強の集中力が増すからだ。例えば、私が中学生の頃…。なので、適度にゲームをすることで、勉強し続けるよりも勉強に集中でき、成績の向上にもつながる。
✖悪い例
私はゲームが好きで、小学生の頃から…。しかし、ゲームは勉強の妨げになると良く言われるが、私はそうは思わず、むしろ適度なゲーム時間は勉強に良い影響を与えると考えている。(結論)
ここまで、基本的な構成や文章の流れと、さらに読みやすい文章にするためのコツを紹介しました。どれも大切なものになるので、実際に作文を書く時にはこれらを実践できているか、確認してみてください。
あらためて確認!作文を書く時のルール・注意点
作文を書く時に、見直すべきポイントを紹介します。基本的な原稿用紙のルールや注意点を押さえることで、よりクリアで魅力的な作文を書くコツを覚えましょう。
1. 原稿用紙を正しく使う
作文を提出する場合、原稿用紙のルールに注意しましょう。基本的な原稿用紙のルールを下記にまとめておきます。
- 題名は上を2~3マス空ける。
- 氏名は「題名の下」か「次の行の下」に書く。名前の下、苗字と名前の間を1マス空ける。
- 書き出し、段落を変える時は改行し、上を1マス空ける。
- 「、」、「。」、かぎかっこ(「」『』)は原則1マス使う。
2. 文体を統一する
文体の統一は読みやすさと作文の一貫性を保つために重要です。
作文の中で、一貫した文体を維持しましょう。例えば、文末を「だ、である」もしくは「です、ます」で統一することで、読者が内容を理解しやすくなります。
3. 適切な文字数で書く
与えられた課題や指示に従って適切な文字数で作文を書きましょう。
文字数制限がある場合は、その文字数の9割以上書くことができると良いでしょう。文字数が足りない場合、具体例などの詳細な内容を減らします。
一方、文字数が余る場合では、文末の文字数を増やすことはお勧めしません。考えの具体例や根拠となるデータを加えることで文字数を増やし、伝えたい意見の説得力や解像度の向上を目指しましょう。
4. 著作権に注意する
他の人の言葉やアイデアを引用する場合、必ず出典を書きましょう。
例えば、「○○省のHPによると、….」という風に書きます。
著作権を尊重することは法的にも重要ですが、それ以上に学問的な誠実さを示すものです。自分の意見や情報源を正確に示すことで、作文の信頼性が高まります。
この点は、大学での研究活動や仕事でより厳しく見られるので、高校生の今から覚えておきましょう。
高校生の作文の書き方まとめ
今回は作文の書き方についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
作文は数学や英語などの主要科目に比べ、不安を感じる人も多くいると思います。
ここでは、基本的な作文の構成やルールから読みやすい作文を書くためのコツを紹介しました。作文を書く時に最も意識することは読み手が読みやすいように結論から書くことや、読み手が興味を持てる書き出しを意識してみてください。実際に書いた作文を皆さんの家族や友達に読んでもらい、伝えたかった内容が伝わっているのか確認してみることも良いでしょう。
しかしながら、作文を書く練習をしたいと思っても、中々機会がないと思います。また、通常の科目と異なり、作文は答えの無いものです。作文を1人で練習をしていても、何が正解で間違いなのか、何を理解できていないのかと不安が多くなると思います。そのため、1人で上手な作文を書くために練習を続けていくことは誰にでもできることではありません。
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関連コラム:勉強の仕方がわからない高校生必見!基本の勉強法&科目別勉強法まとめ
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この記事の監修者 山﨑 佑太郎
高校生・大学入試準備 主任
10年以上大手進学塾で高校入試、大学入試に携わり、多くの指導実績を持つエキスパート。
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