医学部再受験向け予備校のおすすめ11選！選び方のポイントも解説

現役で医学部に進学できなかった方が医師を目指す場合、医学部を再受験するという選択肢があります。また、大学在学中や大学卒業後にもう一度医学部を受験する方もいるでしょう。

生活と受験勉強の両立が必要な医学部再受験においては、自分のペースで効率良く合格を目指せる予備校を選びたいですよね。

本コラムでは、医学部再受験を目指す方におすすめの予備校を紹介します。

予備校選びのポイントや、オンラインで学べる予備校なども記載しているため、ぜひ参考になさってください。

医学部再受験向け予備校のおすすめ7選

ここでは、医学部再受験におすすめの予備校を7選紹介します。

1. 白金台医進予備校シナプス
2. 医歯薬専門予備校 インフィア
3. MEDUCATE
4. ACE Academy
5. 四谷メディカル
6. メディカルフォレスト
7. メルリックス学院

①白金台医進予備校シナプス

白金台医進予備校シナプス（以下、シナプス）は、多くの社会人を受け入れている医学部予備校です。

白金台で設立され、現在は五反田に拠点を移しています。

本科生の受け入れ人数を毎年最大10名までに絞っており、生徒一人ひとりに目が行き届く少数精鋭の指導が強みです。

【校舎】

東京（五反田）

【おすすめポイント】

• 独自の社会人新制度を実施している
• 少数精鋭の指導方針
• 入学時の学力制限がない

【特徴】

シナプスの特徴は、社会人の再受験生や浪人生が多いことです。

社会人向けのコースも展開しており、本科コース受講生の約3分の1を社会人が占めています。

現役生だけでなく、さまざまな背景をもつ生徒に指導を行っているため、再受験に関するノウハウも豊富です。

また、シナプスでは、独自のシステムとして「チーム個別指導」を実施しています。

同じ生徒を担当する各教科の講師が連携し、生徒の状態を共有。

生徒の苦手なポイントを深掘りし、根本的な解決方法を指導します。

さらに、各大学の特色に合った授業を行うことで、受講生を最短距離での志望校合格に導きます。

②医歯薬専門予備校 インフィア

医歯薬専門予備校インフィア（以下、インフィア）は、医学部・歯学部・獣医学部などの受験対策を行う予備校です。

滋賀県の校舎で教室授業を行うほか、オンラインによる遠隔授業や、リアルタイムで学べるオンライン家庭教師などのサービスを展開。

個別説明会や、体験授業なども実施しています。

【校舎】

滋賀

【おすすめポイント】

• 個別カリキュラムで学べる社会人・再受験コース
• 「できない」を作らないインフィア式メソッド
• 経験に基づく実践的な指導

【特徴】

インフィアは、マンツーマンの個別指導を強みとしています。

再受験の指導にも力を入れており、仕事や通学と両立しやすい個別のカリキュラムを提供。

社会人・主婦・医学部以外に進学した大学生など、多様な受講生が集います。

インフィアの「社会人・再受験コース」では、個別相談によって授業計画を作成します。

また、無料の実力診断テストも実施しているため、今の学力に合った適切な指導を受けられるでしょう。

③MEDUCATE

MEDUCATEは、現役医師が代表を務める医学部受験予備校です。

全国に5つの校舎を運営するほか、通信講座・オンライン講座・家庭教師・個別指導などのサービスを展開。

中学生や高校生に加え、再受験生の指導も行っています。

また、Youtubeによる医学部受験情報の発信なども手がけています。

【校舎】

東京（御茶ノ水）・千葉・神奈川・岡山・大阪

【おすすめポイント】

• 医学部再受験コースを設けている
• 豊富な授業スタイルの中から自分に合ったものを選べる
• 複数名の講師によるチーム体制でのサポート

【特徴】

MEDUCATEは、医学部再受験生に対して積極的なサポートを行っています。

再受験によって医学部に合格した講師も在籍しているため、経験に基づくアドバイスを受けられるでしょう。

また、MEDUCATEは、学習管理に力を入れている予備校としても知られています。

チーム体制による学習管理や、脳科学に基づいた独自のメソッドにより、限られた時間で効率良く医学部合格を目指せるでしょう。

④ACE Academy

医学部予備校ACE Academy（以下、ACE Academy）は、現役の医師が運営する予備校です。

「医学部受験において最高峰の指導をより安く提供する」という理念のもと、学費を安く抑えたコースを提供しています。

また、さまざまな再受験生を医学部合格に導いた豊富な指導実績があります。

【校舎】

東京（小川町）

【おすすめポイント】

• 学費が安い
• 現役医師や医学生の指導を受けられる
• 再受験生の指導実績が豊富

【特徴】

ACE Academyは、例年複数の再受験生を医学部合格に導いています。

過去には、国公立医学部を含め、10名以上の再受験生が医学部合格を果たしたことも。

豊富な指導実績により、自分に合った最適なアドバイスを受けられるでしょう。

また、ACE Academyでは、現役医師による指導が行われます。

受験校の選び方や、面接・小論文の添削に関する指導を受けられるほか、医学部進学後のキャリアに関する相談も可能です。

加えて、ACE Academyは非常に学費が安く、医学部予備校の中では最も安い価格帯であると言われています。

限られた予算で医学部再受験を目指したい方におすすめの予備校であるといえるでしょう。

⑤四谷メディカル

四谷メディカルは、株式会社FRANホールディングスが運営する医学部予備校です。

千代田区二番町に拠点を構え、オンラインによる個別指導も実施。

「1年で医学部全員合格を目指す新しい予備校」をモットーに、さまざまな生徒を医学部合格へ導いています。

【校舎】

東京（二番町）

【おすすめポイント】

• 業界トップレベルの講師陣
• 多浪生・再受験生を合格へ導く高い指導力
• 学力が伸びる「定着率重視」の学習指導

【特徴】

四谷メディカルの特徴は、再受験生の指導に力を入れているという点です。

四谷メディカルでは、入塾時のテストを実施せず、偏差値30台の生徒・多浪生・再受験生など、さまざまな生徒に対して門戸を開いています。

また、四谷メディカルでは、学習定着率を重視しています。

一般的な予備校に比べて約4倍の演習時間を確保し、演習指導と口頭試問を重点的に実施。

短い期間でも、効率良く学力を伸ばせます。

⑥メディカルフォレスト

医学部専門予備校メディカルフォレスト（以下、メディカルフォレスト）は、2013年に創立された予備校です。

東京に拠点を構え、札幌校の運営や通信講座なども手がけています。

また、麹町には、通信講座の受講生への発信拠点を設けています。

集団授業では学習レベルに応じたクラス分けが行われるほか、個別指導のクラスも選択可能です。

【校舎】

東京（池袋・自由が丘）・北海道

【おすすめポイント】

• 生徒一人ひとりに合わせたオーダーメイドカリキュラム
• 集団授業と個別指導を組み合わせて学べる
• 社会人コースがある

【特徴】

メディカルフォレストは、限られた時間で医学部合格を目指す社会人を対象とした「社会人コース」を提供しています。

個別指導を中心に、それぞれのレベルに応じた個別のカリキュラムを作成。

少人数定員制の指導を実施しているため、教室での授業を受ける際も、落ち着いた環境で学べます。

また、メディカルフォレストは、これまで多くの再受験生を合格に導いています。

過去には、文系出身者や30代の再受験生が合格を果たした例も。

専任講師やスタッフによるサポートも充実しているため、安心して学習を進められるでしょう。

⑦メルリックス学院

メルリックス学院は、私立大学医学部に特化した医学部予備校です。

全国に3か所の校舎を展開しており、教室での少人数指導や、オンラインによる個別指導を実施しています。

1999年の創立以来、6,530名の生徒を医学部医学科合格に導いてきました。

医学部受験に関する豊富なノウハウと、授業のわかりやすさには定評があります。

【校舎】

東京（渋谷）・愛知・大阪

【おすすめポイント】

• 再受験生の合格率が高い
• 文系出身者の医学部再受験を積極的にサポート
• 志望校に合った丁寧な面接指導

【特徴】

メルリックス学院は、医学部受験に関する情報力と、再受験生の合格率の高さが強みです。

特に私立大学医学部の再受験に強く、本科生における再受験生の医学部合格率はほぼ100%であるとされています。

また、メルリックス学院には、医学部受験の指導歴が豊富な講師が在籍しています。

「指導している生徒を医学部1校に最終合格させること」を理念に掲げ、生徒一人ひとりに対して細やかで熱意溢れる指導を実施。

無料の体験授業やセミナーなども積極的に実施しているため、興味をお持ちの方は公式サイトを確認してみましょう。

医学部再受験専門予備校のおすすめ1選

ここでは、医学部再受験専門予備校の特徴や、おすすめのポイントについて解説します。

①医学部再受験専門予備校

医学部再受験専門予備校は、医学部の再受験に特化した予備校です。

東京都渋谷区に拠点を構え、オンライン授業や、受験に関するコンサルティング業務などを手がけています。

また、Zoomを使ったオンライン授業により、全国どこからでも受講可能です。

【校舎】

東京（渋谷）

【おすすめポイント】

• 再受験に特化したプログラム
• 全教科に対応可能
• オンラインで学べる

【特徴】

医学部再受験専門予備校の最大の特徴は、医学部再受験に特化した学習プログラムが提供されているという点です。

多くの医学部予備校は現役生の受験指導に力を入れており、再受験だけを専門的に行う予備校は希少です。

医学部再受験専門予備校では、個別指導を中心とした授業を行っているため、生徒の事情に合わせた柔軟な対応を受けられます。

また、Zoomを用いたオンライン授業を実施しているため、時間や場所を選ばず自分のペースで学習できます。

さらに、独自の「苦手科目克服プログラム」によって、バランスよく学力を伸ばせるでしょう。

医学部再受験向けオンラインが可能な予備校のおすすめ3選

ここでは、オンラインで学べる医学部再受験向けの予備校を3選紹介します。

1. アガルートメディカル
2. 富士学院
3. 医学部専門予備校YMS

①アガルートメディカル

アガルートメディカルは、株式会社アガルートが運営する医学部予備校です。

株式会社アガルートは、オンラインで学べる資格講座を多く手がけています。

アガルートメディカルはオンラインに特化した医学部予備校であり、高校生・既卒生・社会人など、さまざまな生徒に対する豊富な指導実績があります。

【おすすめポイント】

• コーチングと映像授業を組み合わせた指導を受けられる
• デジタル教材を使って効率良く学べる
• リーズナブルな学費

【特徴】

アガルートメディカルの特徴は、医学部受験に必要な知識を効率的に習得できるという点です。

アガルートメディカルでは、オンライン教育に関する豊富なノウハウを活かし、要点をコンパクトにまとめたオリジナルの教材を使用。

プロの講師による映像授業と、マルチデバイス対応のデジタルテキストによって、短い時間で効率良く学べます。

スキマ時間を活用できるため、仕事と受験勉強を両立させたい再受験生に適しているでしょう。

加えて、アガルートメディカルでは、現役医学部生によるコーチングを実施しています。

コーチングはオプションとして追加できるため、費用を抑えたい方は本科生コースだけを受講することも可能です。

アガルートメディカルの講座を見る＞＞

②富士学院

富士学院は、全国に10校の直営校を運営する医学部予備校です。

入学時の学力制限を設けず、さまざまな生徒に医学部受験指導を行ってきました。

個人指導や期間限定特別講習などを実施しているほか、オンラインでの個別指導も手がけています。

【おすすめポイント】

• 合格者数が多い
• 学力を問わず入学できる
• 講師の質が高い

【特徴】

富士学院では、一部のコースを除き、入学時の選抜試験を実施していません。

そのため、ブランクがある社会人の方や、今の学力に自信がない方でも医学部合格を目指せます。

また、富士学院のオンライン個別指導では、生徒と講師が双方向のコミュニケーションを取りながら授業が進みます。

今の自分に合った内容の授業を受けられるため、無理なく受験勉強に取り組めるでしょう。

なお、高卒生を対象としたコースのうち、「富士ゼミ生」のコースには新規受講生の受付期間が定められていますが、再受験・個人指導・転塾に関する相談はいつでも可能です。

気になる方は、最寄りの校舎へ問い合わせてみましょう。

③医学部専門予備校YMS

医学部専門予備校YMS（以下、YMS）は、昭和56年に創設された歴史ある予備校です。

2023年には283名の医学部最終合格者を輩出しており、1校舎あたりの合格者数は国内でもトップクラスです。

また、毎年公開される解答速報や過去問解答は、多くの受験生から支持されています。

【おすすめポイント】

• 合格実績が高い
• 歴史と伝統がある
• 自宅でリアルタイムの双方向授業を受けられる

【特徴】

YMSは、高い医学部合格実績を誇っています。

また、「医の心」を育む教育に力を入れています。

加えて、長年の指導実績に基づく豊富な情報が強みです。入塾時の学力判定テストに合格すれば、本科生として入学可能です。

また、Zoomを使ったオンライン授業を実施しているため、自宅でも対面授業と変わらないクオリティの指導を受けられます。

医学部再受験向けの予備校を選ぶ際のポイントとは？

医学部再受験向けの予備校を選ぶ際は、以下の3つのポイントをチェックしましょう。

1. オンライン学習に対応しているか
2. 再受験の合格実績があるか
3. 個別指導を受けられるか

①オンライン学習に対応しているか

医学部再受験向けの予備校を選ぶ際は、オンライン学習に対応しているかどうかを確認しましょう。

再受験の場合は、受験勉強と仕事や家庭との両立が必要な受験生も多いです。

通学予備校は決まった時間に校舎へ足を運ばなければならないため、途中で通学が難しくなるというケースも見受けられます。

オンライン学習が可能な予備校なら、スケジュールを立てやすく、働きながら学ぶ社会人の方でも無理なく勉強を続けられるでしょう。

また、近年では、オンライン授業に特化した医学部予備校や、オンラインで対面授業と同等の指導を受けられる予備校も増えています。

多くの予備校の中から、オンライン授業の受講方法や、再受験に対応可能なコースがあるかどうかを確認し、条件に合ったところを選ぶのがおすすめです。

②再受験の合格実績があるか

医学部再受験においては、再受験での合格実績がある予備校を選ぶことが重要です。

多くの医学部予備校は合格実績を公表していますが、合格者のほとんどを現役生が占めている場合も。

そのため、予備校全体の合格実績が高くても、再受験の指導実績が豊富であるとは限りません。

また、再受験の場合は、ブランクを埋めるための対策や、現役生とは異なる受験戦略が求められます。

さらに、再受験に適した大学の選び方や、志望校ごとの対策なども必要です。

再受験生の指導を行い、実際に医学部合格へ導いた実績がある予備校なら、再受験に適した指導のノウハウを有していると考えられるでしょう。

③個別指導を受けられるか

医学部再受験の予備校を選ぶなら、個別指導を受けられる予備校がおすすめです。

再受験生は、人によって学習のレベルやブランクの期間が異なります。

そのため、一定のペースで授業が進む集団授業よりも、生徒一人ひとりに合った指導を受けられる個別指導が適しているでしょう。

個別指導では、不明点をすぐに質問できるため、集団授業よりも効率良く学習を進められます。

また、苦手なポイントを重点的に学んだり、過去の学習内容を総復習したりと、目的に合わせて受講することも可能です。

限られた時間の中で医学部受験に挑む再受験生にとっては、有力な選択肢となるでしょう。

医学部再受験予備校のおすすめまとめ

本コラムでは、医学部再受験におすすめの予備校を11選紹介しました。

医学部再受験においては、現役生とは異なるアプローチが必要です。

特に、社会人の方が医学部を再受験する場合、生活と受験勉強の両立が大きな課題となります。

限られた時間を有効に活用するためには、オンラインで学べる予備校がおすすめです。

学校や仕事と再受験の勉強を両立させたい方は、アガルートメディカルの受講を検討してみましょう。

アガルートメディカルはオンライン学習に特化した予備校であるため、スキマ学習やスマホ学習に適しています。

サポートも充実しているため、自分のペースで着実に医学部合格を目指せるでしょう。

自分に合ったコース選びでお悩みの方や、実際の講座を体験してみたい方は、無料の受講相談や資料請求をご活用ください。