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大学受験生の中には学部や学科問わず浪人する人は珍しくありません。

中でも難易度の高い医学部受験になると、2浪や3浪、4浪にとどまらず5浪までしてしまうことも。3浪以上は「多浪」と呼ばれ不利になると言われていますが、実際のところ多浪は不利になるのでしょうか。

本コラムでは医学部受験での多浪が不利になるのか解説します。

実際に3浪以上で合格する人の割合や多浪になりやすい人の特徴、合格するためのポイントも紹介するので参考にしてみてください。

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医学部受験で多浪生は不利って本当?

医学部受験で多浪生が不利かどうかについてですが、文部科学省が公表している「緊急調査結果速報」によりますと、やや不利と言わざるを得ない状況です。

実際に2018年の年齢別の受験者数と合格者数を見てみましょう。

年齢受験者数合格者数合格率
18歳以下37,6344,89813.0%
19歳36,3534,82313.3%
20歳20,2301,9369.6%
21歳10,2477697.7%
22歳以上20,7099834.7%
※参考:「緊急調査結果速報(2018年分)文部科学省」のデータを加工して作成

18歳以下の現役世代と19歳の1浪と呼ばれる範囲までは13%台をキープしています。

しかし、20歳になり2浪、3浪となるにつれて合格率は1桁台に。22歳以上の4浪では5%を下回る結果となっています。

多浪自体が不利になることはなくても、多浪生の合格実績が低い大学があるのは事実と言えるでしょう。

医学部受験で3浪4浪5浪で合格する人の割合

医学部受験で3浪4浪5浪で合格する人の割合は、3浪以上の合格率はいずれも1桁台です。

現役合格や1浪・2浪の場合は10%前半~半ばをキープしているデータがあり、実際に浪人回数が増える程、合格率は下がります。

2013年から2018年までの3浪や4浪、5浪の合格者数と合格率は以下の通りです。

年度21歳(3浪)22歳以上(4浪以上)
合格者数合格率合格者数合格率
2018年度(平成30年)769名7.5%983名4.7%
2017年度(平成29年)757名7.6%1,089名4.9%
2016年度(平成28年)820名7.7%1,232名5.6%
2015年度(平成27年)822名7.7%1,234名5.7%
2014年度(平成26年)748名7.2%1,085名5.0%
2013年度(平成25年)664名7.7%1,100名5.9%
※参考:「緊急調査結果速報・文部科学省」のデータを加工して作成

「多浪が不利」と言われている理由は、上記のようなデータが関係しているのかもしれません。

ただし、不利というよりは合格率が現役や1浪に比べると低いというデータ結果に基づくもののため、不利だと思っても諦めようとする必要はないでしょう。

医学部受験で多浪する人の3つの特徴とは

医学部受験で多浪する人には共通する特徴があります。以下では、多浪生になりやすい人の特徴を3つ紹介します。

  • 学習方法が合っていない
  • 根拠のない理論に頼っている
  • 人の力を借りようとしない

学習方法が合っていない

医学部受験で多浪生になりやすい人の多くが、自分に合っていない学習方法を実践しています。

勉強時間をしっかり確保しているはずなのに、なかなか思うように学力が上がらないと感じている人に多いかもしれません。

自分に合った学習方法を実践できなければ、無駄な勉強時間を浪費し、結果として多浪になってしまいます。

根拠のない理論に頼っている

根拠のない理論に頼っていることも多浪になりやすい人の特徴です。

浪人生の年数が長くなる分、自分で築き上げた価値観に捉われがちとなってしまいます。

「この問題は恐らく試験に出ない」「この単元は飛ばしても構わない」と根拠のない理論に頼っている人は注意が必要です。無意識に苦手分野から目を背ける癖が付いてしまっています。

もちろん、予備校や塾で講師から受けたアドバイスを参考に学習を行っているなら問題はありません。根拠のない理論は一旦頭から抜き去り、医学部受験に必要な知識を着実に身に付けましょう。

人の力を借りようとしない

自力で何とかしようという姿勢は悪いことではありませんが、そのままでは多浪のループから抜け出せなくなってしまいます。

医学部受験に必要なことは学力だけではありません。記述問題では誰かに添削してもらってこそ苦手を克服できます。また、二次試験では面接が行われるため、面接対策も必要不可欠です。

多浪してしまう人ほど、人の手を借りようとしない傾向があります。自力で何とかできる部分と、人の手が必要な部分を把握し、効率よく学習を進めるのが多浪から抜け出す近道です。

医学部受験の3浪4浪5浪から合格するポイント

医学部受験で多浪から合格するためのポイントは以下の通りです。

  • 過去の結果を分析する
  • 予備校や塾を活用する
  • 勉強法を見直す

過去の結果を分析する

まずは過去の結果を分析することです。

合格できなかった理由を自分なりに分析しましょう。浪人回数が多いほど、つらい結果から目を背けたくなるかもしれません。

しかし、同じ失敗を繰り返さないためにも必要な作業です。

実力不足で点数が取れなかった、面接で上手に受け答えできなかったなどありますが、分析すべきはさらに深掘りすることです。

「記述問題に時間を割きすぎて見直しができなかった」
「試験に出ないだろうと思っていた単元が出題された」

このような理由による失敗は必ず克服できます。不合格となった理由を明確に、次回の合格を目指しましょう。

予備校や塾を活用する

予備校や塾を活用することもひとつの手段です。

これまで独学で医学部合格を目指していた人はぜひ積極的に活用してみましょう。

中には学費のことでためらいが生じているのかもしれません。しかし、多浪のままでいるよりはよほど効率的です。

どうしても学費がネックになっている人はオンライン予備校がおすすめです。オンライン予備校は通学より安価であることが多く、自宅で医学部合格を目指せます。

勉強法を見直す

勉強法を見直したうえで、自分に合った勉強法に変えましょう。

今まで貫いてきた勉強法を変えることは大変勇気がいることです。しかし、思い切って変えることで予想以上の効果が見られるかもしれません。

勉強法がわからない場合は予備校や塾の講師に相談してみましょう。

医学部の多浪まとめ

本コラムでは医学部の多浪について解説しました。

実際に3浪や4浪、5浪と浪人回数を重ねるごとに合格率は下がる傾向にあります。そのようなデータがあるため、多浪は医学部受験に不利と言われているのかもしれません。

また、多浪になりやすい人は学習方法が合っていない、根拠のない理論に頼っている、

人の力を借りようとしないなどの特徴があります。

多浪から抜け出し、医学部への合格を果たすためには過去の結果を分析することです。ほかにも予備校や塾を活用したり、勉強法を見直したりと合格するためのポイントを行ってみましょう。

勉強法を変えるならオンライン予備校もおすすめです。

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