販売員とは?平均年収・仕事内容・転職方法を解説!なるにはどうすればいい?
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販売員とは?
販売員とは、店舗でお客さんに接客や販売、会計を行うというものです。他にも商品管理や商品配置を考えたり清掃を行ったりもします。販売員は、百貨店やアパレル店など様々な店舗で必要な仕事です。
お客さんが快適に買い物を楽しんでいただけるようにお客さんが何を求めているか考えて、アドバイスするスキルが求められます。そしてお客さんへのアドバイスを通し、店舗の売り上げ向上に貢献します。
販売員は勤務時間や勤務形態が様々であり、ライフスタイルに合わせて働き方を工夫しやすいところに魅力があるでしょう。
販売員の平均年収は?
販売員の平均年収は、厚生労働省の情報提供サイトjobtagによると357.7万円です。しかし、販売員には正社員だけでなく契約社員やパート、アルバイトなど雇用形態が様々あり、給与にも大きな違いが生じます。パートやアルバイトの場合は、時給制が基本で1000円前後が一般的です。
また、個人の売り上げによってボーナスが支払われる制度を導入しているところもあります。年齢別の平均年収は以下の通りです。
年齢 | 年収(万円) |
20〜24 | 288.49 |
25~29 | 335.4 |
30~34 | 361.43 |
35~39 | 385.16 |
40~44 | 414.89 |
45~49 | 399.98 |
50~54 | 381.19 |
55~59 | 361.99 |
60~64 | 295.35 |
65~69 | 250.61 |
70~ | 219.82 |
参照:「職業情報提供サイトjobtag デパート店員」 厚生労働省
販売員の仕事内容は?
販売員の仕事内容は、お客さんへの接客販売やレジ、商品管理などがあります。具体的にどのような仕事があるのか見ていきましょう。
- 開店準備
出勤した後は、お客さんを気持ちよくお出迎えできるようにレジ開けをし、店内の清掃をします。デパートなどの大きな商業施設では、全体で開店前に朝礼を行い、注意事項や催事情報などの共有も行います。
店舗内でもスタッフ同士で注意事項や売り上げなどの共有が行われることもあるでしょう。 - 接客
お客さんとコミュニケーションを取ることで、お客さんが好きなものやほしいものなどを汲み取り、それに合う商品を提案します。 求めている商品以外にも勧めたい商品があれば、さりげなく提案をして購入を促します。 - レジ
お客さんと金銭のやり取りをすることはもちろん、袋詰めやギフト用の場合はラッピングを行います。他にもコミュニケーションを取りながら新規顧客の獲得を目指してアプリ会員などの会員登録を行ってもらえるように促します。 - 商品管理
入荷商品の検品や品出し、商品整理、在庫管理を行います。在庫を整理しておかなければ、業務効率の悪化につながるため、手が空いている時に陳列商品の補充や整頓を行い、常に万全な状態にします。欠品が出そうになったら発注作業を行うこともあるでしょう。 - 商品配置
新商品や売り出したい商品などを店舗の表に置いたり、マネキンに着せたり工夫をして商品の配置を行います。この商品配置は本部で決められていることもありますが、店舗スタッフで決めることもあります。
置く場所によってお客さんの入店数も変わるため、売り上げに影響することから商品を配置するセンスやお客さんの動向を見ることのできる力が求められるでしょう。 - 閉店作業
閉店作業は店舗にお客さんが入れないようにシャッターなどを下ろすところから始まります。その後の清掃作業では、床の清掃だけでなく商品ケースなどのガラスを拭いたり試着室の掃除をしたりします。レジ締めで収支に問題ないことが確認できたら、1日の業務は終了です。
販売員に向いている人は?
販売員に向いている人は、コミュニケーション能力が高い人や提案力がある人だと言えます。詳しくどのような人が向いているのか見ていきましょう。
- コミュニケーション能力が高い
販売員の仕事はお客さんとコミュニケーションを取ることに大半が費やされるため、積極的にコミュニケーションを取ることができる人に向いています。
また、ほぼ毎日初めてのお客さんと接することになるため、初対面の人ともほとんど緊張なく話せると良いです。人と会話を楽しむことのできる人は販売員の仕事を楽しく行うことができるでしょう。 - 提案力がある
販売員はお客さんに合わせて柔軟に適切な商品を提案できる力のある人が向いています。お客さんの中には、どのような商品が欲しいのかわからない人もいます。そのため、販売員は常に市場の環境やお客さんのニーズに対応し提案していかなければなりません。
お客さんから信頼されるためにも説得力のある提案ができる人は販売員に向いているでしょう。 - 臨機応変な行動できる
お客さんや季節などによってニーズや対応の仕方が変わるため、どのような場面においても臨機応変な行動ができる人は販売員に向いています。
他にも多くの商品を扱うようなお店の場合は、商品に合わせた接客や販売方法が求められます。これらができると、お客さんは商品を柔軟に受け入れられるようになるでしょう。
販売員に将来性はある?需要は?
販売員はオンラインショップへの移行が進んでいることから需要は減っていますが、実店舗がなくなることはないため将来性はなくなりつつも需要が全くなくなることはないでしょう。
現在、オンラインショッピングが充実してきましたが、街中の店舗は変わらず多く存在しています。実際に目で見て試着するなどして購入したいと思う人や販売員にアドバイスを求めたいと思っている人は今後もいるとされています。
販売員になるには?
販売員になるために必須の資格や学歴はありません。様々な業種の企業で募集がされていますが、採用時にその業種の知識が必要ということも少ないです。入社後に、研修や現場で教わっていきます。
他にも初めはアルバイトやパートで採用してもらい経験を積んだ後に、正社員にステップアップする方法もあります。店長や幹部を目指す場合は、大学で経済学や経営学などを学んでおくと有利になるでしょう。
販売員に転職するには?未経験でもなれる?
販売員になるために必須の資格や学歴はないため、未経験でも転職は可能です。販売員として働きたい好きなブランドがある人や一度何らかの仕事をやめて再復帰したいと考えている人が転職する傾向にあります。
経験者も未経験者も入りたい業種の採用に応募していきます。未経験で不安な場合はアルバイトやパートから始めるという方法もあるため、自分にはどのような働き方が合うか考えてみましょう。
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