ドレスコーディネーターとは？平均年収・仕事内容・転職方法を解説！なるにはどうすればいい？

ドレスコーディネーターとは？

ドレスコーディネーターとは、結婚式や結婚の記念撮影で使うドレスや和服などに関するスペシャリストのことです。お客さんの要望を聞いて、似合うウエディングドレスや和服、アクセサリーなどの提案をします。

ドレスコーディネーターの平均年収は？

ドレスコーディネーターの年収に関する統計データはありませんが、一般的には280〜350万円だとされているようです。サラリーマンの平均的な年収に比べると、比較的低い傾向にあります。また、インセンティブ制を取り入れている企業もあるため、求人に応募する際に調べてみましょう。

ドレスコーディネーターの仕事内容は？

ドレスコーディネーターの主な仕事内容は、新郎新婦の意見にそって似合う衣装を提案することです。詳しくどのような仕事をしているのかを見ていきましょう。

来店前の接客

お客さんが予約を入れる時に、事前に希望のドレスやイメージを伺います。その後、お客さんからの情報に基づいてどのような衣装を提案するか検討します。ドレスショップには、多くのドレスがあるため、どのようなタイプのドレスが置いてあるか把握しておかなければなりません。

来店中

初めに事前のヒアリングから派生して詳しく打ち合わせをした後に、ドレスの提案や試着を行なっていきます。ウエディングドレスだけでなく、お色直しの衣装や新郎の衣装、アクセサリーなども選ぶために何度か来店してもらいます。ここでいかにプロとしてのアドバイスができるかが重要になるでしょう。

衣装などの手配

衣装やアクセサリーが決定すると、挙式日など使用する日に合わせて用意します。似ているドレスやサイズも豊富にあるため、間違いがないように何度も確認することが欠かせません。

ドレスコーディネーターに向いている人は？

ドレスコーディネーターは、ブライダル衣装に関する知識はもちろん、新郎新婦に満足いく日にしてもらいたいという気持ちを持っている人が向いています。具体的にどのような人が向いているか見ていきましょう。

専門知識のある人

ドレスにはたくさんの色や生地、デザインがあるため全てを把握する必要があります。また、ブライダルマナーや最新のファッショントレンドの知識があると、さらに仕事の幅が広がります。

コミュニケーションスキルがある人

新郎新婦に素敵な日にしてもらうには、希望を思い残すことなく聞き出すことが不可欠です。また、ドレスショップは多くあるため自分のお店で選んでもらうことが大切になります。そのため、コミュニケーションスキルは欠かせません。

体力のある人

1日中立つだけでなく、試着の手伝いのためにかがんだり重いドレスを運んだりしなければなりません。それを乗り越えられる体力のある人が向いていると言えるでしょう。

ドレスコーディネーターに将来性はある？需要は？​​

ドレスコーディネーターに将来性はありますが、需要は高まることはないと考えられます。理由としては婚姻数が減少していることに加え、結婚式を行わない人も増えているためです。近年結婚式は多様化しており、それに合わせられる柔軟性をもったドレスコーディネーターの需要はあります。

また、ドレスコーディネーターから衣装のスペシャリストへとキャリアアップすることも可能です。具体的には、アパレル業界での接客や教育関連業界での講師として活躍することができます。

ドレスコーディネーターになるには？

ドレスコーディネーターになるために必須な資格や学歴はありません。しかし、ドレスコーディネーターになるために必要なスキルや知識があり、専門学校での学習や資格を取得することが一般的です。詳しく方法を見ていきましょう。

専門学校に通う

ブライダル関係の専門学校があり、実践的なカリキュラムが組まれています。ドレスのことだけではなく、ブライダルマナーや接客スキルを実践的に学ぶことができます。学校独自でブライダル企業と繋がりがあることもあり、就職に有利になる可能性もあるでしょう。

資格を取る

ドレスコーディネーターになるために必要な資格はありませんが、資格を取っておくと就職の際に有利になることがあります。ブライダルコーディネート技能検定やWBJ認定コーディネーター、BIA認定アソシエイトブライダルコーディネーターといった資格があります。

ドレスコーディネーターに転職するには？未経験でもなれる？

ドレスコーディネーターになるために必須の資格や学歴はないため、未経験でもなることは可能です。アパレル業界で元々働いていて、ブライダル業界に憧れがある人が転職する傾向にあります。

未経験の場合は、ブライダル関係のスクールでの学習や、資格を取得して知識をつけると良いです。また、未経験でも募集しているところがあるため、挑戦して実務経験を積んでいきましょう。