アプリケーションエンジニアとは?平均年収・仕事内容・転職方法を解説!なるにはどうすればいい?
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アプリケーションエンジニアとは?
アプリケーションエンジニアとは、ITエンジニアの中でもWebアプリやスマホアプリ、業務系アプリなどの開発を行う仕事のことです。
特定のプログラミング言語や開発ツールを使って、使用が予想されるユーザーやクライアントのニーズにあったアプリケーションを開発します。また、開発するだけでなく、既存のソフトウェアの改善や更新、新しく作ったアプリケーションのメンテナンスも行います。
アプリケーションエンジニアは、他の開発者やデザイナーなど多くの人と協力してプロジェクトの目標を達成することが一般的です。スキルの高い人のところに難易度が高い仕事が集まるため、最前線で活躍するには努力することが必要不可欠でしょう。
アプリケーションエンジニアの平均年収は?
アプリケーションエンジニアの平均年収は、厚生労働省の情報提供サイトjobtagによると550.2万円です。サラリーマンの平均的な収入に比べると比較的高い傾向にあります。また、スキルや携わるプロジェクトによって年収が変化していきます。年齢別の平均年収は以下の通りです。
年齢 | 年収(万円) |
20~24 | 322.45 |
25~29 | 434.18 |
30~34 | 518.27 |
35~39 | 601.69 |
40~44 | 625.56 |
45~49 | 685.98 |
50~54 | 701.75 |
55~59 | 698.68 |
60~64 | 533.93 |
65~69 | 521.14 |
70~ | 521.88 |
参考:「職業情報提供サイトjobtag」厚生労働省
アプリケーションエンジニアの仕事内容は?
アプリケーションエンジニアの仕事内容は、スマホアプリやWebアプリなどアプリケーションの設計や開発をすることです。
アプリケーションを専門的に扱える技術者として、システム開発の上流から下流の工程まで一連の流れに携わることができます。実際には1人が全てをするのではなく、複数人で分業することが多いです。詳しい仕事内容を見ていきましょう。
分析
ユーザーやクライアントからの要望やニーズの聞き取りや調査、分析を行います。理想とするソフトウェアの機能や性能、使用環境に関する詳細な部分まで分析をします。この分析がどの段階までできるかによって、この後の設計や開発の段階に影響してくるでしょう。
設計
分析した資料に基づいて、ソフトウェアのアーキテクチャとデザインの計画と設計を行います。データベースの構造を練ることとアプリケーションの流れやユーザーインターフェースの設計も行います。
開発・テスト
プログラミング言語や開発ツールを使用して、設計したソフトウェアを開発して実装します。実装したものをユニットテストや統合テストなどの様々なテストを実施して、アプリケーションの品質や正確性も確認します。
メンテナンス
テストや実際使用していく段階で問題が発生した場合、問題の箇所を見つけ、修正を行います。さらにユーザーの意見に合わせて新機能の追加もします。アプリケーションが完成することなく、常に良い状態でユーザーに使ってもらえるように学習し修正を加えていくことが不可欠です。
アプリケーションエンジニアに向いている人は?
アプリケーションエンジニアに向いている人は、プログラミングスキルのある人やチームワーク力がある人と言えるでしょう。まずプログラミングスキルに関して、アプリケーションエンジニアは、少なくとも1つ以上のプログラミング言語を習得していなければなりません。
チームワーク力に関しては、多くの場合、アプリケーションエンジニアはチームで協力してプロジェクトを進めることがほとんどであるため、コミュニケーションをとることが不可欠です。
また、経験を積んだアプリケーションエンジニアは、開発現場の責任者となることもあるため、チームをまとめるリーダーシップがあるとより活躍できるでしょう。
アプリケーションエンジニアに将来性はある?需要は?
現在、情報技術の急速な発展とデジタル化が進んでいることから、アプリケーションエンジニアには将来性も需要もあると言えます。
また、スマートフォンやタブレットの普及によりアプリケーションの需要が急増しています。これらのことから、アプリケーションの開発やメンテナンスを担当するアプリケーションエンジニアの需要は高まっていると言え、今後も多くのニーズがあり、高い技術力が求められるため将来性もあるでしょう。
アプリケーションエンジニアになるには?
アプリケーションエンジニアになるために必須の資格や学歴はありません。
しかし、アプリケーションエンジニアは、システム開発プロジェクトの責任者を任されることが多いです。そのため、最初はプログラマーやシステムエンジニアとして開発経験を積んでから、アプリケーションエンジニアとして専門性を高めていくという流れが一般的です。
ソフトウェアの開発を行う企業は多くあり、その中でも会社によって手がけるアプリケーションは異なります。どのような分野のアプリケーションを専門にしたいかを考えておくと良いでしょう。
アプリケーションエンジニアに転職するには?未経験でもなれる?
アプリケーションエンジニアに転職するために必須の資格や学歴はありませんが、IT関係の資格やシステムエンジニアなどの実務経験が必要になるところが多いです。
アプリケーションエンジニアに未経験で転職することは難しいため、プログラマーやシステムエンジニアをやっていた人が転職する傾向にあります。
未経験の場合は、まずプログラマーなど初心者でも始められるところから始めます。その後、実力がついたらアプリケーションエンジニアを募集しているところに転職していきましょう。
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